We Are The Champions
テキサス・スターズ、AHL優勝!!
延長14分30秒、Nemeth(今季ダラスで13試合出場)が、すこーんと綺麗に決めた。
負けたキャップスにとっては延長サドンデスだけど、わしらにとってはサドン・カップだ。と表現した人がいた。
うん、ぴったりだね。
主将のFortunus(ダラスで今季1試合、通算9試合出場)が、カルダー・カップを受け取り、高々と掲げる。
NHLのスタンリー杯に比べると美しさのないカップだけど、
(数年前、表彰式の最中に台座からボコッと外れて落ちたことさえある、しょぼいカップだけど、)
だけど、だけど、私は嬉しい。本当に嬉しい。
おめでとう、私のスターズ。
この若い子たちが成長して1軍に上ってチームの主力となる5年後くらいには
ダラス・スターズ、きっときっと優勝できると思います。
楽しみです。
ダラス・スターズのファンとして下部組織のテキサス・スターズ「も」応援してる奴は多いですが
彼、リャマの「C.M.へぶぅ」は純粋にテキサスだけを応援している珍しいぬいです。
…あんまり喜んでる顔には見えませんが、これでも喜んでるんですよ。(優勝の瞬間)(テレビ観戦)
これがソーセージ・サンデー。
ソーセージ2本とマカロニのチーズ和え、屑肉、マッシュポテトをバナナ・スプリットに似せて盛りつけた一皿。
砂糖漬けさくらんぼの代わりに飾られた酢漬けの赤唐辛子がたまらなく愛らしい。13ドル。
#DTID Dallas 'Til I Die
諸事情のもと。
大好きなダラスを離れ、ジョージア州アトランタに引っ越すことになりました。
日なたに5分も立っていると頭がくらくらして意識がすーっと遠のくような強烈な真夏の太陽と
私の庭で勝手に繁殖しやがって大量の糞を残していくツバメやウサギたちと
道に落ちてるアルマジロの轢死体と
おいしい仁記の餃子と、TEX-MEXと、ブルーベルアイスと
仕事は雑だけど私とは妙に相性が良かった歯医者さんと
そして私のダラス・スターズと、明後日でお別れです。
今まで経験してきた9回(数え方によっては13回)の転居の中で、1番辛いです。
デルタ航空(本社:アトランタ)よりも、アメリカン航空(本社:フォートワース,TX)の方が好きです。
(デルタは太平洋便の預け入れ荷物は2個目から有料:100ドルです。アメリカンは2個無料だよ)
サウスウエスト航空(本社:ダラス)はもっと愛してます。
(米国内線の預け入れ荷物が無料なのは今じゃサウスウエストくらいなもんだ)
コカコーラ(本社:アトランタ)より、ドクターペッパー(本社:ウェイコ,TX)の方が口に合います。
テキサスのハンバーガーチェーン「WHATABURGER(ワタバーガー)はとても美味しいです。
(脂ギトギトで体にとても悪そうですが)
アトランタ本社のバーガー屋「A****」は1回だけ入って凄まじく酷い味だったので以来14年間利用していません。
(あのとき選んだ1品がたまたまサイテーだったのかしら?)
プロ野球はホームラン王ハンク・アーロン(アトランタ・ブレーブス)も名前を聞いたことくらいはあるけど
奪三振・与四球・暴投王ノーラン・ライアン(テキサス・レンジャーズ)の方がずっとよく知っています。
(だってアーロンは川原作品に登場しないからね)
ピカンナッツはジョージア名産だけど、テキサスのピカン(テキサス州の木)はそれよりもっと美味しいです。
(いや、食べ較べたことないんだけど)
ジミー・カーター(ジョージア州出身)より、ジョージ・ブッシュ(元テキサス州知事)の方が好感もてます。
(う、うそかもしれない、これは^^)
だいたいジョージアなんて独立国だったことが無いじゃないか。
(建国13州だけど)
テキサスは、星条旗と同じ高さに州旗を掲げることを公式に許された唯一の州なんだぞ。
(…私の記憶が確かなら、だ)
それに何よりアトランタなんか、NHLが逃げ出すような町だぜ!
(アトランタ・スラッシャーズ、2010-11年シーズンを最後にウィニペグ(カナダ)に移転しました)
(詳しく言うと。かつてあった「アトランタ・フレームス」が、1980年にカナダに逃げた。
現地ファンの懸命な活動が実って新チーム「スラッシャーズ」が誕生したのが17年後、1997年。
1999年から晴れてNHLの一員となり………でも、わずか12年で、その新チームもまた逃げた。
プレイオフ出場1度きり、1回戦0勝4敗で終了。レギュラーシーズン通算成績339勝502敗58分)
アトランタはダラスと違って無意味に湿度が高いから食品が湿気るしかびるし
06年の感謝祭前にEatZi'sが撤退しちゃったからあの世界一美味しいクレームブリュレが食べられないし
ごめんなさい。単に難癖つけてるだけです。
坊主憎けりゃエクボもアバタ。
私はジョージアは嫌いです。アトランタになんか行きたくなかった。
世界中、どこにだって移りたくない。ずっとずっと、ダラスにいたかった。
こんな形でダラスを離れなければならないことについては、夫の会社を深く深く恨んでいます。
散弾銃など持っていたらば、ちょっと行ってダダダダダダッとやってやりたい気分。
でも、19年前にあの会社に入らなければ、私はダラスに来る機会など一生なかったのも確かです。
僅か15年とは言えこの町で暮らせたこと、私のスターズに生の声援と拍手を送れたこと、とても幸せでした。
そこのところは会社に感謝しておこう。
「15年前、10年前は」ありがとうございました。96年YEPの料理は美味しかった。
今?知るかよ。けっ!
新しい土地、ジョージアというところは
・「風と共に去りぬ」の舞台です。
だから現地でぬいぐるみさんを連れて来て「ショースケ・オハラ」と名付けよう。
・名産品は「缶コーヒー」ではありません。絶対に違います。
頭にくるのでウシのぬいさんを連れて来て「UCC(うっしっし)」と名付けよう。
・州の木は桃だそうです。そういえば「50州硬貨」シリーズでもジョージアのは桃の実の意匠だったな。
だからもう1匹ウシのぬいさんを連れて来て「もーも」と名付けよう。
・マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(MLK)は、アトランタ出身です。
だから更に1匹ウシのぬいさんを連れて来て「MLK(みるく)」と名付けよう。
・…カタカナで書くと判らないよね。実は「マルチン・ルター」と同じ綴りなんだよマーティン・ルーサー。
だからウシじゃなくていいからぬいさん連れて来て「る太」と名付けよう。
・1996年アトランタ五輪、私の小中学校時代の同級生が出場したので、個人的に思い出深い大会でした。
あれからもう18年も経つのか。嘘みたいだ。でも確かに記憶は薄れてしまっているな。
確実に覚えているのは聖火最終走者のモハメド・アリと女子マラソン優勝のファツマ・ロバ選手だけ。
だから蟻のぬいさんとロバのぬいさんを……何て名付けよう?
・何のぬいさんでもいい、とりあえず私の命名の法則に基づき誰かに「らん太」と名付けよう。
・ジョージアと、近隣の諸州(南北キャロライナ、アラバマ、テネシー)は私にとって未踏の地でした。
これで一気にナワバリが広がるのがちょっと嬉しいです。
・日常生活ではお世話になることはまず無いけれど、アトランタには日本領事館があります。
てことは!次回の国政選挙では、かなり簡単に公館投票ができるってことです。
13年前に在外選挙人登録をして。
以来、私たち夫婦が権利を行使したのは2004年夏の参院選ただ1度だけ。
ヒューストンは遠すぎて。郵便投票は複雑すぎて面倒すぎて、郵送料も馬鹿高すぎて。
ずっと箪笥の引き出しで眠り続けた登録証が、ようやく日の目をみることになりそうです。
これは非常に嬉しい。アトランタへ越すことの、一番の利点かもしれません。
え、え??住所が変わったときには再発行が必要みたい。この登録証はこのままお役御免かいっ!
10年間も待ったのにね…
・NHLが逃げ出しちゃったアトランタですが。不幸中の幸い。
私の住む予定の町に「グラディエイターズ」というECHL(3〜4軍相当の下部組織)のチームが1つあります。
同じECHL南地区ならエバーブレイズやソーラーベアーズの方が魅力的だし
転職候補地の1つだったボイジー(アイダホ)だったらスターズ傘下のスチールヘッズがあったのにな。
正直あまりパッとしないチームですけど、でも、少なくとも「生ホッケー」との縁だけは断ち切られずに済みます。
ホッケーの神様ありがとう。
そして。かなりの吝嗇倹約家な夫が、ケーブルでNHLチャンネルを契約することは許してくれました。
テレビの前でどんなに大声を出しても、絶対に選手には届かない。虚しいけどさ。
でも、とにかくスターズの全試合を見ることは可能です。
スターズ・ファンはやめない。
一生、スターズ。
新居の私の部屋の内装はスターズのチームカラー「ビクトリー・グリーン」で調えます。
・アトランタ動物園にはジャイアントパンダがいます。ので
「からんからん」「陳P」「増殊」「御飯田」の4パンダたちは移住歓迎らしいです。
モグラの「もぎゅ」も喜んでるな。奴は地下鉄がある町ならば何処でもいいっぽい。
・1万人規模の日本人社会があるので、日系食料品店の品揃えはダラスより良いらしい。
かと言って南カリフォルニアほどには恵まれすぎていないのも私には寧ろ嬉しいです。
但し、夫の勤める社内には夫以外の日本人・日系人は無し。
もしかしたら他州の本社に行けば1人くらいいるのかもしれないけど
とりあえずアトランタの事務所にはゼロ。日本人配偶者を持つ社員もゼロ。
辛うじて「知り合いが日本人と結婚した」という人が1人いるだけだそうです。
と。
夫婦で趣味の日系サークルに入るなり、私が日本食レストランにパートに出るなり、
何か積極的に動かなければ日本人と知り合う機会が全く無いということになります。
普段はそれでいい、その方がいい。
逃げ場の無い狭い範囲でのどろどろした友人ごっこは真っ平です。
でも、いざというときに助けを乞える日本人(日本語話者)は絶対に必要でしょう。
はー。「友達ができる」のは楽しいかもしれないけど、「友達を作る努力」ってのは何か違うと感じます。
か〜〜〜〜なり憂鬱。
緊急時の保険としてだけなら、時間20ドル程度であれこれ手伝ってくれる業者さんを探した方が簡単かな。
・ま、あれだ。
候補地の1つだった山の町のように、標高1400m=水の沸点96℃で毎日の炊飯に圧力鍋が必要な訳でなし、
日本へ行くのに米国内で2度乗り継いで、待ち時間含め片道30時間以上!な訳でもなし。
不満はいっぱいあるけれど、きっと何とか生きていけます。
夫の職場の人間関係は今までより改善されそうなので、彼の気持ちに少しは余裕が生まれそうなのが救いです。
収入も上がるし。(夫は「給料より、毎年日本に行くために十分な有給をくれ」と交渉したらしい。それも叶ったよ)
3年後にはMLS(プロサッカー)にアトランタのチームが加わるようだし。(Go, FC Dallas!!)
いつかもう1度NHLのチームが戻ってくるかもしれないし。(今度は何年もつかしら)
何より、夫と私と100匹のぬい、みんな元気でいるんだから、それ以上を望んじゃいけないわな。
大丈夫。きっと私は大丈夫。
てゆーか私、アトランタを激しく嫌ってるけど、現地にはまだ1度も行ったことないのよ??
なんとなくの先入観で憎悪しているだけ。
…実は、広い世界にはダラスよりも良い場所があると気付いてしまうことに怯えているのかもしれません。
・「東京節(ラメチャンタラ ギッチョンチョンデ パイノパイノパイ)」、
お若い方(40〜50代の方^^)には郷ひろみの「こーろりパイの実 ロッテ・パイの実」の歌と言えばわかるかな。
あれの原曲は「ジョージア行進曲」と言います。
機会があったら原曲と、東京節と、両方きいてみてください。
(だけど私のテーマソングは「Deep in the Heart of Texas」なのさ、いつまでも、いつまでも)
今から10年間、私にとってはあまり幸せとは思えない生活環境で我慢して。
10年経てば。10年後には、夫はそろそろ隠居生活に入っても良い年齢に達します。
そうなったら。居住地を会社に束縛されないようになったら。
できるなら私は、もう1度ダラスに戻ってきたいと考えています。
幸い夫も私の気持ちは理解してくれています。
10年の間に、町はどんどん変わってしまう。それもかなりの高確率で、私が望まない方向に動くでしょう。
特に邦人社会はトヨタさんが来ることで激変するのが確実です。
その一方で、思い出は綺麗。本当より綺麗。ありえぬほどいい町が心で育つ。
10年後、現実のダラスと心の中にある幻のダラスとの差に気付いたとき、
私は失意のズンドコに落っこちるかもしれません。
それでもいい。私はきっと、必ず、ここに帰って来る。
だから私は、10年後の私のために、ダラスにタイムカプセルを残して行くことにしました。
…庭の深くにお菓子の空き缶を埋めて、10年後にこの家を買い戻して掘り出せたら幸せなんだけど
流石にそれはきっと無理。
ダラスでも地価は高騰しているので、10年後の私たちが買えるのはもっと郊外のもっと小さな家でしょう。
現に既にこの12年間でも物件は面白いように値上がりし、この中古住宅も買ったときより高く売れそうです。
但し…あの頃は、1ドル=110円だったのよね。今は100円。
10ドル(1100円)で買った物を10ドル50(1050円)で売るのは、損か?得か??もやもやもや。
閑話休題。
私のタイムカプセルは、日本語の本です。
趣味が変わってもう読み返さなくなった数十冊を、地元の市立図書館に寄付しました。
公共の場に相応しくないと判断された本(西原理恵子ほか)は、書架に入らず処分されてしまうかもしれない。
多くの日本人が喜んで借り出してくれそうな本もあるけど、それはすぐに痛んで、これも処分される。
10年後に帰ってきたとき、私の本は何冊残っているかしら。
もし1冊でも見覚えのある染みのついた私の本があったら楽しいじゃないか?
5年後にこの町に来たトヨタさんが「ひでぇ!この品揃え、誰の趣味!?」と呆れなければいいけれど。
ごめんね、大事な本は寄付なんかしないで持っていくから。置いていくのは屑なんだ(笑)。
ダラスに帰る。
そんな願いを忘れてしまえるくらい、アトランタを終の棲家として能動的に選択できるくらいに
どうか私にとってアトランタが生きやすい場所でありますように。
だけどそれでも、ダラスのことを、スターズのことを、ずっとずっと愛し続けられますように。
ダラスで私に親切にしてくれた人たちのことを忘れずにいられますように。
ホッケーの神様、ぬいぐるみの神様、台所の神様、どうか私を守ってください。
ということで。
「ダラス通信」更新は、これでおしまいです。(閉鎖はしません)
名前だけ「アトランタ通信」に変えて続けていくことも考えました。でも。
「ダラスは良かった」「アトランタのXXがイヤ」「****も嫌い」「@@@@@に我慢ができない」と
不平不満の羅列になってしまうことには絶対の自信(!?)があります。
アトランタを気に入って暮らしているアトランタの邦人の皆さんがもしもそれを読んだら不快だろうね。
私が南カリフォルニアから来るトヨタさんたちにダラスの悪口を言われたくないのと同じにね。
かと言って「アトランタ大好き」「今日はこんな嬉しいことがあった」「ジョージアに来て幸せ」なんて
心にも無い嘘八百の日記を作文していくのにも抵抗がありますので
だったらここでスッパリ最後にしちゃえ。と決めました。
00年の秋にこのサイトを開設し、約13年半。
今まで読んで下さった方々、ありがとうございました。
面倒くさがりで。頂いたお手紙にお返事しないまま放置してしまったこと、お詫びします。
どうぞ皆さん、お元気で。
…とか言って。往生際が悪いんで^^;
トップの写真だけは1〜3ヶ月毎くらいの頻度(不定期)で変えていく予定です。
「生存報告」のつもりです。
お暇があったら、年に1度で良いので、覗いてみてやってください。
もしもアトランタで撮った写真が少しでも混ざっていたら、私がかの地で何とか頑張っている証です。
まさかダラス時代の写真の再紹介ばかりが続いていたら、私、かなり参っていると思います。
激励物資の差し入れをしてやってくださいな。
左:オクラホマとの州境の標識、土台に座った拓ちゃんと光一の間に「つの字」もいます。 右:2001年10月、大きな観覧車のてっぺんから見た「ダラス・スカイライン」。12年半、この町も随分かわったな。 テキサスの州の花、ブルーボネット。世界中で一番好きな花。 転居先の庭で種を撒いてみるつもりですが、気候が違い過ぎるからきっと育たないだろう…
2014.6.27 由里 |
やったぁ
2軍(AHL)のテキサス・スターズは、4年ぶりの西地区優勝まであと1勝というところまで来ています。
さらに4つ勝ったらAHL優勝。初優勝。
頑張れ私のスターズ。
そして。
アレン・アメリカンズは、優勝。CHL(3〜4軍相当?)連覇だ。おめでとう。
茶熊の「ちゃば」が着ている赤いジャージが、アメリカンズのユニフォーム(の模造品)です。
昨季、観戦に行って会場で貰ったの。
本当は「お子様、先着200名」対象の景品だったのですが
たぶん3ヶ月の乳児から12歳まで各種サイズを、かなり多めに用意したんでしょう。
結局はたくさん残ってしまった。
係のお姉さんが「お子さん、いる?良かったらお土産に持って行って!」と誰彼構わず声を掛けていたので
(人間の子供はいないけど)有難〜く頂戴してきたわけです。
カメラと財布とチリガミが入る程度の観戦用リュックに作り変えるつもりだったのに
私が針と糸を持ち出すより早く、複数のぬいぐるみが所有権を主張して取っ組み合い開始。
「割とサイズが合った」というだけの理由で、ちゃばが争奪戦を制しました。
けしからんことに、ジャージ着てるくせにアメリカンズを応援する気なし、ホッケーにも無関心なちゃばですが
どーせ粗悪品で盛大に色落ちするから、がっちゃんとかラッキーとか白・淡色の子には着せたくないし
濃い茶色のちゃばで良かったということにしておこう。
ここのアリーナでは、他にもいろいろと「よかったね〜」「もうけ〜」的な貰い物をしています。
ある時は、試合前の暖機運転を最前列で眺めていたら、選手がパック(≒ボール)をひょいと客席に放り込んでくれた。
勿論それは私に向けたものではなく。私の左隣にいた10歳前後の少年へのサービス。
この国のプロスポーツは、本っ当に子供を大切にするからね。(成人してから渡米した子無しの私は少々損した気分)
少年はそのパックを空中で受け止めることはできず、パックは床に落ちた。
そいつを拾おうと少年がしゃがんだら、おや。パックが何故か2つあるじゃないか。
同じように投げ込まれ、同じように落ち、だけど運悪く側面を下にして落ちたせいで転がって、
本来貰うはずだった子の手の届かないここまで来てしまったパックなんだろう。
少年は2つとも拾い上げ、しばらく見つめて何か考えたあとに、片方を「どうぞ」と隣の私に差し出したのだ。
(よほど物欲しそうな顔で見ていたのだろうか私^^)
「キミが拾ったんだから、これはキミの物だよ」とか「後ろにキミと同じ年くらいの子がいるよ、彼にあげたら?」とか
ややこしい(笑)英語を話す能力が私には備わっていないので
できる限り丁寧に「さんきゅー」を言って、笑顔で受け取ったのさ。
あのパックは、今も私の宝物です。
うん。きっと永遠に。
そして粉をこね。蒸して。包んで。また蒸して。いよいよ完成です。
が。…………期待したほど、香らない。
粽の笹の葉は、蒸し器の蓋を蓋を開けると「笹!!!」という香りが台所中に広がってとても幸せなのに。
塩漬けの桜葉だって「桜!!春!!!!」の香りなのに。
この柏葉は、本物の柏葉であることの意義を全く感じさせないってか
いつもの「葉っぱごと食べられる柏餅」の方がよほどいい、ような。
たぶんもう買わない。帰国時買出し品一覧から削除しました。
くっそぉ、高い型紙だったわ(笑)
夢は。アメリカで米国ドラを見て育ったアメリカ人の子供が、20年後に日本へ行き、言葉を学び、生活習慣を知り、
日本人は電話に向かって「もしもし」と言う、「だから」もしもボックスは電話型だったのだ!と
気づいてくれたならいいな。そういう子が1人でもいてくれたら面白いな。と願うです。
欲を言うならドラえもん大流行→ドラ焼き人気も大爆発→アメリカで美味しいドラ焼きが入手できるようになってくれたら
それに増す幸せはありません。
もちろんアレの話だ
4月8日夜。今季の残り3試合となった時点で、ウチ、西地区の8位。
上位8チームが参加できるプレイオフのギリギリ圏内にいました。
とは言え、9位のフェニックスとの勝ち点差は2しかなく、1日で簡単に順位が入れ替わる危険な状態。
数字の上では。ウチが残り3試合のうち2つに勝てば、フェニックスは全勝しても追いつけない。
例えウチが全敗しても、フェニックスは2つ勝たないと間に合わない。
ウチが1つ勝ってフェニックスが1つ負けたら、その時点でウチの出場が決定する。
そんな、数字だけを客観的に見たら「スターズ断然優位。フェニックス事実上絶望」な星勘定でしたが
…だけど私は知っている、ここで3連敗するのがウチなんだ。
ウチの対戦相手は、東地区の最後のプレイオフ枠を賭けて全力でぶつかってくるであろうコロンバス。
しかもなんと最初から相手に1点が与えられた状態での試合開始という悲劇。
3月にウチの事情により0対1で中断されてしまった試合のやり直しなので、これで公平な扱いではあるのだけど
どう考えたって(考えなくたって)ウチ、不利すぎです。
一方フェニックスの残る対戦相手は、ナッシュビルとサンホセ。
今日ウチに負けプレイオフへの望みを断たれたナッシュは戦意喪失の槍投試合("oh well we're out" game)だろうし
サンホセはプレイオフに向けて勝敗にはこだわらない試験的布陣で来るだろうし、つまり、フェニックス連勝の恐れ大。
ウチ、明らかに崖っぷちです。
そして最後はウチとフェニックスの直接対決。敵のホームなので、それだけでもウチ、逆風です。
もしかしたら先取点は挙げられるかもしれない。運が良ければ追加点も奪えるかもしれない。
でも、58分34秒まで2対0で勝っていながら、最後の1分半でまさかの同点にされて
そのまま延長47秒とかにすこーーーーんと1発決められて負けるのがウチなんだ。
6年ぶりのプレイオフまであと86秒に迫って、なのにそれを逃すのがスターズなんだ。
もう夢は見ない。何も期待しない。
スターズ公式だって、2週間も前から「THANK YOU FANS(今季の応援をありがとう」)の映像を流してるし。
これってシーズン終了後に流すものだよね普通??
これが公開されてるってことは、スターズ側が今季の閉幕を宣言したも同然だよね???
いいんだ。プレイオフ出られるなんて思ってなかったし。
そんなもん出たからって寿命が延びる訳でも旦那の稼ぎが良くなる訳でもないしさ。
せめて大好きだった今年のチームの最後の姿をこの目に焼き付けておこうと、ホーム最終戦、見に行きました。
相手は現在最強のセントルイス。私がNHL全選手の中で一番好きなSteve Ottが今いるチーム。
この組み合わせなら例え負けても何も悔いは残らないよ。(嘘
当日。
パラのスレッジで金メダルとったLipsett(ダラス在住)がパックドロップ(≒始球式)に来てくれました。
盛大な拍手を送りましょう。
Ottを見られるだけで今日来た価値は十分にあるのに、その上こんな嬉しいオマケがついて
もうこれで満足。勝とうなんて、これっぽっちも思わないよ。
昨日ナッシュがフェニックスを負かしてくれたから私たちは王手がかかっているらしいけれど
今日勝てばプレイオフだなんて、口が裂けても言わないもん。
第2ピリオド始まってすぐ、現スターズの最古参Daleyがパックをゴール叩きこんだときも
「ここぞ」という場面で大きな仕事を決めるのはやっぱりチームの要になる人なんだな。なんて胸熱くしたりはしない。
同ピリオドの中盤にSeguinのパワープレー・ゴールで2対0としても、私は絶叫なんかしない。
理性のぶっとんだ音響さんは「気でも触れたように」得点ホーンをぶわぶわぶわぶわ鳴らし続けて止めないれど
ふん。きっと3ピリで追いつかれるさ。そして残り15秒で逆転されるんだ。
私は知ってる。今まで、いつもそうだった。今年もきっとそうに決まってる。
いいんだよ、私はそれでもスターズが好きだから。応援はやめないから。
今季はプレシーズン含めて13試合も見たからもう満腹。この上さらにプレイオフにまで行きたいなんて、言わないよ。
ラリータオルをぶん回し、声が涸れるまで「れっ、ごー、たーーー!!!」を連呼したいだなんて、絶対に。
…第3ピリオド05分、ウチはさらに追加点。3対0。
周囲の人たちはもうすっかり勝った気になって涙流しながら訳わからんことを喚いているけれど
こいつら、きっと「ニワカ」だ。スターズの真の弱さを知らないんだ。
第3ピリオド後半で一挙に4点取られて負けた事、今まで何度もあるんだぞ。
3年前の最終戦の、まさかの3ピリ逆点負けプレイオフ取りこぼしを私は絶対に忘れない。
そのままの得点差で時計が進み、残り5分になってもまだ私は笑えない。
信じる者は、足元すくわれる。ざるのLehtonenなんて(五輪準決勝の負けゴーリーLehtonenなんて)私は信じない。
残り2分になったけど意地でも安心しない。
1分あれば3点入る。現に去年の対フィラデルフィア戦、1分02秒で3点取ったもん。
大昔のチームの歴史で、44秒で3点の記録だって残ってるのを知っている。
ウチが3点取られた方の記録はそれより短い43秒なことも知っている。
ウチが絡まないリーグ記録なら20秒で3点と言うとんでもない数字だって実在するし
そして記録は破られる物。今日ここで17秒で3点浴びるという事態が起きない保証は1つもないけれど
山には山の 海には海の 竃には竃の神様がいるよーに
ホッケーにもホッケーの神様がいるのなら 神様 神様 神様
あと15秒になった今、少しは望んでもいいですか。
あと12秒を守りきったらプレイオフ。頬をつねっても痛くないけど。
10秒。9。8。7。
Six。Five。Four。誰が音頭を取るわけでもなく。自然発生的に会場中が秒読み大合唱を始め
すりー。つー。わん。私もカタカナでそれに混ざる。
最後の「じろ」は「うおおおおおおお」と混ざって意味不明な音になった。
氷の上に選手全員が出てきた様子。でもよく見えない。2月に新調した眼鏡が悪いのかな。何もかも滲んでぼやける。
ほっけーの神様、ありがとう。
左:Lipsettのパックドロップ。
右:大好きなOtt(ってか、俺)を応援中のOtter。
バッファローへの移籍後、初のダラス帰還の筈だった2013年3月23日の試合は
リーグの労使交渉のもつれの末に「キャンセル」になり(買ってあった前売り切符は返金処理)
それではと、今年3月3日に組まれた今季の対バッファロー戦での再会を楽しみにしていたら
なんとその2日前、3月1日にOttはセントルイスにトレードされちまった。
慌てて日程表に目を走らせて、今季対セントルイスが1試合だけ残っていることを発見し
大急ぎで追加購入したのがこの試合。でも最後まで気が気じゃなかったわ。
何しろ素行の悪さが売りの選手で、いつ「3試合出場停止」とか喰らっても全く不思議がなかったので。
まる2年ぶり。やっと会えたねOtt。
そんな、Ottが目的の、Ottに会いたい一念だけで買った切符だから
目の前でのプレイオフ決定は本当に「付加価値」だったの。
シーズン終了後、最後の挨拶に出てきた20人。
1年間、ありがとう。
1000人、日系スーパーマーケットができるほどではない。1万人来ないとスーパーは経営成り立たない(らしい)。
でも、今の「SHOP MINOYA」では足りるはずも無いから
新しい大きな日系個人商店ができてミノヤと共存してくれたらいいな。
ミノヤの拡大でもいいけれど、どうせなら一社独占じゃない方が、良い意味で競争してくれた方が良いよね。
(共倒れで中華系や韓国系が漁夫の利さらったりして……あー、ありそうで怖い)
飛行機はどうだろう。
日系大手の駐在さんだと、年1回の帰国費用を会社が負担する場合が多いらしいので
(トヨタもそうだとは限らないけど、そうだとして)1000人が毎年1往復。
正月とか夏休みとか一切考慮せず、単純に365日で割って、1日当たり3人弱の利用者増。
これだけでは「誤差の範囲」でしかないけれど。
でも、日本からの(日本への)出張者はど〜〜んと増えるだろう。
さらに、駐在家族に子供がいて、定年後の時間を持て余した元気なジジババが年に4回も5回も会いに来たら。
日航の復航、あるいはアメリカンの増便(羽田就航)、おおいに期待できるかも。
下手すると、今でさえ常にほぼ満席のアメリカン2往復が絶望的に満員になるだけだけど。
頭上の棚の奪い合いが酷くなり、機内サービスが遅れ、機内トイレが混み、到着後の荷物の出も遅くなり…
どうぞ「週3便、月水金」とかでもいいから増便してくらさい。
あ。主なお客様がトヨタ様だからって、セントレア発着は勘弁してね。成田か羽田、せめて関空でお願い^^
市立図書館に日本語の本、日本語のビデオ(DVD)が増えたら嬉しいなあ。
今はジブリと黒澤と「**映画祭**賞」系しか無いのだもの、興味ないものまで含め全部見つくしちゃったわ。
一番の願いは、大きな病院(どれか1つでいい)に、日本語通訳が常駐してくれるようになること。
自分の病気は夫に付き添って貰えばどうにかなるから良いのですが。
夫が意識を失って倒れたら、今のダラスで今の私じゃ、黙って見殺すしかありません(笑)(笑ってる場合か^^)
カリフォルニア(オレンジ・カウンティ)から移転してくるってことで。
あの便利な土地から転居を強いられる日本人(特に子持ちの主婦)にとっては悲劇だろうな。
こんな糞田舎。日本のスーパーがない。日本の本屋がない。テレビの日本語チャンネルがない。
きっとトヨタ族だけで固まって「ダラス、さいてー」「南カリに帰りたい」とか愚痴愚痴言うんだろう。
「ウチの子、せっかくカリフォルニア英語を覚えたのに、テキサス訛りなんかうつったら困るざーます」とか?
そうなりゃ私たち旧住民は面白くない。
数年住んでる人なら普通に知っている地域情報を「教えてください」って彼らに言われても
「あらごめんなさい♪私詳しくないのよ」とすっとぼけたり、わざと嘘を教えたりしたくならぁね。
日本人会や各種日系サークル、補習校の保護者会、新旧対立してイヤ〜な雰囲気になりそう。あーいやだいやだ。
という風に、既に「旧住民側」が壁を作っちゃっているわけで^^わはは^^;
単に私が狭量なだけ。殆どのダラス人は基本的に温かな人だよ。安心してダラスにきてねトヨタさん。
てか、まだ4〜5年先の話らしいので。
それまでにトヨタが経営悪化したり、トップ交代していきなり方針変換とかしたりして、
移転話は無かったことに(ほぼ完成していた新社屋は売却)、なんてことが無いとは言えないけどね。
***がダラスに来る!の情報は過去にも幾つかあって…結局実現せなんだなあ。
今度の話は成功しますように。大筋では歓迎します。
(日本人が増えすぎるのはイヤだけど、大きな日系商店の魅力には抗えない^^)
但し、スターズのホームアリーナにDucksやKingsのジャージで来たら許さんからな!
(野球場にドジャーズ/エンジェルスは構わんぞ)
夢にまで見たお日様色のアクセサリ
金だーっ!
スレッジホッケー、チームUSA、おめでとう。
私は嬉しい。とても嬉しい。
決勝でロシアに勝ったのはすごく嬉しい。
Bグループ予選で予想外の負けを喰らった相手だから、雪辱果たせて嬉しい。
シャイバ・アリーナにUSA国歌が流れるのを聞けて心底嬉しい。
そしてそれ以上に、準決勝でカナダを叩き潰したことが無茶苦茶に嬉しい。
五輪女子はカナダに延長の末2対3で負けた。男子も0対1で負けた。
だけどパラのスレッジは3対0で勝った。
合計したら5対4でUSAの勝ちじゃあああ!
ああ嬉しい。本当に嬉しい。
Lipsett君が、スターズ戦にパックドロップしに来てくれたらいいな。
今季、私たちが観戦に行く予定の試合はあと1つしか残ってないけど…
いや、プレイオフがある。プレイオフは全試合行くから
そこで生Lipsett君に会えることを楽しみにしています。
午後6時。短い「開式映像」が終わり、氷上の特設ステージを隠すように吊られていた幕がストンと落ちると
壇上には当時のジャージーに身を包んだ99年優勝メンバーがほぼ全員勢揃いしていました。
怒濤の大歓声。割れんばかりの拍手。早くも涙ぐみ始める、会場いっぱいの長年のファンたち。
そして氷の隅の入場口に光が当たると、独りそこに立っていたのは、当時の主将Derian Hatcherでした。
我らが元主将がその胸に抱いているのは、NHLの最高栄誉、スタンレーカップ。
彼は氷の上に敷かれた絨毯を仲間たちの方に向かって数歩進み、そして、カップを高く高く持ち上げた……
「我らがダラス・スターズの主将がその頭上に高々とスタンレーカップを掲げる姿をこの目で見ないうちは
私はダラスを離れることなんて絶対にできません。」
そーいう意味で、私は書いたんじゃありません。
平易な日本語で言うなら「ウチが優勝するまでは意地でもダラスに居座るぞ」ということです。
例えば最終戦で主将が肩を負傷し、ギプスで塗り固められ、カップを持つことが不可能な状態にあったとしても
それは優勝の価値を損なうことではありませんし。
優勝未経験の主将に広告の撮影等で形だけカップを上げて見せられても、そんなインチキ嬉しくないですし。
(優勝した年以外に選手がカップに触れると縁起が悪いと信じられているので、そんな撮影はあり得ない筈ですが。)
でも。でも。でも。だけどもあれは、我らが(元)キャプテンHatcher。
肉眼じゃよく見えないほど遠くではあるけれど、私がいるこの同じ空間で、今、銀色に輝く優勝杯を掲げている。
15年前の6月19日と同じように。
…………気が済んだ、と思いました。
1999年の「そのとき」を、在東京米国大使館の怠慢のせいで僅か1週間の差で見届け損ねて、
以来15年間くすぶってきたモヤモヤが、すーーーっとラクになったように感じました。
いやいや。そりゃ、優勝したい。したいけど。
でも、どっちみち、私が応援し始めた頃の選手は今じゃもう1人も残っていないのだもの。
Modanoの引退→ジャージー・リタイアメントをもって、1つの時代は終わったのだと、
今日はModanoの引退式であると同時に、旧時代を引き摺る古いファンの卒業式でもあるのだと、そう理解しました。
…要は、応援して応援して応援して、それでも夢が叶わなかったときのために心に逃げ道つくってるだけですがね^^
とにかく私は私のキャプテンがカップを掲げる姿をこの目で見た、ナマで見た、それは絶対の事実です。
約1時間にも及ぶ式典[本編]は、実のところかなり退屈でした。
彼の業績ビデオが延々と流され(今回新たに編集した映像とは言え、各部品は既に散々見飽きた有名場面ばかり)
Modanoが家族・自分を育ててくれたコーチ陣・チームメイト・ファンに当たり障りのない謝辞を述べ
そして両親と妻が涙を流し見守る中、天井に「9」の番号を縫い取った大きな布がぶら下がる、と
言ってしまえばそれだけのこと。
やたら何度も立って拍手して座って、立って拍手して座って、立って拍手して座ってで膝に来るし^^
ご挨拶の英語はさっぱり理解できないし(爆)
でも、式典に先立って行なわれたご来賓歓迎行事「ビクトリー・グリーン・カーペット・ショー」も含め
ダラスのスポーツ史に永遠に残る時間であったことは間違いないでしょう。
詰め込めるだけ詰め込んで、この日の入場者数は会場の(ホッケー利用での)記録を更新したそうです。
(バスケだとコートが狭いのでもっと大勢入れるんだけども)
自分がそこに居合わせた、歴史の証人になれたことを誇りに思います。
ありがとうModano、ありがとうStars。
さよならを言うのは、もう少しだけ後にしたい。
左:ご来賓の会場入りを、サイン攻め握手攻めで迎える数千のファン。(ビクトリー・グリーン・カーペット・ショー)
生憎の極寒+小雨でしたが、おかげでファンの出足がかなり鈍り、私は最前列に陣取れました。超ラッキー♪
これは元主将のDerian Hatcherです。奥さん手持ち無沙汰^^
右:「#9」の旗。
こいつの縮小模造を当日の入場者全員が貰えることになっていたのに、2日前にメールが届き
「C国の業者に発注したのが、あまりにも酷い仕上がりでとてもじゃないが配布できない。
大急ぎで国内業者に再発注したけど当日にはもう間に合わない。ごめんね」だって。結局、引換券だけくれました。
私らは後日交換で何も支障ないけど、州外からわざわざ飛行機で来たようなファンはどーするんだろう。
かつて鉛筆と呼ばれし物。木の軸が見事に食われています。
芯にも不気味な歯型?が少々。お尻の消しゴムは無傷です。やっぱり不味いんですね(笑)
金具の手前少しだけが不器用に喰い残されている様子からして、たぶん犯人は鼠・栗鼠系。
白蟻など虫系の仕業なら、こういう残り方はしないと思うんだ。
柱などには被害の跡が無く、糞なども見あたらなかったとのことですが
目に届かないところで配線が齧られたりしていたら困るよなあ。
これは業者を頼んで見てもらうべき…なんでしょうね。
とりあえず「手元にあると邪魔だけど、でも大事」な古い手紙の束やアルバムの類を屋根裏に置くのはやめますわ^^;
4年前と12年前は日本旅行と日程が重なって満喫できなかった冬五輪。
8年前は何だかあまり気が乗らず、見ようと思わなかった冬五輪。
冬のオリンピックとまともに向かい合うのは、だから、長野以来16年ぶりという私です。
行け、ぺこりじゃぱん(a. k. a. スマイルジャパン)。Go、USA。
(今月は95%アイスホッケの話しか書いてませんので、興味のない方はどうぞ飛ばしちゃってくださいまし^^
最後の項目で川原泉2%、ぬいぐるみ合計5行、て構成どす^^;)
なお。
「あのゴールが認められてたら2-2から延長で、もしかしたら勝ってたかも」とか
「それで勢いつけば次のドイツ戦も貰って、決勝T進出もあったかも」とか思うのは馬鹿です。
日本が早い時間に点を入れたら、その分ロシアが本気になるのが早くなるだけ。
結果はやっぱり1-2、下手すりゃ1-5とか1-7とかのボロボロ試合になってた恐れもあります。
負ける試合にはどうやったって負ける、そーいうものです。
(負ける相手には負ける、とは言わない。それ言っちゃったら試合する意味なくなるもんね)
だから私は、ゴール判定は不服だけど、試合結果はそのまま受け入れます。
JIHFが「そのまま受け入れ」ずに場外乱闘始めてくれたら面白いなとワクワクはしてたですが^^
あっさりとIIHFの見解を飲みやがりくさってからに、がぉぉぉぉぉ
いかん、また興奮してきた^^; (2/12)
主将のBenn、カナダ代表。まずは1点、期待通りの活躍です。
期待以上のこともしなかったし。てか、カナダは我がTeamUSAにとっては「敵」なので
はっきしゆって、五輪期間中はBennはどーでもいいっす(笑)
あ、Bennが得点した瞬間のBennの家族(両親と、正体不明の血縁者たち)の映像は面白かった。
ロシア代表にはNichushkin(にちゅーしゅきん)。18歳の若手、今回が初オリンピックです。
たぶん「控え」で終わると見られていたのに、何故か初戦から出場し(誰か風邪でも引いたかな?)
そしてその初戦で見事にゴールを決めました。
凄いだろ、ウチの秘蔵の新人だぞ!と全米全世界にむけて威張るスターズ・ファン。
ついでに彼をアシストしたTereshchenkoは2000年ドラフトでスターズが91位(3巡)で指名した選手なので
彼まで含めて「ウチの手柄」扱いするダラス人なのでした。(私は流石に00年の記憶は無いので沈黙)
男子予選初日にBennとNichushkinが仲良く1点ずつを取った中で
ただ1人出番を貰えずベンチを温めていたのがフィンランドのゴーリー、Lehtonen(れっとねん)。
2試合目で氷上に出てきた。と思ったら、いきなり2アシスト(A)の大活躍、てか、珍活躍。
ゴーリーはゴールを守るのが仕事であって、点を取ることには積極的に参加しなくて良いのであって、
意図せぬ形でAが「付いちゃう」場合はあるけれど、それって年に数回「たまたま」のことで、
実際、今季これまで48試合に出てまだ4Aだし。昨季(短縮シーズン)全36試合で僅か2Aだったし。
それが五輪でGP1で2Aで、Ptsランキング17位タイ、Aランキング4位タイって(笑)
穴田さんと解説者が「FINは次の試合もレトネンですか」「そーですねえ、攻撃力が増しますからね」だってさ(爆)
もーね、好きなだけやっちゃいなさい、我らがレトネン。
MVPはキミのものだ。
この他に、フィンランド、スウェーデン、カナダ、チェコ、スイスに各1人ずつ「元スターズ」がいます。
そして、ベンチのどこかで仲間たちを見守っているでしょう元ラトビア主将Karlis Skrastins。
11年9月の航空機事故で亡くなった、スターズの大切な仲間です。
彼が出場した3回の五輪は3回とも予選リーグ敗退に終わったけれど
Skrastinsのために、今年こそはラトビアをトーナメントに進ませてあげたいなと思うのです。
USAとFINが金銀、RUS銅、4位SWE、LAT5〜8位くらいでどうでしょう?(←予想じゃなくて希望) (2/14)
相変わらずパワープレーで逆に持って行かれちゃうのが辛いな。
でもそれって、PPのときはちゃんと攻めてることの証拠だから。
SHを恐れて守り固めちゃってるようじゃ駄目だから。
果敢に攻めてる日本を私は評価するぞ。大丈夫。いつかきっと結果に繋がる。
とにかく、あと1試合。最後まで頑張れ。 (2/16)
幼稚園の運動会じゃあるまいしね。
負けても負けても負けても負けても負けても手放しで褒め続けるってのは
実は彼女達に対しとても失礼なことなのじゃないかな、と思う。しかも「女の子」呼ばわりしてさ。
彼女達を一流の運動選手と認識していたら「頑張りましたー。拍手ー。ぱちぱちぱち!」なんて書けないよな、普通。
でもさ。私はやっぱり、彼女達を褒めちぎりたいんだよね。
8ヶ国の選手たちの中で、日本の女の子たちは一番頑張ってた。そして文句無しに一番可愛かった。
だから私は褒めちゃうの。
ええと。
結果、8位(最下位)だったけど。そもそもアメリカとカナダはセミプロだから。
同じ階級で戦う相手じゃないから。
日本はね、アメリカ・カナダを除いたアマチュアトップリーグの6位入賞です。
おめでとう、日本女子。
(体育祭で5クラス中4位の我が組を「ベスト4だ」と讃えてくれた担任を思い出しますな^^) (2/18)
Nichushkin(RUS)とJagr(CZE)はここで終了。
Nichushkinはこの先まだ3〜4回は五輪に出るでしょう。今回はこれでいいや。
大会中に42歳になったJagrは、たぶんこれが最後の五輪。
長野五輪の優勝チームの一員だったんだよ。歴史上の人物だよ。
長い間、おつかれさまでしたでした。 (2/19)
やっぱり、これがアイスホッケー(てか、ハキィ)だよなあ。JPN-GERとかとレベルが違い過ぎる。
残念だけど、私の目の黒いうちに日本女子がここに到達することは無いだろうな。
はぁぁぁぁ(嘆息)
…でも今日の試合は一方的過ぎ。ちょっち、つまんねぇ。
私はUSA応援だから。勝ちそうだから。これでいいんだけど。
残り5min。2-0。CANがせめて1点返すと面白くなるのにな。
とか言ってたら、お、1点目。ちょいとは盛りあがるぞ。
CAN、ゴーリー下げた。empty。
私はUSA応援だから。このまま逃げ切って欲しいけど。
せっかくの決勝が終わってしまうのは寂しくて。
もしもCANが追いつけば、最長20分のOTと、そのあとのSOが見られる。
ここはCANに頑張って欲しい。
あ、でも場を台無しにしやがる糞線審。emptyでダメ押し3点目、
と思ったらポスト!ポストォあああああ!
ホッケーの女神がポストにキスしくさった(笑)
そんで、あ、あああえええええええ
CAN、Gooooooooooooooooal!!!!!
わはっ、わはは、おもしれえ、最後の5分だけ超おもしれえ。
そんでOT。Go,USA.
4on4.
4on3.
げっ、3on3っ!
嘘だ、さらに1人喰らって4on3.
先にCANが出てくるから5on3になっちまう。きついな。
守れ。守れ。
守れ。
守れ。
守れ。
だ
だぁぁっぁああぁっぁぁぁぁぁxxxx
こんなことって、ありか。
茫然自失… (2/20)
3ピリは特筆事項無く1-2のまま終了。SWEは決勝に進出し、明後日USAと対戦します。
(↑準決勝第2試合の結果次第ではカナダの可能性もありますが、USAは勝ちます。きっと勝ちます。)
LehtonenのFINは明日、銅メダルをかけてカナダと対戦する予定。
(↑準決2次第でUSAの可能性もありますが、USAは負けません。絶対に負けません。) (2/21)
わ。
おおお?
いけ。
ああっ。
ひゃあああ
おしっ
おおっ(以下略)
0対0のままインタミッションへ。
第2ピリオド1分41秒、スターズ主将Bennがカナダの先制点。
アメリカ人として(←??)心底腹立たしいけれど、「ウチのBennだぞ(いばりっ)」という思いもあり
うん、ピッツバーグの******やシカゴの*****が得点するよりゃずっといいわな。
尤もその伝で行くとUSAが点取ってもシカゴの****やセントルイスの*.*.*****とかだったら少しも嬉しくないわけで
USA好セーブ!と言ってもロサンゼルスの*****の手柄にされちまうんじゃサイテーなわけで
特定チームのファンがどこかの「国」を応援するのって難しい^^
そして
ぐわああああああああああ
結局0-1。
いーんだ、私はFINが好きでUSAが好きで、だから明日USA-FINが見られて嬉しいんだい。
スターズのBennとスターズのLehtonenの一騎打ちを見ないで済んでとっても嬉しいんだい!
CANの決勝点がわれらがBennによる物だったことを私はとても誇りに思います。
(だからってって「Bennを首相に!」と意味不明な短文投稿を流すのはやめれやスターズ^^)
そしてどさくさ紛れに告白。試合後に眼科健診行った。遠近両用眼鏡の処方箋貰った^^ (2/21)
2年ほど前にダラス近郊で開かれた障害者ホッケーの全米大会を見て以来、スレッジの虜なワタクシです。
「気の毒な障害者の方たちが(彼らなりに)精一杯頑張っているので、温かい声援を送ってあげましょう」的な
甘っちょろいリハビリ・スポーツを想像していると、脳天ぶん殴られます。あいつら、凄え。
足を持たずに生まれてきた人、ホッケー中の怪我で脊椎損傷して下半身麻痺に至った人、骨癌で膝下切断した人、
アフガンで足を飛ばされた海兵隊員から、スケボーで電車を飛び超えようとして失敗して轢かれた「屑」まで
いろんな人が、頑張ってます。(という感動系の人間ドラマ方向に行ってしまうのが嫌なんだけどさ)
ダラス近郊で生まれ育った、スターズ傘下の障害チーム所属の選手も代表に入っているようです。
ええと?遺伝性の骨形成不全ですって。骨が脆くなって折れ易いらしい。
…大丈夫なのかよ。スレッジホッケーもホッケーなので、当然、激しい衝突・殴り合い「あり」なわけで
もしも転んで(転ばされて)背骨なんかに来たら、下手したら一生寝た切り。
腕の骨折だけでも、健康な2本足の人より損失は大きいぞ?(私に想像できる範囲で、まず車椅子を漕げなくなる)
それなのにホッケーやってるって…尊敬に値する、呆れた馬鹿です。大好きです。Go、Lipsett!
パラリンピックのスレッジホッケーはダラス時間3月7日から。
テレビではあまり放送しないようで、主にネット視聴ですが。楽しみです。 (2/24)
フィギュアは上位陣は国に関係なく大体見せて貰えるので嬉しいですが
なななななんか。見てた筈なのに。解説のジョニーとタラの衣装しか記憶にない^^
そんな中で特筆すべきはUSAアイスダンスのシブタニ兄妹。
私はUSAのメリルの顔がどーにも苦手で、国内大会の中継でもダンスは絶対に見ないようにしていたので
この兄妹のことは今まで存在すら知らなかったですが、いやあああ。
ダンスであそこまで色気を感じさせない組を見たのは初めてです。(兄妹で色恋沙汰踊っても不毛だけど^^;)
でもその分スピード感があって孫悟空みたいで面白くあったです。
一生懸命を絵に描いたよーな、気合いが入ったスケーティングで
背景に「シュバッ」とか「シャキーン」とかって字が見えた気がした。
とゆーことで。ここはね、ひとつ。私はあの2人を使って「わはは」を実写映画にしたい!
時代設定はあくまで1980年代。最後はやっぱり「6.0」じゃないと号泣できないからね。
ダンスの彼らにトリプルアクセルやクワが飛べるとは思わないけど、その辺はCGでどーにかできるっしょ。
パワフル・コンポジションも合成かなあ。あれは頑張って貰いたいなあ。
…え。日本語、喋れないの?じゃあ、仕方がないからハリウッドで作って、後から吹き替えましょう。
「大天使」に続く、川原黒歴史3部作、ああ楽しみだ。
(…ってか、なかなか芸達者なご兄妹のようで^^マジで使えるかも)
総論。ウサギのラミリーちゃんが熱心なUSA(うさ)ファンであることが判明しました。
独立記念日のたびに星条旗が配布され、罰が当たりそうで怖いので捨てられず、結構な量が溜まってますので
そのうち紅白縞のワンピースでも縫ってやろうと思います。(食い倒れ人形と言わないで) (2/28)
あけましてウマ年。おめでとう馬鈴薯。
これは06年の秋にモントリオールで食べた現地の名物料理です。
揚げたジャガイモにカッテージチーズを散らし、グレイビーソースをかけた物。
安くてボリュームあって、(いわゆるB級グルメ系ではありますが)味も良かったです。
モントリオールを含むケベック州全体、食べ物に関しては、この15年で旅した北米各地の中で一番でした。
また行きたいな。食べ物以外ではあまり良い想い出がありませんけど。
76年オリンピック(夏)の主会場の展望塔で行列整理のウマ鹿係員と大喧嘩になったのは
15年間の北米旅行の想い出のワースト5くらいに入るでしょう。
でもそれを補って余るくらいに、Tarte au Sucre美味しかった。Cassonade et Beurreのクレープ美味しかった。
Queues de Castorもハムとキノコのクレープのグラタン(仏語表記記録し損ね)もPogosも皆とても美味しかった。
ケベックは美味しいです。
んで。ジャガイモ。馬鈴薯。
冒頭のジャガイモ料理の名は「Poutine(プーチン)」です。
ロシアの大統領の名の英語つづりはPutinなのでビミョーに違うですが
頑張れアイスホッケー女子日本。
ソチ五輪まであと1週間です。
手持ちの料理本のうち、昆布巻きが載っていたのは7冊。
中の1冊、辰巳芳子さんの本だけが、干瓢の結び方に言及していました。
で、手近にいた「ひろりちゃん」に自慢の金髪(鞭毛)を借りて確認、練習。
右から2番目は「間違った結び方」だそーです。
最古(2000年11〜12月)//2013年の日刊月刊つん太へ