日刊つん太 2001年10〜12月

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12

12月28日(金)
M兄ちゃんの会社は、明日と明後日は「土・日」でお休み。
でも、31日は出勤日なの。
正月休も1日だけで、2日から普通にお仕事だし…日本はいいなあ。
でも、年が明けてからはともかく、年末はきちんと出勤してくる人の方が少数派だって。
昨日も一昨日も、会社の中は人影がまばら。
社内の軽食堂も利用者がいないから休業だって。
シャンペン気分が抜けきらない、っていうのかな?
M兄ちゃんは、家にいると掃除をさせられるからって会社に逃げちゃったけど
大晦日はお休みを取りました。
明日から元日まで4連休。州内小旅行に行ってきます。
(州内と言いつつ、国境越えもする予定^^)
帰宅は31日のつもりだったんだけど、飛行機が取れなくて
やむを得ず、旅先で新年を迎えることになりました。
旅行かばんに「どん兵衛天そば」とお箸を入れて
ホテルの電子レンジでお湯を沸かして年越しです。
食べ終わったカップは洗面所でささっと洗って、年が明けたら雑煮椀に変身させるの。
熱湯でもどしたサトウの切り餅に永谷園の鮭茶漬けを振りかけてHappy New Year!
紅白も除夜の鐘も初詣の綿あめも無いけど、年末年始は楽しいな♪
皆さん、よいお年をお迎え下さい。来年もよろしくね! (つん太)

今年1年、皆さん、ありがとうございました。
特に9月11日以降、ときどき壊れかけたりもしたけれど
完全に壊れちゃわずに済んだのは、皆さんのおかげだったと思います。
掲示板でお付き合いのある方々や、メールを下さった方は勿論
このページを読んで下さってる全ての皆さんに、お礼申し上げます。
インドとパキスタンの関係がまた深刻化してきて
夫の社内での人間関係だけでも頭が痛くなりそうな今日この頃ですが
来年は、世の中がちょっとは平和になりますように。 (由里)


12月27日(木)
もーすぐお正月だし、と訳の判らんことを言って
新しいシーツを買ってきました。
今まで使っていたシーツは洗濯と熱乾燥を繰り返すうちにどんどん縮んでしまって
マットレスの下に折り込む部分がほとんど取れなくなっちゃってます。
仕方ないからマットの上にシーツをふわっと掛けただけで寝てましたが
朝起きたら足元にシーツが丸まってたりして、見た目は悪い、寝心地も悪い。
何故か布地自体は全く傷んでいないので、勿体無くて買い替えできずにいましたが
お正月です。
この機会を逃したら、つぎの口実はいつやってきてくれるか判らない。
大枚はたいて新品を買ってきました。
半額セールに5ドル引きクーポンを組み合わせて、でも8.25%の税金取られて
24ドル35セントでした。(これを大枚という我が家って^^)

新しいシーツもまたすぐ縮むに決まってるので、今回は1回り大きな物を買いました。
マットにかぶせるだけのゴム入りシーツはサイズが合わないと使いにくいだろうけど
私は「ゴム入りはきれいに畳めない」という理由で平らなシーツを使っているので
大は小を兼ねてくれるです。ありがたいありがたい。
が、ベッドメイキングするには絶対にゴム入りの方がお手軽。
世の中の人がお手軽な物に流れるのは当然なことで
ゴム無しの1枚布シーツを敷布として使う人なんかいやしない。
なので、ゴム無しシーツはもっぱら「掛け布団」として売られてるんですね。
掛け布団なので、長さは首からベッドの裾までの分しか無い。
ベッドに敷いて使うには、首から上の部分が長さが足りなくなるです。
1回り大きいシーツって言っても、大きいのは幅だけだもんなぁ。
首の側には飾りとして大きな折り返しの縁飾りがついてるので
それをほどいて端の始末をしてやれば充分な長さになるんですが
料理以外の家事は全て大嫌いな私。針仕事も敬遠したいわけでして、
結局そのまま、寸足らずなシーツで寝ています。
幅の足りないシーツより、更に寝心地悪い^^
困ったもんです。 (由里)


12月26日(水)
クリスマス用品あれこれが、今日から大特売♪
大きなショッピングモールまでM兄ちゃんの車で送ってもらって
4時間くらい由里姉ちゃんと一緒にぶらぶらしてきました。
由里姉ちゃんが前から欲しがってた銀色のくるみ割りが半額になってました。
リスさんの格好をしてて目も付いてるけど、どうやら意思疎通はできなさそう。
由里姉ちゃん曰く「いや、別に、ぬいとして欲しいわけじゃなくて。純粋に調理器具よ。
どーせ2、3回使ったら飽きるだろーから、次の帰国時の手土産にも使い回せるしさ。
私の姉の家なら、コリとかシマちゃんとかウトちゃんとか、リスぬいが大勢いるから
あの子たちとなら仲良くできるかもしれないし」
…結局すでに半分ぬい扱い(笑)。で、連れてきちゃいました。
お名前は、くるみ割り(ナット・クラッカー)→納豆→水戸→黄門様→葵ちゃん、だって^^

細々したものを他にもいくつか買って、本日の出費は20ドル23セント。
シュトレーンとかパネトネとかサンタさんの形のチョコとかの安売りもあったのに
今日の分のお小遣い20ドルを使い果たしちゃったから駄目、って言って
ぼくには何も買ってくれませんでした。ぷんぷん。


12月25日(火) クリスマス
うちでは毎年、「かがみ餅のマリーちゃんの誕生日」として祝います。
ぼくみたいな誕生日不詳なぬいぐるみも多いのに
マリーちゃんは毎年確実に覚えててもらえていいな。
今年のご馳走は、ハムの塊をオーブンに突っ込んだだけの手抜き料理。
でも、メイプルシロップをダボダボと掛けたら美味しかったです。
それから、1ヶ月前に買った大きな電動ミキサーを初めて使って
M兄ちゃんが焼いてくれたパンもあったの。
焼きたてを試食したときはまあまあ美味しかったけど
お食事の時には冷めてガチガチにまずくなっていて
でも、もう1度オーブンで温めたら、なんとか食べられました。
由里姉ちゃんのお気に入りなクランベリーの発泡ジュースもありました。
でも、ケーキは無し。くすん。(かぼちゃパイを食べずに済んだだけ幸いかも)
集合写真も無事に撮れたし、夜は暖炉に火を入れて、ローソクも灯して、
音楽は坂田おさむお兄さんの「みんなでクリスマス」。
いいクリスマスの夜だと思います。
M兄ちゃんが積み上げた大量の洗い物から目をそむければ(笑)。
12月24日(月) クリスマスイヴ
ダラスにまた1軒、「自分で綿を詰めてぬいさんを誕生させるお店」ができてたの。
いつの間に?? ぼくと由里姉ちゃんに何の断りも無く、ぷんぷん。
でも、お客さんがいなくて店内がらがら。
ぼくたちが入っていっても5、6人の店員さんは知らん振りで
レジの中でペチャクチャ勝手に盛り上がってた。
肝腎のくまさんも、なんか無表情な子が多かったし。
あの店は、きっと潰れる〜。
類似の店がいくつできたって、Build-A-Bear Workshopが1番!

夜は、クリスマスの電飾見物に出かけました。
この時期、どこだって(うちのアパートの敷地内だって)ピカピカは点いてるけど
どーせなら1番派手で1番きれいなところを観たいので
地元の新聞でお奨めされてた高級住宅街と新興住宅地を1箇所ずつ見てきたの。
両方とも見事だったけど、やっぱり高級住宅街の勝ち!
新興住宅地の家の飾りつけは、なんとなく品がない感じだったの。
たぶん庭の狭さが原因じゃないかな、ってM兄ちゃんは言ってる。
おうちに電球をつけて、玄関から道路までの通路の脇に電球つけて、
庭の木に電球つけて、芝生にトナカイさんの形の電球を置くと
狭い敷地では電球の密度が高くなりすぎて、ごちゃごちゃしちゃうらしい。
高級住宅街は庭が広いから、適度な空間が残ってきれいに見える。
ぼくたちが家を買ったら、空間を考えながらクリスマスの電飾をしよう!と思いました。
高級住宅地の電飾は、新聞に紹介されてるせいもあって
ぼくたちみたいな見物客で大賑わいでした。
普段はダウンタウンで営業してる観光用の馬車がパカパカ走ってるし
黒塗りのリムジンも何台もいたし
普段は住民達の生活道路なはずの通りが交通渋滞しちゃってました。
押しかけちゃって迷惑だったかな。
でも、明らかに「見せるために」飾り付けてるおうちも多かったし、いいんだよね。
1番きれいだったのはね、高級住宅地の中の古い古いお屋敷。
電飾は何もしてなくて、玄関の木の扉の上の明かりだけが灯ってて
そこに小さなリースが照らし出されてて、とっても素敵だったの。
でも、うちの玄関を同じに飾り付けても、ビンボくさく見えるだけだよね。くすん
んで、おうちに帰ってきて、非常用の赤いローソクに火を点けて
熱い紅茶を飲みながら、冬至の残りのかぼちゃパイを食べました。
え〜ん、クリスマスケーキわあ??
ぼくたちのクリスマスイヴでした。


12月23日(日)
映画を観てきました。
M兄ちゃんが水曜日に観たばっかりの『指輪物語』。
でも、行きたいって言ったのは由里姉ちゃんじゃなくてM兄ちゃんなの。
もしかして、1回見ただけじゃ話が判らなかったから復習に行くのかな?
由里姉ちゃんはどーせ英語音声だけじゃ理解できやしないから
M兄ちゃんからあらすじを聞いて付け焼刃の予習。
由里姉ちゃん、おうちに原作本揃ってたんじゃないの? 読んでないの??
(いやあ、活字は好きだけど、短編を読み散らかす方が性に合ってて。
あんな分厚いの6冊も、付き合ってられないよぉ。 由里)
…ぼくも実は読んでないけど。美味しい物、出てくるかな。わくわく。

指輪物語は、3時間もかかる長い長い映画なんだって。
開始時刻を調べずに来ちゃったから、途中から見ることになるかな?て思ったら
ふうん、日本の映画館とはちょっと仕組みが違うみたい。
1つの館内に、2、300人くらい収容の小さめな客室がたくさんあって
30分ずつ時間をずらして同じ映画を上映してるんだって。
だからいつ行っても、最大30分待つだけで話の最初から楽しめる。
うまくできてるね。
でも、先に延々と予告編を見せられるのはアメリカでも同じ^^。
客席から大拍手が沸いたのはスターウォーズのエピソードIIの予告。
ぼくは、スパイダーマンが馬鹿馬鹿しくて楽しそうと思ったの。
あれなら英語が判らなくてもなんとかなりそう。(既に逃げに入ってる^^)

んで、いよいよ本編の開始。
う〜ん、やっぱり、何言ってるのか判らない。
仕方ないよね、映画の中の人たち、テキサス英語を喋ってくれないんだもん。
でも、セリフは聞き取れなくても大まかな話は判ったので楽しかったです。
…由里姉ちゃんは、全然駄目だったって。
英語問題に気を取られてすっかり忘れてたけど
由里姉ちゃん、外国人の顔の見分けがつかない人だったの。
肌や髪の色が違えば区別つけられるけど
よりにもよって、今日の映画の登場人物は全員白人。
主役が誰なのかも理解できないまま3時間座ってたらしい。
ご苦労様でした^^

終わって席を立って、あれーっって思ったのは
上映時間がずれてる他の部屋とも、全部1本の廊下でつながっていて
自由に行き来できる構造になってるみたい。
次から次へと部屋を渡り歩いて
お気に入りの場面を繰り返し見ることも可能なのかな。
それに、隣のお部屋は別の映画をやってるみたい。
ついでにそっちも観て行くの、OK??
入場券には「指輪物語、3時からの回」て明記してあるから
他のお部屋に潜り込んでるのがばれたら叱られるんだろうけど
たぶん、誰も調べになんか来ないよ。
大雑把大国あめりかだぁ。
そんなズルしてまで映画代を浮かそう、ってせこい人もいないのがアメリカだけどね。

て訳で、アメリカで始めての映画鑑賞は、ぼくは面白かったです。
アイス最中を売ってなかったのが残念!
代わりにポプコーンを買ってもらったんだけど、バター掛けにされちゃった。
ええん、ぼくが好きなのはキャラメルポプコンなのに。くすん。


12月22日(土)
クリスマス休暇(正式名称は「ウィンターホリデイ」)の始まり始まり。
今年はうまく曜日が並んだので4連休です。
連休を作るために「第O月曜」て決められてる祝日もいくつかあるけど
クリスマスは、さすがにそーいう訳にいかないんだろうね。
来年はイブが火曜だから、公式には飛び石連休になっちゃう。
でもきっと、皆、月曜日を勝手に休んで5連休にしちゃうんだろうな。
だったら、来年の方がおとくな曜日配列?

会社の人たちは、4連休でみんな旅行に行ってます。
フロリダのディズニーワールドに行ってる人(ゆーりさんに会ってるかな?)、
コロラドに行ってる人、ユタに行ってる人、ニューヨークに行ってる人、
帰省って言ってパキスタンまで行っちゃった人も。
連休明けは、各地のお土産三昧かな♪
「お前はどこにも行かないのか?」と四方八方からうるさく言われて
つい、いー加減なテキトーな答えをしちゃったM兄ちゃん。
嘘の事後処理のため、今日またAAAに行って
今度は西の方角へのドライブ旅行の地図をもらってくるはめになりました。
うふふ、実現はいつかな、楽しみ楽しみ。


12月21日(金) 冬至
由里姉ちゃん作のかぼちゃパイを食べました。
柚子湯は今年も省略。
「フレッシュオレンジの香り」の日本製入浴剤なら使いかけがあるんだけど
クールバスクリンじゃねぇ。
ま、ぼくはお風呂はどーでもいいんだ。かぼちゃの甘いのさえあれば♪

日本にいた頃は、日がどんどん短くなっていくこの時期がとっても嫌いだったの。
そうでなくても気持ちがどんより沈みがちなのに
由里姉ちゃんが「洗濯物が乾かない、布団が膨らまない」て文句ばっかり言うし。
日本で最後に住んでたアパートは南側に大きなマンションがあって
晩秋〜冬は2時半頃になると建物の陰にお日様が隠れちゃったから、尚更。
ダラスに来てからはお布団なんか干さないし、洗濯物も全部電気乾燥だし
お日様の出てる時間が短くても由里姉ちゃんが文句を言わなくなったので
秋冬も嫌いじゃなくなりました。
でもやぱり、夕食が終わってもお外の明るい夏は大好き。
明日からちょっぴりずつ昼間が長くなると思うと嬉しいです。


12月20日(木)
ここ何日か、なんだか居間が狭い感じなの。
別に大型家具を買った訳じゃないし、何だろう、何だろうって考えたら
…ぬい口密度が異常に高くなってた。
ふだん寝室にいる子たちや奥の部屋にいる子たちが
みんなノコノコ居間に出てきて、ソファや机の上で押しくら饅頭してたの。
クリスマスだもんねぇ。
うち、毎年クリスマスに、ぬいぐるみさんの全員集合写真を撮ってるの。
撮る前に、一応由里姉ちゃんが家中を回って皆に声を掛けるんだけど
ベッドに潜り込んで熟睡してて気付かなかった子とか
台所の戸棚をあさるのに夢中で気付かなかった子とか
毎年誰かが写真に入り損ねちゃうの。
で、あとから「俺が写って無い!」て文句を言うんだけど
由里姉ちゃんは「私は呼んだ。来なかった本ぬいが悪い!」て言って
絶対に撮り直しをしてあげないの。
だから用心深い子たちは、あらかじめ居間に出てきてる。
テレビに夢中になってても、ちょっとウトウト居眠りしてても、
居間にいれば騒ぎに気付くからね。

撮影は25日、今年こそは全員そろった写真になるといいなー。


12月19日(水)
M兄ちゃんのかばんに入って一夜を過ごしたぼく。
なのに今朝、M兄ちゃんは、かばんを持たずに会社に行ってしまいました。
だから映画館のポップコーンを食べられなかったの、くすん。

夕方、由里姉ちゃんが冷蔵庫を開けたら、中が真っ暗。電灯が点いてくれないの。
冷蔵庫、壊れちゃったかな?
中は冷たいけど、朝から1度も開けてなかったから冷気が残ってただけかも。
故障だったら、ぼくの冷凍苺とアイスクリームが駄目になっちゃう、えーん。
でも幸い、壊れたのは冷蔵庫じゃなくて、電球の方だった。
M兄ちゃんが回して外してみたら、線が切れてたの。
台所の電灯を点ければ冷蔵庫の中は見えるから別に困らないんだけど
このままって訳にも行かないし、週末に電球買ってこよう、て由里姉ちゃんが言ったら
M兄ちゃんが「トイレの電球と同じのだから、あれ外してきて付ければ?
あっちは1つ外しても大丈夫でしょ」だって。
(トイレは白熱灯が7つくらい並んで付いてるから、1つ足りなくても充分明るいの。)
…そりゃ、別に、便器の中に付いてる電球じゃないけど。
M兄ちゃんは「トイレ」て表現したけど、アメリカのバスルームだから
実際は洗面所+脱衣室+浴室+お手洗いな訳で、そう不潔な場所でもないんだけど
でも、トイレの電球を冷蔵庫に付ける。…M兄ちゃんって、変。


12月18日(火)
クリスマス休暇を前に、M兄ちゃんの会社の人たちは又もヤル気無しモード突入中。
キリスト教徒はほとんどいないグループだけど、休暇は休暇だもんね。
明日は仕事をしないで皆で映画を観に行くんだって。
『指輪物語』、M兄ちゃんは本を読んでないんだけど
英語のセリフ、ちゃんと理解できるのかな?
昔、ぼくたちがダラスに来て最初の夏にも
「暑くて仕事する気にならないから映画に行こう!」て日があったの。
そのときは、聞き取り能力の充分でないM兄ちゃんのために
絵を見てれば筋が判る、英語が判らなくても大丈夫な西部劇を選んでくれたんだって。
今回はそんな考慮をしてもらえなかったってことは
M兄ちゃんは英語が上達した!って、回りの人に認めて貰えたのかな、ふふふ。

映画、ぼくも行きたいな。
ポップコーンとかアイス最中とか買ってもらうの。
最中が無かったら、コーンのアイスでもいいもん。
今晩のうちに、M兄ちゃんのポケットに入って待機してよーっと♪


12月17日(月)
昨日のお買い物のときにスーパーで薪を買ってきたので
よーやく暖炉が暖炉らしくなりました。
但し、本物の薪は慣れないと上手く燃えないし、大量の灰が残って掃除が面倒だし
本当に燃やすのは合成の固形燃料。
薪はただのインテリアです。
でも、無いと寂しいんだもん。

薪売り場には、Dr.Pepperの赤茶色の箱を積み上げて作った巨大な暖炉があって
何だか馬鹿馬鹿しくて楽しくてぼくは大好きです。
(私は暖炉よりこたつの方が好きさ。おこたでみかん、最高! 由里)


12月16日(日)
6月に買った電子辞書に、今日、「電池切れ」サインが表示されたの。
由里姉ちゃん、大喜び。
「連続使用で約40時間もつ電池だぞ、すごいぞこれは、
私は半年で40時間も辞書を引いたんだ、自分を誉めてあげたい」
…40時間って、2400分? 180日で割って、1日当たり13分。
全然努力してない数字じゃない? 真剣に英語と戦ってる人が聞いたら呆れるよ。
しかも、「広辞苑」機能を使ってる時間も含めてなんだもん。
英語のお勉強に使った時間はもっと短くなるよ。
だいたい、電池って、使わなくても置いとくだけで消耗するよね。
真夏に車の中に置き忘れたりしたら、あっとゆーまに放電しちゃうんじゃない?
(並行して紙の辞書だって使ったんだから、そっちも評価してくれー。 由里)

誰かさんが「電池切れで辞書が使えないから英語判んない〜♪」とか言い出す前に
早く、単4の電池、買ってこなくちゃね。
あ、由里姉ちゃんには紙の辞書もあるから平気なんだね、くすすっ。


12月15日(土)
日本にいた頃は、由里姉ちゃんもM兄ちゃんも携帯電話が大嫌いだったの。
あんな物、一生持たないぞーっていつも言ってました。
でもダラスに来てから、昼間、由里姉ちゃんがネットばかりしているようになって
M兄ちゃんが御用があってうちに電話してもずーっと「話し中」なことが多くなって
緊急のときに困るから、仕方なく、ネット中の受信用に安い携帯を1個買ったの。
昼間、由里姉ちゃんがスーパーにお買い物に行く途中で
人っ子1人いない砂漠の真中でガラガラヘビに噛まれて動けなくなったときだって
携帯を持ってれば助けを呼べるしね。(←大法螺です 由里)
でも、実際に使うことはほとんどないから、存在感は薄い携帯電話。
ネットするときも由里姉ちゃんはついつい携帯の電源を入れ忘れてて
M兄ちゃんから「電話がつながりませんー」ってメールをもらったりするの。

今日は、M兄ちゃんのお仕事でちょっとトラブルがおきかけていて
もしかすると電話で呼び出されて休日出勤かも、って状態だったらしいの。
なので由里姉ちゃんの携帯電話を持っておでかけしようとしたんだけど
スイッチを入れたら、あれ、電池が切れてる。
充電しようとしたら、あれれ、充電器が無い^^
この前充電したのはいつだっけ。
テロ直後にフル充電したのは確かなんだけど、まさか、あれ以来、3ヶ月ぶり?
よーやく部屋の隅で発見した充電器には、埃が積もってました。
(由里姉ちゃんがお掃除してないことがM兄ちゃんにばれちゃった)

そんで、本当は良くないんだろうけど、時間が無かったから1日分位だけ充電して
M兄ちゃんの上着のポケットに携帯を放り込んでお買い物に行ったの。
でも、上着を着てると暑いし、持ってれば邪魔なので
最初のお店の駐車場で、脱いだ上着を車のトランクに入れちゃって
…それっきり。
半日ウロウロして、うちに帰ってお茶飲んでテレビ観てネットして
夜になってよーやく携帯のことを思い出して車まで取りに行ったら
ありゃりゃー、受け損ねた着信3件!
慌ててネットを会社に繋いで、パコパコと忙しく動き始めたM兄ちゃんでした。


12月14日(金)
今シーズンよーやく2回目のアイスホッケー観戦。
もっと何度も行きたいよう。
でも、うちの経済状態じゃ、これ以上の頻度では無理らしい。くすん。
最近、ぼくたちが見に行った試合は必ず負けちゃうので
あんまり行かない方がチームのためになるのかな、くすんくすん。
今日も3-4で負けました。
でも、競技場(アメリカンエアラインセンター)の3階から見た
ダラスの夜景がとーてもきれいだったので
少しだけごきげんです。
12月13日(木)
昨日の夜、鮭のオーブン焼きを作ったときに
「エレファント・ガーリック」っていうのを一緒にオーブンに放り込んだの。
人間の握りこぶし2つ分くらいある巨大なニンニクで
蒸し焼きにするとトロ〜ッとして美味しいんだって。
ぼくは興味ないけど、由里姉ちゃんはニンニク大好きだから
すごく楽しみにしてたみたい。
でも、焼き上がったニンニクの皮をむいてお口に放り込んだ由里姉ちゃん、
なんだか不満そう。
「ニンニクの香りがしないーっ!」
買ってきたニンニクが「ハズレ」だったのかな、
それともこーいう味の物で、由里姉ちゃんの口に合わなかったのかな。
「そんなに高い物じゃないし、きちんとレシピを調べて、もう1度買ってみる」
?じゃ、今回はレシピ調べないで、温度も時間も適当に焼いたの?
じゃ、美味しくなくても仕方ないね(笑)

焼きニンニクの残りは今日、お昼にパンに塗って食べてました。
でも、パンに塗って焼くなら
普通のニンニクをすりおろしてオリーブ油と混ぜたのの方が美味しいって
由里姉ちゃん、またガッカリしてました。
でも、これも再挑戦するって。
そのくらい熱心にケーキも焼いてくれたらいいのにな。
大きな格好いい電動ミキサー買って2週間になるのに
台所のインテリアになっちゃってるの。ぷん!


12月12日(水)
今日、オリンピックの聖火がダラスを通過していきました。
その時間帯、交通渋滞がひどかったって。
由里姉ちゃんは、長野の聖火には全然興味を持たなかったくせに
今回は見に行きたいって騒いで大変でした。
M兄ちゃんが車を出してあげなかったので行けなかったけど。
そしたら由里姉ちゃん、今度は「ソルトレイクシティに行きたい」て言い出しちゃった。
オリンピックがあることさえ、ついこの間まで忘れてたくせに^^
「何か、う〜んと目立つ格好して行ってさ、テレビに映ろうぜ。
紋付袴に鉢巻と日の丸の扇子じゃみっともないからさ、
…ピカチュウの着ぐるみなんかどーだ? 目立つし、暖かいぞ。
日本の友人・親戚に、テレビで元気な姿を見てもらおうぜ」
…由里姉ちゃんが観戦したいのはアイスホッケーでしょ。
日本が出場しないんだから、日本のテレビじゃやらないと思うの。
それに、どっちみち今からじゃ、入場券も宿も確保できないよ。
どーして由里姉ちゃん、こんなに「アメリカの行事」に弱いのかなぁ。
長野五輪なんてちっとも行きたがらなかったし
サッカーのワールドカップの日本開催がきまったときは
「胡乱な異人が多くなる、何の国益にもならん、
どーせテレビも新聞もサッカー一色になって鬱陶しいだけだ」て
ぶつぶつ文句を言ってたのに。
12月11日(火)
今日は雨。
なんだか今年は良く降るなあ。
空が暗くて気持ちは沈んじゃうけど
車のドアを手で閉めても電気ショックに撃たれないし
由里姉ちゃんも鼻血を出してないし
過ごし易くて嬉しいです。

も1つお天気の話。
日照時間の問題なのか、気温の問題なのか、
今年は、うちのベランダの前にある大きな樹の紅葉が遅かったの。
12月半ばになって、まだ赤や黄色の葉っぱがたくさん残ってます。
この葉っぱがあると、ベランダの手すりにクリスマスのピカピカ電球を飾っても
外から全然見えないんだよね。
葉っぱが散れば枝の隙間からチラチラ明かりが覗いて、いい感じになるんだけど。
クリスマスまでに、葉っぱ、落ちてくれるかなぁ。
あと2週間。ちょっと不安です。


12月10日(月)
先週の土曜日、銀行にお金を下ろしに行ったの。
だけど、あれれ。ぼくたちの前の人、自分のキャッシュカードを抜かずに行っちゃった。
日本なら「カード忘れてますよっ!」て追っかければ間に合うけど
こちらのATMはドライブスルー。
あっと思ったときには、もう前の車は遠くへ走り去っちゃった後だったの。
前の人のカードが入ったままじゃM兄ちゃんのカードが入らないから
とりあえずそのカードを抜いて、自分のを入れて、お金を下ろして、カードを抜いて
さて、この前の人のカードをどうしよう??? ここに放置してったら危ないよね。
もしかしたら忘れ物に気付いて戻って来るかもって、少しその場で待ってみたけど
駄目だ、10分くらいで諦め。
さあ、困った。土曜だから銀行の窓口は開いてないし
落し物は交番へ? …そんな物、どこにあるんだ。ぷんぷん。
考えてみると、ぼくたち、この国で物を落としたことも拾ったことも1度も無くて
こーゆーときの対処法を全然知らないんだよね。
管理者のいる場所(スーパーの店内とか電車の車内、動物園の園内とか)なら
そこに届け出ればいいんだろうけど
道を歩いている途中でダイヤの指輪を落としちゃったら、どーすればいいんだろう?
持ち主の住所と名前が書いてない札束を拾ったら???
まだまだ知らないことばかりのアメリカ生活です。
土曜日に拾っちゃったキャッシュカードは仕方ない、今日まで待って
銀行が開いたところでM兄ちゃんが窓口に届けてきたんだけど
2度とこんな面倒で頭の痛い拾い物はしたくないです。
(どーせなら、カードでなく現金の方を忘れてくれたら良かったのに。
でも、防犯カメラにぼくたちが映ってるはずだから、ネコババしたらまずいかな?)
12月9日(日)
クリスマス用のリースが欲しくて、ファーマーズマーケットに行きました。
去年買った赤い鈴のリースはもちろんまだ元気だけど
次から次に新しい物が欲しくなるのは、もう、仕方ない。
今年買おうと思ったのは、トンガラシのリース。(正確にはチリペッパーだけど)
干した唐辛子を針金にくくりつけて、丸く形作ってあるの。
テキサスっぽい感じで、ずっと前から憧れたんだけど
でも、今日初めて値札を見たら、直径20cmくらいの小さなリースで50ドル近くするの。
う〜、残念、手が出ない。
クリスマスが終わったら端から少しずつむしってお料理に使えるけど
スーパーのスパイス売り場で買った方が安いもんねぇ。しくしく。
唐辛子リースはあっさり諦めて、次はチョコリースでも探してみます。

唐辛子リースって、全米どこにでもあるのかな。
生木のツリーに発泡スチロールをスプレーして真っ白にしちゃうのは
あれは本物の雪の降らない南の州だけの習慣?
テキサスでは、ツリー用の飾り物も、いかにもテキサスでござい!て感じ。
カウボーイブーツにカウボーイハットのサンタさんとか、
トナカイさんの角をつけたアルマジロとか、投げ縄にリボン結んだリースとか、
あーゆーのって、ぼくたちみたいなよそ者が面白がって買う「お土産物」なのかな。
それとも生粋のテキサス人が「テキサス人であることを誇る!」て思って買うのかな。
そーいうのも、何か1つくらいは記念に買っておきたいな。


12月8日(土)
ダラスから車で1時間くらいの大きな町フォートワースまで
新しく、電車の路線が開通したの。
今日は、そのお祝い&これからよろしくねキャンペーンのため
フォートワースまで無料試乗ができる日です。
無料という言葉を聞いて、由里姉ちゃんが飛びつかないわけが無い。
なので今日は特に用は無いけどフォートワース遠征です。

ダラスのダウンタウンにある始発駅に行ってみると、なんだか物凄い大混雑。
恐るべし、「無料」の力。
電車が何両編成なのか知らないけど、こんなにたくさんの人を積みきれるのかな。
通勤ラッシュの山手線みたいな状態になったら恐いな。

ぼくたちは12時50分発の電車に乗るつもりだったのに
1時になっても、1時10分になっても電車は来ない。
さらに待って、いー加減いやになった頃、職員のお姉さんが何か大声で喋り始めた。
屋外で、マイクも無しに怒鳴るだけ。途切れ途切れにしか聞こえないけど
どうやら途中で事故があって電車が止まってるらしい。
詳しい事情は判らないけど
お姉さんに説明を聞きに行った人たちも話が終わるとホームに戻ってきちゃうので
きっと、しばらく待ってれば復旧の見込みはある状態なんだと思う。
吹きっさらしのホームはあんまり寒すぎるので
隣にある長距離列車の切符売り場&待合室に入っていることにしたの。

ダラス近郊の観光施設のパンフレットなんかを眺めて時間を潰してたら
15分くらいして、駅の方から大量の人たちが建物になだれ込んできた。
「?」って思ってると、その人たちは建物の中を突っ切って反対側の通りに出て
バス乗り場のところで団子状になっている。
あああ、電車、動かないんだね。バスの代替輸送になっちゃったんだ、きっと。
そうまでして行きたいフォートワースでも無いし
ぼくたちはそのまま帰ってきました。
残念だったけど、行きは行けちゃって、帰る電車が運休になるよりはマシだよね。

追記、今、夜のニュースで見たら
電車と車がぶつかって車が大破、って事故だったらしいです。


12月7日(金) 真珠湾攻撃の日
時差があるから、日本とは日付が違うんだな。
で、それと関係があるような無いような、DVDで「火垂の墓」など見てみる。
日本語音声、英語字幕つき。
英語字幕の英語音声で楽しめるくらいの力が欲しい物です。
字幕無しの英語音声だけ、なんて高望みはしないからさ。

しっかしなぁ。
「蛙が鳴くから帰ろ♪」という歌を、そのまま訳しても意味ないと思うんだがなぁ。
じゃあお前ならどう処理するんだ?って
知りませんわな、私は翻訳を商売にする意志は無いし(能力はもっと無いし^^)

次はトトロとナウシカが欲しいぞーっ。 (由里)


12月6日(木)
M兄ちゃんは、どうやら会社で毎日おいしいおやつを食べているらしいの。
誰かがどこかへ行ってきたお土産とか、出張してきた誰かからの手土産とか。
今日は仲間の1人が誕生日だからって
大きなアイスクリームを買って来て皆で分けたんだって。
昔は誕生日のおやつはケーキで決まりだったんだけど
最近はアイスが多いんだって。
いいなぁ、いいなぁ。
家で由里姉ちゃんと一緒に居てもたいして美味しい物にはありつけないし
これから毎日、ぼくも会社に行こうかな?

お店から買ってきたばかりの大きなアイスは、とっても硬く凍っていて
ナイフもフォークも歯が立たない。
そんなとき、由里姉ちゃんは熱湯にスプンを浸して、そのスプンで掬い取るけど
会社の人たちはすごいことをするらしい。
紙容器ごと、電子レンジに放り込んで「チン!」。
適度に柔らかくなって、分配しやすくなるんだって。
でも、大勢で分けて1度で食べきるときならいいけど
うちでは試したくないね。
全体を融かして少しだけ食べて残りは再冷凍、また融かして再冷凍、
何度も繰り返してたら味が落ちそう。
アメリカ人、そんなこと考えないで自宅でもチンしてるのかな?


12月5日(水)
しばらく前に、口頭で更新の意志を伝えたアパートの契約。
今日、分厚い契約書類が届きました。
大きな紙が全部で16枚、細かい文字がぎっちり詰まってます。憂鬱。
日本語の文章なら、ななめ読みでも大体の内容は理解できるけど
英語はきちんと目を通しても理解できません。
ちゃんと読んでも判らないなら、読もうと努力するだけ無駄じゃ〜ん?と
怠け者の由里がささやきますが
でも、大金が絡む契約だもん。判らなくても読まなきゃならない。ああつらい。
たぶん契約内容は前回、前々回と同じだと思うので
そんなにシャカリキになって読まなくても大丈夫なのかなぁ。
でも、前回の契約書の中身なんて、全然覚えてない。
辞書片手にしっかり読んだはずのにな。
…訳して読んでも3歩で忘れるなら、やっぱり読むだけ労力の無駄?

読んで、重要な部分には夫婦連名のフルネームのサインをします。
あんまり大事じゃない部分も、とりあえず「読みましたよ」という意味?で
イニシャルだけ、でもやっぱり夫婦連名のサインをします。
書類1枚につきサイン1回、合計16回(うちフルネーム6回)。
判子の国で生まれ育った私は、どう頑張っても書くたびに筆跡が違ってしまうので
サインは大の苦手です。
これもまた憂鬱の種。 (由里)


12月4日(火)
なんか、政府が3度目の「テロ注意報」を出したらしいんだけど
う〜ん。前2回と比べて、由里姉ちゃん、全然気にしてない感じ。
前の時はパスポートとか大事な書類の持ち出し用意をしたり
お水や食べ物の備蓄を確かめたり
騒ぎすぎじゃないのー?って位にあたふたしてたのに
今回は「あ、そーぉ?」ってだけでお終い。
マスコミの取り上げ方も呆れるくらい小さいし
アメリカ政府は、おおかみ少年なのかな?
とりあえずぼくは、ぼくの分のチョコレートだけしっかり確保っ。

それはそーと、「テロにつながる有力な情報」っていうのをFBIに教えてあげると
なんと、情報価値の高さによっては、アメリカの永住権がもらえるんだって。
由里姉ちゃんが、しばらく前に新聞で読んでもの欲しそうな顔してた(笑)。
でも、記事をいっくら読んでも、FBIの住所や電話番号なんて載ってなかったの。
電話帳見たら出てるのかなぁ?FBIって、どこにあるの??


12月3日(月)
今日は栗ご飯。瓶詰めの茹で栗を使ったの。
本当は感謝祭の七面鳥の詰め物用に売られていたんだけど
日本人(日本ぬい)なら、やっぱり「ご飯」でしょ!
原材料のとこには「栗」としか書かれてなかったのに
食べてみたら、ちょっと甘味が強いみたい(ぼくは大歓迎♪)。
ただ茹でただけじゃなくて、砂糖が加えてあるかな?て味でした。
これだったら、ご飯よりもお菓子にむいてる感じ。
潰して牛乳とバターで練ってもいいし
小豆を煮て「栗羊羹」「栗ぜんざい」を作ってもいいし
るんるん、楽しみ。
あと2/3も残ってるんだー。

この秋は、中華系のスーパーで生の栗を買って来て茹でてみたんだけど
あんまり鮮度がよくなかったし、虫食いの栗が半分以上も混ざってて
期待してたほど美味しくなかったの。
今日の栗は、当たり外れなしに全部美味しかったので
たくさん買って来て棚に常備しておきたいな。
(感謝祭用品だけど、まだ売ってるはず。たぶん。)


12月2日(日)
しょっくー。

先週の土曜日、きれいな「靴下掛け」を見つけたの。
トナカイさんとか樅の木とか雪だるまとかの形の置物で、前面にフックがついてて
そこにクリスマスの赤い靴下を吊り下げて、暖炉の上に飾るの。
フックが下に出っ張ってるから、日本でテレビやタンスの上に飾るには不向きで
だから去年も一昨年も我慢して買わずにきたんだけど
今回見つけた雪の結晶の靴下掛けは、今まで見てきた中で1番すてき。
5ドル99ってお値段も魅力的だし(同程度の品物で、ふつうは12ドルくらいする)
本気で探せば、日本に持ち帰っても飾る場所くらい見つけられるよね。
買っちゃえ買っちゃえー。
ってことになったのに、たまたまその日は現金の持ち合わせが少なくて
たった6ドル足らずのその靴下掛け、買えなかったの。
(カード・小切手が主流のアメリカだけど、由里姉ちゃんは金銭感覚が危ないので
敢えて、できる限り現金払いをするようにしてます。
慣れてないせいもあって、小切手だと「お金を払った気がしない」みたい…)
そんで、今日、ちゃんとお金を用意して買いに行ったら
がぁん、売り切れ。
チェーン店だから、よその支店に行けば残ってるかな、と思って2軒も回ったのに
全店そろって売り切れ。
…なにか問題でもあって、回収でもされちゃったかな?
てことで、欲しいおもちゃが買ってもらえなくて、ちょっとぷんぷんなぼくです。
(でも、夜ご飯食べに行ったスパゲチ屋さんのレモンタルトが美味しかったから
もう、しっかり回復なぼくです。)


12月1日(土)
しばらく前に量販店に行ったとき、きれいなチョコレートを見たの。
1円玉2枚並べたくらいの大きさのチョコが何十個も詰め合わさってるの。
赤や青や緑のキラキラ光る紙に包まれて、金色の紐が十字に掛かってて、
そのままクリスマスツリーの飾りになるんだって。
がんがん暖房入れてるお部屋で、チョコが融けちゃわないかな?て少し心配。
でも、あれ、欲しいよー。
うちはツリーは無いけど、どうにか工夫してお部屋に飾って
それで、クリスマスまで毎日1個ずつ食べて行くの。
アドベントっていうんだよね。
日に日に飾りが減って寂しくなるアドベントじゃ駄目かな?
食べちゃったあとの包み紙を元通り飾っておけば大丈夫だよね。
もう12月。アドベントにはちょっと出遅れ気味だけど
明日、買いに行こうよぉ。


11

11月30日(金)
20日前に凍らせた、特製塩鮭を焼きました。
焼き網なんか無いから、フライパンで。
…うう。塩辛すぎる!!
掲示板の情報には「鮭1切れOOgに対し塩Og」なんて具体的な数字が1つも無くて
「多すぎるかなと思うくらい振っても足りないくらい」だの
「足りない塩は後で足せるけど多すぎた塩は抜けないから、まずは少なめに」だの
感覚的で、しかもバラバラな話ばっかり。
仕方ないので「こんなもんかな」て量の塩を振って作ったんですが
どうも多すぎたようで。
最後は茶碗に注いだお湯の中で洗いながら食べました。
次はもう少し控えめに塩してみよ。

塩加減はともかく、サーモンが脂っぽいのが最大の欠点でした。
仕込みの段階で抜けた水の中にギラギラと大量の脂が浮いていたので
あれで出切ったかと思ったのだけど、う、甘かった。
バタ焼きで食べるには美味しい脂なんだけど、塩鮭に脂が乗ってちゃまずいよね。
なんとか脂問題を解決すべく、しばらくは試行錯誤です。 (由里)


11月29日(木)
寒波は去っていきました。
市内でも電線が凍り付いて停電したところがあったらしいけど
ありがたいことにうちは無事でした。
厚着して布団に潜り込んでいればいいんだもん、
華氏110度の夏に停電されるより、冬の停電の方がずっとマシだけど。
でも、水道管が凍りついたらちょっと面倒なことになるだろうし
お風呂のお湯を沸かすのも電気、台所で煮炊きをするのも全部電気、
やっぱり停電は困るです。
ネットできなくなるだけじゃ無いのさ。
明日からはまた暖かくなるらしいけど
最低限の暖が取れるように、やっぱり薪は買って来ておこ。
ガスボンベのバーベキューセットもあった方がいいのかな?
氷点下のベランダで凍えながら肉を焼いても、楽しくは無いだろうなぁ。 (由里)

11月28日(水)
わぁい、大寒波の襲来です。
まだ11月なのに、氷点下だもんね。
この辺の学校は、今朝は登校時刻を遅らせたり、休校にしたりしたみたい。
家の中は暑いくらいに暖房されちゃってるので実感わかないけど
ためしにドアを開けてみたら、わあ、ブルブルブルッ!
ぼくが「あんまん食べたいな」て思うのと全く同時に
由里姉ちゃんが「おでん食いてぇ」て言いました。
明日の朝はもっともっと冷えるって。
雨が降ってたから道路が凍って、車の事故がたくさん起きそう。
M兄ちゃんは、会社まで歩こうかなーって言ってます。
片道20分くらいかな? 距離は大したこと無いけど、寒い中大変。
でも、こんな凍った雨の中、慣れない道を長距離ドライブしなくて済んで、良かった。

それにしても、何をねぼけてたんだろう。
汲んできた温泉は4ガロン≒16リットル。です。
度量衡が混乱してる〜。


11月27日(火)
無事故無違反、元気で帰ってきました。
3日間の走行距離、969.4マイル≒1559.8km。
夏のドリーさんのロシア旅行(?)には遠く及ばないけど
鹿児島から札幌までの直線距離くらいを移動したんだから、すごいすごい。
すーぱー草履号を買ってからの総走行距離も5000マイルを越えたので
近々定期健康診断に連れて行かなきゃ。

お土産は、市役所前の公共水汲み場から汲んできた、温泉のお湯16ガロン。
今、それを沸かし直して紅茶を淹れて飲んでます。
でも、ぼくにはいつものお茶と味の違いが判らないの。
ちょっとつまんない。

美味しい物は何も食べられなかったけど
それでもお出かけは楽しかったです。


11月26日(月)
今日は雨。
土砂降りな上に一時は雷まで鳴り響いて、「行楽日和」とは言い難い1日でした。
美味しい物も何もない町だしー。ぼくはちょっと退屈。
景色はきれいだから、由里姉ちゃんとM兄ちゃんはそれなりに楽しめたみたいだけど
午後からは霧も出てきて、視界が真っ白になっちゃった。
なんだかついてないぼくたちの旅。
でも、無事に来られたんだからいいよね。
民間機が飛行差し止めでキャンセルになったナイアガラの旅に比べれば。
あと、口蹄疫で中止になったイギリス旅行っていうのもあったんだ、実は。
ヨーロッパは日本から行くより近いし安いし、本気で計画立ててたのに
伝染病のせいで、北部の湖沼地方の立ち入りが厳しく制限されちゃって
泣く泣く取りやめにしたの。
由里姉ちゃんの目的の半分は「湖沼地方でアーサー・ランサムごっこ」だから
そこに行けないんじゃ意味ないもん。
(もう半分の目的は、勿論ノーザンプールのロレンスの2DK訪問。
でも、ノーザンプールってどこにあるだ?? 由里)

明日はダラスに戻ります。楽しくなくていいから、無事で帰りつけますよーに!


11月25日(日)
アーカンソー州はホットスプリングス国立公園からこんにちは。
ここまで来る途中であちこち寄り道しすぎて、今日は公園内は全く見てないの。
ホテルには温泉ついてないし、何しに来たんだろ?

温泉饅頭が食べたーい!!のは当然のこととして
無性に栗きんとんが食べたい本日のぼくです。
詳細は後日♪ では。


11月24日(土)
感謝祭が終わって、いよいよ本物のホリデイシーズンに突入。
サンタさん模様のシャツとか、トナカイさんの編み込みベストとか、
クリスマス柄の服を着てる人が町の中にも大勢いました。

感謝祭は毎年第4木曜なので
アフターサンクスギビング、土曜、日曜と続けて、世間の大多数の人は4連休。
M兄ちゃんの会社では、今週は月曜から勝手にお休みしてる人が多かったって。
感謝祭で帰省するなら、早めに出発しないと道が混むからね。
ぼくたちには帰省は関係ないので感謝祭前はお休みしなかったけど
ちょーどM兄ちゃんのお仕事が1段落したので
4連休のあとに3日間の休暇を取りました。全部で7連休です。
ということで、明日から2泊3日で温泉旅行に出発ー♪
おやつはたくさん持ったし、楽しみ、楽しみ。
今日は高速道路でぶつかって大破してる車を2回も見たの。
帰省旅行の長距離ドライブで、注意力が落ちてるのかな。
M兄ちゃん、安全運転してね。
では本日は、少し早めに「お休みなさい」!


11月23日(金)
由里姉ちゃん、今朝はぜーったいに早起きして
「アフター・サンクスギビング」のバーゲンに連れてってくれるって約束したのに
実際に目を覚ましたのは8時47分。ぷんぷん!!
それでも9時前には家を出られるのが、由里姉ちゃんのすごい所だけどね。
バーゲンそのものはあんまり面白いことなかったけど
ショッピングモールの中に人がたくさんいて、賑やかで、楽しかったです。

帰ってきてから、食いっぱぐれた朝食兼昼食に
昨日の七面鳥の残りでサンドイッチを作って食べました。
あと、かぼちゃパイを1切れ。
おやつもかぼちゃパイ1切れ。
夜は七面鳥をトウバンジャンと醤油で炒めて、デザートにかぼちゃパイ。
冷蔵庫には、まだまだ七面鳥がたっぷり。
あしたは七面鳥ラーメンだって。
「七面鳥もいいけど、カレーもね」って、由里姉ちゃんがうわごと言ってます。


11月22日(木) 感謝祭
七面鳥、ちゃーんと焼けたよぉ♪
…少なくとも、ちゃんと中まで火は通ってたし。
腿の外側は焼けすぎてガチガチになってたけど。
上手に焼けた鳥は、もっともっと美味しいんだろうな。
でも「初めてにしちゃぁ上出来」だったと思います。
来年の感謝祭、また頑張ってみたいです。面白かったし。
来月のクリスマスに、とは言いませんけど。
あ、レシピは、ネット上の架空レストランコリスインさんの
[Kitchen]のコーナーを参考にさせていただきました。
なかなか面白いサイトなので
食べ物話がお好きな方はぜひどうぞ。(日本語です)


七面鳥の足を縛るタコ糸が手に入らなくて困っていたのですが
今日、鳥を袋から出したところで謎が解けました。
鳥をぶら下げるための取っ手を兼ねた太い金具がお尻に打ち込まれていて
そこに両足をはめ込めば、綺麗に形良く焼きあがるようになってたのです。
不器用なアメリカ人でもラクラク簡単、て感じ。
糸なんか要らないのでした。

月曜日にタコ糸を探して家庭用品店を回っていたとき
非常に安い「使い捨て温度計」というのを発見しました。
プラスチックの本体に赤いピンがはめ込まれていて
肉が中まで充分に熱くなると、そのピンがぽん!と飛び出てくる、という物です。
便利そうだけど、肝腎の精度はどうなんだろう?と
気にしながらも買わずに帰ってきてしまったのですが
なんと、今日の七面鳥、最初からその温度計が埋め込まれてました。
買わなくて良かった。
でも、体重10ポンドの七面鳥で3時間半は必要なはずなのに
その赤いピン、たった2時間で飛び出してきちゃいました。
生肉は大嫌いなので予定通り3時間半じっくりと焼きましたが
ピンが上がった時点で、本当は焼けてたのかな。
それともやっぱり、あんな物あてにしちゃ駄目なのかな? (由里)


 ●本日のメニウ●
・七面鳥の丸焼き
  グレイビーソースとクランベリーソースを添えて。
・ワイルドライス
  8ヶ月前に日記と掲示板で話題になったアレです。まだ残ってた^^
  本日はワイルドライス1:白米2の割合。
  七面鳥の付録の首(!)を煮て取ったスープで炊いてみました。
・温野菜
・リンゴとセロリのサラダ
・たまねぎスープ
・かぼちゃパイ
・胃散^^
  予定ではマッシュポテトも作るつもりでしたが、
  とてもじゃないが食い切れん!てことで中止。正解でした。
  スープも要らなかったな。


11月21日(水)
かぼちゃパイは焼けたし、スープの仕込みも完了。
あとは問題の七面鳥だぁ。
ニワトリの丸焼きなら短大1年の「西洋調理」で実習したけど
こんな物、今後の人生で再び作る機会がある訳が無かろうと思ってたから
講義、ほとんど聴いてなかったです。
高い実習費納めてたのに、勿体無い。(私が払ったわけじゃないけど。)
私の人生、誤算だらけ。

いよいよ明日が感謝祭です。 (由里)


11月20日(火)
年末大掃除は全く手付かずだけど、おせちの用意はしっかり開始。
今日は、七面鳥の丸焼きに添えるクランベリーのソースを作りました。
水250ccに砂糖200gを入れて沸かして、クランベリー340gを加えて10分間煮るの。
名前は「ソース」だけど、日本の感覚だと「ジャム」に近いかな。
「焼き鳥にジャムを乗せる」って想像すると、ちょっと恐い。
でも実際に食べてみると、そんなに変でもないよ。
クランベリーって、ものすごく酸っぱいの。
だから出来上がりは「梅ジャム」みたいな感じになる。
蒸した鶏にかけたら、真夏も食が進むかな、て由里姉ちゃんが言ってます。
クランベリーソース、ものすごく大量に出来ちゃったから
冷凍しておいて来年の夏に試してみようかな?

七面鳥を焼くのは今回が初めてだけど
添え物のクランベリーソースは、実は2回目。
一昨年の秋、スーパーに生のクランベリーが入荷したその日に
七面鳥のソースの材料だなんてことは知らず、生で食べるつもりで買って来たの。
由里姉ちゃんは、クランベリージュースが大好物だから。
ところが、早速洗って2、3粒を摘まんで…
あまりの酸っぱさに、お口がしわしわになっちゃった。
試しにお砂糖かけて食べてみたけど、まだ酸っぱい。
そーいえば、「クランベリーだけ100%果汁」って、どこを探しても無いんだよね。
リンゴジュースとのブレンドだったり、「果汁10%」の薄い砂糖水だったりで。
そのままだと酸っぱすぎるからなんだ!って、よーやく判った。
仕方が無いからジャムを作ることにしたんだけど
当時、うちにはお砂糖がほんのちょっぴりしか無かったの。
窮余の策で、冷蔵庫に放り込んであった古い綿あめを使って煮たんだっけ。
ピンクと水色の綿あめだったから、素敵な紫色のジャムになっちゃった。
今日のクランベリーソースはちゃんと白いお砂糖で煮たので、深い赤色になりました。


11月19日(月)
感謝祭を前に、他州ナンバーの車が目立ち始めました。
日本の盆・正月と同じ、帰省シーズンの始まりです。
M兄ちゃんの会社の人たちもみんな勝手に休暇に入り始めたっていうし
出勤してきてる少数派の人たちもまじめに働く気は全く無いみたいで
M兄ちゃんも6時前には帰って来ちゃいました。
なので、由里姉ちゃんが昨日買い忘れた感謝祭用小物を求めて
家庭用品店とスーパーに連れてってもらいました。

まずはクッキー型。木の葉の型を、パイの縁飾りに使いたいんだって。
どーせ鑑賞する暇なんか無しにぼくが食べちゃうんだから
飾りなんか要らないのにね。
買ったのは、木の葉やリンゴやカボチャの型6個の詰め合わせセットです。
でも、お店を出て車の中で箱を開けてみたら、同じ形の葉っぱが2つ入ってて
1番大事なドングリの葉っぱの型が入って無かったの。
お店に引き返して、交換してもらいました。

次に必要なのはタコ糸。七面鳥の足を縛るのに使うの。
最初に行ったスーパーには置いてなかった。
次の家庭用品屋さんには荷造り用の麻糸みたいなのが1種類あっただけ。
ほんのちょびっとしか巻いてなくて、1ドル半。暴利を貪ってるー。
今日はもう諦めて、明日、中華系スーパーまで日本のタコ糸買いに行こ。
M兄ちゃん、どーせ明日もあさっても日が高いうちに帰ってきちゃうんだから。

あとは大掃除用の重曹。
でも由里姉ちゃん、初めての七面鳥のことで頭がいっぱいで
掃除までは手が回らないよー、どーしよー、って笑ってます。
困った由里姉ちゃんです。


11月18日(日)
次の木曜は感謝祭。ということで
今、うちの冷凍庫で、七面鳥が1羽眠ってます♪
体重10.31ポンド≒4.7kg。
値札は「10ドル21セント(1ポンド当たり99セント)」と付いてますが、実は無料。
スーパーで50ドル以上の買い物をすると、冷凍七面鳥が1羽貰えるのです。
なので、普段の週末の買い物はなかなか50ドルまでいかないけれど
今日は歯ブラシだのサランラップだのを余計に買い込んで
少し強引に59ドル15セントにしてみました。
(ぴったり50ドルにできなかったのは、この国の値札がデタラメだから。
1ドル99のつもりで籠に入れた缶詰がレジでは1個79セントになったりするので
50ドルぴったり分の品物だけを買おうとした場合
「47ドル63セントです」て言われて大損する危険性ありなのです。)
24ポンドの七面鳥まで無料なので、頑張って大きなのを取ろうかとも思いましたが
大きすぎる鳥は中までしっかり火を通すのが難しいのだそうで
冷凍ケースに転がっていた七面鳥の中で、できるだけ小さい物を選んで来ました。
それでもずっしり重い。
勢いにのって七面鳥用の焼き皿っていうのまで買っちゃったんですが
(定価29ドル99、2割引クーポン券利用)
よく考えたらこれ、大きすぎて日本の家庭用オーブンには入らないんじゃないかな。
予定通り、使い捨てのアルミ皿にしておけば良かった。(泣)

残る問題は、何種類かあるレシピの中のどれを実行するか、です。
私は「醤油と味醂を塗って白ゴマを振る」という和風七面鳥にクラっと来たんですが
それじゃあソース用に買ってきたクランベリーの立場が無いし
ターキー初挑戦はノーマルなので行きましょうかねえ。 (由里)


11月17日(土)
ここの人たちって、本当にパーティーが好き。
何だぁかんだぁで月に1度はおよばれしてる気がする。
別に、集まって特に何をするって訳でもない。
日本のサラリーマンが勤め帰りに赤提灯で1杯飲むように
こっちの人は休日に誰かの家に食べ物持参で集まる、ってだけな感じ。
今日もまた、M兄ちゃんの会社の人のおうちに行って来ました。

お集まりの「名目」は一応2つ用意されていて、
1つは「DIWALI」っていうインドのお祭りのお祝いのパーティー。
主催者(インド人)の説明によればこのお祭り、本来はインドの神話に基づく物だけど
今は大勢で集まって飲み食いして騒ぐための口実になってるらしい。
確かに単なる「口実」だったようで、お祭り関連のプログラムは何も無かったです。
もう1つは、夏に結婚して家を買ったばかりの主催者さんの「新居の見せびらかし」。
希望者全員でぞろぞろと列を作って、
居間や台所から寝室・浴室・物置まで、くまなく見物させてもらいました。
なんだかゾウさんと孔雀さんの置き物の多いお家だったなー。
暖炉の上には聖なるお牛様。
ちょっとカッコいい密教系の飾り物が多くて、密教マニアのぼくは嬉しかったです。
会社の仲間のうち、夫婦者なのに家を持ってないのはM兄ちゃんだけなので
「お前はいつ買うんだ?」の攻撃受けまくりで、M兄ちゃんは大変そうでした。
由里姉ちゃんも、別のところでご苦労様。
インド人女性達が全員サリーを着ていたので
そのトバッチリで「ユリサンはケモノ(←着物)を着ないのか?」と言われてたの。
だって由里姉ちゃん、浴衣さえも1人じゃ着られないし〜。

あとはお決まり、泣くほど辛いカレーをたっぷり食べて(ぼくはパス)
頭が割れそうに甘い(アメリカのお菓子より甘い!!)インド菓子をたらふく食べて
残ったカレーをどっさりと密閉容器に入れてもらって帰って来ました。


11月16日(金)
Iron Chef USA:Showdown in Las Vegasっつうのをテレビで見ました。
「料理の鉄人アメリカ版:ラスベガス対決」です。
番組の基本的な流れは日本のとほぼ同じらしい。
登場する鉄人は4人、
フレンチ、イタリアン、エィジァン(ヤマグチなんたらいう日本人)、そしてアメリカン。
「アメリカンの鉄人」ってのが、なんだか謎な存在だな。
どんなテーマ食品を提示されても
「OOバーガー」と「OOのコーラ煮」しか作らないんじゃないの?
紹介された経歴によればテキサス生まれだそうで、あ、こりゃもう完璧に駄目だわ。
…と思っていたら「さぁ、誰と戦うっ」「アメリカンのXXさんっ」てわけで
いきなりアメリカンの鉄人のお手並み拝見となりました。

今日のテーマ素材は「ダンジネス・クラブ」。
うーん、アメリカ人、やっぱり包丁使わないなぁ。
蟹を真っ二つに叩き割るのに中華包丁みたいなのを振り下ろしてたけど
まな板の上でコトコトって場面はついに出なかった。(見逃したかな?)
ひたすら鍋の中身をかき混ぜてるだけで料理が完成。ある意味、すごいかも。
それにしても、観客席がやかましいぞ。
ちょいとフライパンを煽って中身を返してみせただけで、やんややんやの大歓声。
んなもん、日本の中華料理屋に行けばいくらでも見られるに。
で、出来上がった料理はコケオドシの極み。
なんで料理の上で花火が燃えてるんだよー。
お金貰っても試食したくない!と思ったでした。

司会進行役(日本版の「主宰」ね)は、ウィリアム・シャトナー。
元祖スタートレックの「カーク船長」です。
それも、今日の番組を見てやろうと思った理由の1つだったんですが
カーク君、なんだかデップリ太っちゃって、顔なんかぱんぱかぱんに丸くなっちゃって
そんなんじゃ、宇宙船に乗れないぞ。
でも、とりあえずはお元気そうで、安心したでした。 (由里)


11月15日(木)
ぼくの大好きなチョコレート屋さんから、ぼく宛てにホリデイギフトカタログが届いたの。
前に工場直売店にお買い物に行ったとき「ご芳名帳」にサインしてきたから
きっと、その住所で送ってくれたんだね。
24ページのカタログには、チョコの写真が数え切れないくらい。
ぼくは、中身のキャラメルがニチャ〜ッって糸引くのが1番好き。
刻んだナッツのもいいな。
由里姉ちゃんは、ココナツがジャキジャキする感じのが好きだって。
でも、どれもこれも全部美味しそうで、どれか1つなんて選べない。
残念なのは、ぼくがこの会社のチョコにはまるきっかけになったチョコが
カタログに載ってなかったこと。
お店でも見かけないし、もう作るのやめちゃったのかな。
チョコの中にピーナツバターの層とブドウジャムの層が重なって入ってて
トロっと甘くて、ちょっとだけ酸っぱくて、ピーナツバターがベタベタで
とってもとっても美味しかったのに。
すごく悲しいです。

(「郵便物に触った後は石鹸で手を洗おう」とまで言われるこの物騒なアメリカで
カタログにいきなり飛びついて、写真の匂いを嗅ぎまくってたお坊ちゃん。
危なすぎるぞ〜。 由里)


11月14日(水)
10日ほど前に書いた、壊れたスプリンクラーのその後。
そーいえば最近、朝、水音を聞かなくなったなぁと思って
M兄ちゃんに聞いたら、車の泥汚れも付かなくなったって。
直してくれたんだぁ♪と思ってスプリンクラーを見ると
いじった形跡は全然無い。
どーやら、スプリンクラーのタイマーを切るか、水栓を閉めるかして
水撒き自体を止めちゃったらしい。
ぼくたちにとっての問題点は確かにそれで解決なんだけど
そんなことでいいのー?
今週は天気が崩れっ放しで、さしあたって散水の必要は無いんだけど
アメリカって、やっぱり判らない…。
11月13日(火)
たっぷりと塩を振って冷蔵庫に放り込んでおいた鮭は
ギラギラと脂ぎった水分が大量に出て
信じられないくらいに硬く身が締まって
ちゃんと「塩鮭です」って雰囲気になりました。
紅鮭じゃないのが残念って由里姉ちゃんは言ってるけど。
近々、焼いてみるって。美味しいといいね。(←他人事♪)
とりあえず今は、1切れずつラップして冷凍庫に放り込んであります。
おかげで冷凍庫のスペースが狭くなっちゃった。
アイスの買い置きがちょっとしかできなくなるのが悲しいです。

冷凍の塩鮭なら、本当は日系食料品店にも少しはあるの。
ただ、鮮度とか価格とか品質とか値段とか賞味期限とかお財布事情とか
…いろいろ問題が多いらしいです。
問題多くても「売ってる」ってだけ、恵まれてるんだけどね。


11月12日(月)
去年の7月に「6ヶ月契約」で入居した、今のアパート。
12月に「12ヶ月の契約延長」をして住み続けてきましたが
1年なんて、あっという間です。
先月半ば、来年1月からの新しい契約条件と手続き締切日の通知が来ました。
今の契約より、月30ドルも値上がり。むう。
でも、新しく家探しをする気力は無いし、ここに来年も住むことには異存無し。
ただ、なんとなく面倒で、更新手続きは後回しにしてありました。
ほいたら、先週の水曜日、新たなお知らせが。
「もしも今から48時間以内に7ヶ月または13ヶ月の契約をしてくれたなら
あなたの次回(12月分)の家賃を250ドル引いてあげますよ」
ふふふ。敵はあせってる、あせってる(笑)
去年は契約更新のお知らせを貰ってすぐに手続きをしちゃったのだけど
ちょっと損したかな。
9月11日以降、皆が高い家賃を払えずに安アパートへと流れ始めたため
アメリカ中の賃貸住宅が「借り手市場」なんだそーな。(←よく判ってない)
その影響もあるのかもしれないけど。
250ドルに心引かれながら、でもやっぱり面倒で放置していたら
「48時間」の期限が過ぎた金曜の昼、さらなるお手紙が。
「あと48時間だけ猶予をあげますから
ぜひ7ヶ月・13ヶ月の契約をして250ドル引きをあなたの手に!!
48時間目は日曜で祝日なので事務所が留守かもしれないけど
月曜の朝9時までに留守電にメッセージを入れてくれればいいことにしますよ」
ひょっとして、もっとじらしたら、300ドル、400ドル引くって言ってくるのかな。
ま、せっかくの250ドルをふいにしちゃうのは勿体ないので
今朝、期限ギリギリで、電話で更新の意志を伝えておきました。

アメリカの他の都市で部屋探しをした経験はないので
これが「全米どこでも」な一般論なのか、
「テキサスでは」「ダラスでは」の特殊事情なのか判らないけど
少なくともダラスでは、6ヶ月契約と12ヶ月契約とでは、毎月の家賃が違います。
6ヶ月契約の方が、月10ドル高いの。(←今のアパートの場合)
「月ぎめ」だと、更になんと115ドルも高くなる。
「長期契約をすれば割り引いてもらえる」って形は合理的だけど
私たち、身分の不安定な滞在者にはちょっと不親切。
途中で転出した場合も、残り期間の家賃は全部払わなきゃいけないんだそうです。
代わりに住んでくれる人を見つけて、その人に家賃を払ってもらうのは可、らしいけど。
「辞令」を100パーセント信用するなら、来年の初夏には日本に戻るはずの私たち。
過去の例から見て、大幅に、果てしなく任期延長になるだろうと予想して
7ヶ月の契約を伝えちゃったのですが
吉と出るか凶と出るか。お楽しみです。 (由里)


11月11日(日) 退役軍人の日
カード屋さんに、星条旗や鷲をデザインしたベテランズデイ・カードが並んでた。
こんな物、去年も一昨年も見なかったと思う。
テレビでは何やら血まみれの戦争映画ばかり流してる。
アメリカの11月は3度目だけど、この日を意識させられたのは初めて。
なんだかな〜。
あのテロから、今日で2ヶ月。

今日は、由里姉ちゃんとM兄ちゃんが2人で塩鮭を作ってました。
昨日、大きな塊の生鮭を買ってきたの。
いつもは1回分ずつに切り分けてそのまま冷凍して
バタ焼きとか石狩鍋風のごった煮とかで食べていたんだけど、
最近、よく覗いてる複数の掲示板に塩鮭を手作りする話が出てて
それを見たM兄ちゃんが「食べたい」って騒ぎ出したの。
由里姉ちゃんは、中途半端に「食品衛生学」なんてのを勉強しちゃったせいで
実は、家庭で作る保存食って言うのが恐くて仕方ないらしい。
今日の塩鮭も、本当はビブリオ菌っていうのが心配らしいけど
塩をしたあとで冷凍しちゃえば菌は増えないからって、しぶしぶ承知。
塩加減がいまいち判らないので、二通りの配合で鮭を仕込みました。
2、3日おいて水気を出してから冷凍して、
あとは好きなときに焼くだけです。
でもうち、焼き網が無いんだけど。フライパンで焼く気かな??


11月10日(土)
由里姉ちゃんが、殻付きのナッツの大袋を買ってきました。
くるみ、ピーカン、ヘイゼル、ブラジル、アーモンドの5種類詰め合わせ。
5ポンド、約2.3kg入りです。
ぼくは、ナッツならチョココーティングしてあるのの方がいいなぁ。
でも、ナッツを食べてる間は、由里姉ちゃんもぼくのチョコに手を出さないだろうし
やっぱりぼくも幸せかな?
殻付きナッツは食べるのにとっても時間がかかるので
1度に食べる量が少なくなって、結果的にダイエットになる、って
由里姉ちゃんは言ってます。
塩味もついてないから、健康的だって。
…アブラの固まりなんだってことは、覚えておいてよね。

このナッツを持って、中庭にお散歩に行きたいな。
リスさんたちを餌付けしてみたい。
中庭にはどんぐりがたくさん落ちてるから、ぼくのくるみなんか要らないかな?


11月9日(金)
M兄ちゃんが、会社でアメリカ人に聞かれたんだって。
「スィースィールェモンってのは、どこかこの辺に売ってるのか?」
何のことだか「???」になっちゃったM兄ちゃん。
よく聞いてみたら、お友達が探していたのは「C.C.Lemon」だったらしい。
前に日本から出張して来た人に貰って飲んだのが美味しかったんだって。
缶には横文字で名前が書いてあるから、それを覚えていたんだろうけど
「シーシーレモン」って言ってくれなきゃ判らないよ!
「C」も「レモン」も確かに英語だけど
固有名詞を英語で発音されると困るなぁ。

どーでもいーけど、プレステのゲームソフトのテレビCMの最後には
完全なカタカナで「プレーステーション!」って台詞がはいるの。
日本のCMと同じ声。
「Play Station」じゃないのが妙にくすぐったい気分。
アメリカ人の耳には、オリエンタルな神秘な発音に聞こえてるのかなぁ…?
変な漢字が流行るくらいだから、東洋イントネーションもオシャレなのかも。
そう考えたら由里姉ちゃん、自分の発音に自信が持てるかな??

スィースィールェモン、明日か明後日に「Nanami」で探してみよっと。
う、書いてたらぼくも飲みたくなっちゃった。
あーいう繊細な味の飲み物って、こっちに無いからねぇ…。

11月8日(木)
昨日と今日の2日間、パスポートの更新や在外選挙人登録受付をするために
はるばるダラスまで、ヒューストンから領事館員さんがやって来てくれました。
事前の予約がどーの、日本人会がこーのと面倒臭いったらありゃしなかったけど
とりあえず、私も無事に念願の選挙人登録申し込みを済ませて参りました。
今日提出した書類が領事館から日本の最終住所地の選管に送られて、
選挙人登録証が選管から領事館を経由して私の家へ。
実際に投票が可能になるのは数ヵ月後です。
どーかそれまでは、衆院の解散がありませんよーに。
1回の投票で郵便代34ドル(試算)かかるんじゃ
選挙人証獲得後も棄権しちゃう可能性が大だけどね。ぷん。

どーでもいい話。
職員がかなりマトモな人だったので、実は少々がっかりしています。
領事館員なんてろくでもねえ奴に決まってると思って
その苦情だけで日記3日分くらいネタが稼げるぞと皮算用していたのですが
日本のG市やY市の市役所の窓口のお姉さんより、ずっと対応が良かった。
けんか覚悟で行ったのになぁ…。ちょいと拍子抜けです。
でも、ホームページはもっとこまめに更新してほしい。
あれじゃ何の役にも立ちゃしないぞ。ぷんすかぷん。 (由里)


11月7日(水)
なぁんにも悩む必要が無かった、昨日のタオル。

今日、乾燥機に移そうと洗濯機から引っ張り出した洗濯物たちは
「こんな物を入れた覚えは無いのにな」という白い木綿糸で
何もかも、全てががんじがらめにされていました。
犯人は、その問題のタオル。
端の始末をしていた糸が全部ほどけて
タオル本体が何百本もの糸に戻りかけてた。呆然。
三つ折り部分に縫い込まれてた厚紙は、もちろんちゃんと外に出てきました。
きっとモワモワと紙くずになって他の洗濯物に絡みついたのだろうけど
そんなこと、ちっとも気になりませんでした。
だって、もっと大量の糸くずが、綿くずが、わああ。

前回買ったタオルが2、3回の洗濯でほつれちゃったから
今回は別の店で別のメーカーのを買ってみたんだけれどな。
日本の粗品タオルは偉かった… (由里)


11月6日(火)
週末に買ってきたタオルを洗濯機に放り込もうとしたら、厚紙が縫いついてた。
値段とかバーコードとかが印刷されてる奴。
外そうとしたら…ほぇ?
これを縫い付けてる糸をほどいたら、タオルがほつれちゃうじゃないかー。
タオルが完成してから値札だけ別糸で付ける、なんて面倒なことはしないのね。
縫いつけたときの針の跡からビリリっと破ってタグ本体は外せたけど
三つ折り部分に縫い込まれちゃってる紙の細い欠片が取り除けない。
ぬいぐるみさんの柔らかい布のタグなら、外すのも簡単なんだけどな。
ミシン目で切り取れば、残りは縫い目の間から針で引っ張り出せるもん。
どうしても取り出せなければ、逆に体内深くに押し込んじゃえば何の害も無いし。
(まさか、将来それが潰瘍になるなんてこともなかろうよ)
でも、厚紙は針でつついても取れない。下手したら糸が切れちゃいそう。
このまま洗濯機を回したら、紙が溶けてモワモワ浮いてくるかなー。
他の洗濯物に絡みついたら後が面倒だな。
ま、なんとかなるっしょ♪
今日は洗濯機に放り込んだだけ。回すのは明日。結果はお楽しみ。 (由里)
11月5日(月)
「家の中、暑いね」「んー、冷房、入れてるのになー」「もうちょっと強くしてみようか」
「涼しくならないね」「風、出てる?」「壊れてるのかなー」
て訳で、一昨日は、エアコンの設定温度をどんどん低くしてみたのでした。
60度≒16℃くらいまで下げたところで壊れてることを確信し、
ついうっかり、そのまま放置してしまいました。スイッチ入れっ放しで。
昨夜、その冷房突然動き出したらしいです。
1たび眠ってしまったら、ちょっとやそっとの事では目を覚まさない私たち。
…ふぇっくしょい!

でも、昼間はまた冷房止まってた… (由里)


11月4日(日)
由里姉ちゃんの希望で、台所用品屋さんに行きました。
ふだんよく行く大型店よりは、ちょっとだけ高級っぽいお店です。
お値段もいつものお店より「上等」なので、ほとんどお買い物はできないんだけど
珍しい、面白いお料理道具は、見てるだけでも楽しいらしいの。
製菓の道具の売り場は、ぼくもわくわくでした。
いろんな形のクッキー型が、こまごまと仕切られたケースの中に並んでました。
ハロウィン用の可愛いオバケ型があったらおねだりしようと思ったけど
あんまりいいのが無かったです。残念。
そんで、あれれ?
「自由の女神」ってシールを貼った仕切りの中が、空っぽ。
夏に来たときは、「誰がこんなん買うんだろ」って感じで
埃をかぶって大量に売れ残ってたのに。
(「このトーチを持ってる手、逆じゃない?」「これでいいと思うよ?」って
由里姉ちゃんとM兄ちゃんが言い争ってたのを覚えてる…)
妙な場所に愛国心が及ぶなぁ…

アジア食器も少しあって
中に、何故か「歴代横綱」の名前と似顔絵の並んだ安っぽい湯呑みが3つ。
(しまった、値段を確認し忘れた!)
武蔵丸まで入ってたから、かなり新しい品なのは確かなんだけど
これこそ「誰がこんなん買うんだろ??」です。

台所用品屋さんの隣は、ちょっとオシャレっぽいコーヒー屋さん。
チェーン店らしいけどね。
ただのチョコクロワッサンみたいに見えた菓子パンが
やたらめったら美味しくて感動でした。


11月3日(土)
土曜日なのに、M兄ちゃんは会社に行っちゃった。
最近、帰りが遅いし(…て言ってもせいぜい7時半〜8時だけど)
お仕事、忙しいのかな?
忙しいのが終わると、いつも1週間くらいまとめてお休みしてくれるから
またどこかに連れてってもらえるといいなー。

昨日くらいから、家の中が妙に暑いなーと思っていたら
どうやら、冷房がまた故障していたみたいなの。
明け方はそれなりに冷え込むけど、日中はまだまだ30℃近くなるダラスです。
週明けには、スプリンクラーと合わせてこっちの修理依頼もしなきゃ。
それまでは、窓を開けて過ごそ。(でも、網戸が破れてる…)


11月2日(金)
うちの寝室の窓の下のスプリンクラーが、3ヶ月以上前から壊れたままになってるの。
本来、駐車場と建物の間の植え込みに向かって、横方向に水を撒く装置なのに
部品が外れて無くなっちゃって、噴水みたいに高く高く水を吹き上げるようになったの。
その水が落ちる先は、駐車場の金属製の屋根。
バラバラバラ…って物凄い音で、毎朝5時ごろに必ず起こされるので大迷惑です。
ここまでは、前に少し書いたかな。
最近、その壊れたスプリンクラーの噴出口に、小石か何かが詰まっっちゃったみたい。
真上に噴水を吹き上げると同時に、真横〜45度の角度にも水を飛ばすようになった。
但し、飛ばす方向は植え込み側でなく、駐車場側。
毎朝、見事にうちの愛車の「すーぱー草履号」に命中させてくれます。
綺麗な水が飛んでくるんなら「洗車してもらえてラッキ〜♪」なんだけど
周りの地面の土を巻き込んで、泥水を吹き付けてくれるから堪らない。
草履号は所詮「草履」だし、汚れて困る車じゃないんだけど
でも、やっぱり気分は良くないな。
今週の初め、アパートの事務所にM兄ちゃんが電話で修理を頼んだんだけど
予想通り、まだ直しに来てくれません。
毎日しつこく電話しなきゃいけないのかな〜?
11月1日(木)
ハロウィンが終わって、いよいよアメリカは本格的に「ホリデイシーズン」です。
今日郵便受けに入ってきた量販店の広告も
チョコ詰め合わせとかワインとかの写真でいっぱい。
ほいじゃあ、て訳で私も倉庫をガサガサとひっかき回して
サンタ帽をかぶった陶器のくまさんや赤い鈴のリース、
クリスマスソングのCDなんかをひっぱり出してきました。
でも、3週間後の感謝祭の飾りつけも外すわけにはいかないので
黒いトナカイさんの角にはピルグリム(清教徒の一派)の帽子を乗せて
首にはドングリの飾りをぶら下げてあります。
銀色のトナカイさんのロウソク立ての上には、小さなカボチャが鎮座。
かなり無理があるな。

あとは、クリスマスカード。
一言添えて、宛名を書いて、めんどくさいのも事実だけど
カードを選ぶのはとっても楽しい。これだけで繋がってる古い友人もいるしね。
でも、どうなんだろう今年は。
「アメリカからの郵便物」…受け取る側が気持ち悪かったりするかしら。
差出人に心当たりがあったって
どんな経路で、どんな郵便物と一緒に運ばれてたかは判らないもんね。
ちょっとキラキラ感のある綺麗なカードだと、指に銀色の粉が付着するのもあって
そんなの貰ったら、絶対にいやだろうなぁ…。
(お店で箱に入ったカードを選んでる時点では粉の有無は判らないから性質が悪い!)
こんな世の中だからこそ、「私は元気だよ、変わりなく暮らしてるよ」って伝えたい、
でも、無事を知らせるつもりの封筒で相手に恐怖を与えちゃ意味が無いし
いっそ今年は中止しようか。
出すなら出すでさっさと出さないと今年は航空便は遅れそうだし
ちょっと頭ぐるぐる気味であります。 (由里)


10

10月31日(水) ハロウィン
予想通り、うちにはトリックオアトリートの子供は来てくれませんでした。
隣の家のドアを叩く音も聞こえなかったし
窓の外をちらちら眺めてたけど、変な格好をした子供も通らなかったし
やっぱり、知らない家を無差別に訪問して回る習慣は消えつつあるのかもしれない。
親が良く知っている家(=絶対安全な家)だけを、親の車で回ることが多いんだって。
やがては「昔はハロウィンには…」って、年寄りの昔話になっちゃうのかもね。
寂しいな。
でも、M兄ちゃんの会社の人の自宅には、何人か来たらしい。
奥さんから「来てるんだけど、どうしよう??」ってSOSの電話がかかってきたから
「家の電気を消して静かにしてるように」って指示したんだって。
何もお菓子を用意してなかったのかな?
用意してても、家に男の人がいないときはドアを開けない方がいいらしいけどね。
(ハロウィンに便乗してドアを開けさせる悪い人もいるんだって。
これも悲しいなぁ…。

んな訳で、楽しかった今年のハロウィンももうお終い。
はやく来年にならないかなーっ。


10月30日(火)
もしも綺麗な声で鳴いたなら、ゴキブリもあんなに嫌われないだろう、って
日本じゃよく言うけど。

うちには今、1匹、もしかしたら数匹かものコオロギが住み付いてるの。
夜になると、台所からコロコロコロ…て音色が響いてくる。
声はすれども姿は見えず、
たぶん冷蔵庫の裏とかの暖かいところに隠れてるんだろうな。
…とっても、いや。
今朝は、皿洗い機を開けたら中からコオロギが出てきて
ササーッと物陰に逃げ込んだって。
昨日の夜から中に入れっぱなしになってたお皿、全部洗い直しでした。

夜、お買い物に行くと、お店の入り口にもコオロギはびっしり。
日本のよりも、少し大きいかな?
あんまり動かないけど、近づくといきなり飛び跳ねたりして、とっても恐い。
コロコロ鳴いても、やっぱり黒い虫は好きじゃない。

うちではまだ被害にあったことないけど、コオロギは洋服も食べちゃうんだって。
…布を食べるってことは、もしかして、ぬいぐるみも食べるのかなぁ?
きゃああ。ハロウィンにふさわしい恐怖物語だね。
日本から持ってきたゴキブリホイホイにカボチャとかキュウリとかを入れておいたら
コオロギ、捕獲できるかなぁ?


10月29日(月)
大失策。
あんまり早くからハロウィン気分でいたものだから
ハロウィンが本当に間近に迫ってるってことに気付かなくて…
ふとカレンダーを見たら、もう、あさってだぁ!
なのに、提灯にするカボチャがうちに無い。
週末の、車でのお買い物のときじゃないと買えないのに…。
もちろん、うちの近くのスーパーでもカボチャは売ってるけど
近いと言っても由里姉ちゃんの足で片道30分。
1個9〜10kgもある大きなカボチャを抱えて帰ってくるのは、ちょっと大変。
道行く人にも笑われるだろうなぁ。
明日、夕食が終わってから車でおでかけしてもいいけど
そうすると加工するのはハロウィン当日の午後になっちゃう。ちょっと遅い。
くすんくすん。
カボチャパイだけで我慢かなぁ。

10月28日(日)
今日は、ちょっとパリまで行ってきました。
これが有名なエッフェル塔。思ったより小さい。
でも、塔の上にある赤いカウボーイハットは何??

パリはパリでも、これはフランスの首都パリじゃなくて
テキサス州北部、オクラホマとの州境近くにある小さな町パリ。
エッフェル塔も、だだっ広い野っ原にぽつんと寂しく立ってるの。
手前の舗道が人間2人が並んで通れる程度の広さだから
だいたいの大きさを想像してみてね。

このあと、州境を越えてオクラホマをドライブ。
途中のアイス屋さんで、季節限定かぼちゃアイスを食べました。

今日から冬時間なので、いつもより1時間早起きした感じがして
それでちょっと遠出をしてみたんだけど
でも、昨日よりも日没が1時間早い!
家に着いたらもう真っ暗でした。ちょっと時差ぼけ。


10月27日(土)
「アメリカ人は体がでかいから、きっと注射も大きいぞ。太い針でぶすっと刺すんだ」
「不器用だしな、アメリカ人。注射も下手だぞ。物凄く痛くて、それで痕が腫れるのさ」
嫌がってるんだか喜んでるんだか、妙にハイになってる由里姉ちゃん。
本日のFLU SHOTS、正午から4時まで。
ところが、いざスーパーに着いてみると、…??
薬局コーナーのところに予防接種のポスターは貼ってあるんだけど
人が誰もいない。注射をされる人も、する人も。
長机が1つとパイプ椅子が何脚かおいてあるだけ。
どーなってるんだろ?
時計を見ると1時半。大盛況で、4時間分のワクチンをもう使い切っちゃったかな。
それなら「本日は終了しました」の看板くらい出してくれればいいのに。
とにかく何が何だか判らないまま、今日の注射はありませんでした。
来週末もあるはずだから、また見にいってこよ。
ポスターには15ドルって書いてありました。
同じ注射なのに、あけきちさんの町より高い!! ぷんぷん。
10月26日(金)
2012年夏のオリンピック、国内最終候補地4都市のリストに
ぼくのダラスは入れませんでした。くすん。
オリンピックが来れば、ダラスも少しは有名になって、テレビにもたくさん出て、
皆さんにダラスの町を見てもらえたのになぁ。
物価が高くなっちゃうのは困るけど。
…って、ぼくたちには関係ない遠い将来だけどね。
同じ州内の都市ヒューストンは選考に勝ち残ってるらしいので
ちょっとだけ応援してみよっと。

明日27日は、セオドア・ルーズベルト大統領のお誕生日。
「テディベア」の名前のもとになった人です。
ぼくはテディベアじゃないし
由里姉ちゃんも、いわゆるテディにはあんまり興味がないみたい。
でも、ぼくたちがこの国で気持ちよく過ごせるのは
テディ文化がこの国にしっかり根をおろしてるおかげだと思うの。
だから、ぼくはセオドアさんに感謝したいな。
なんか、「10月27日はテディベアの日」っていうのもあるらしい。
ぬいぐるみの地位向上、待遇改善につながるなら嬉しいね。
商業ベースに乗っかって、「義理ぬい」が大量消費される日になったらイヤだけど。
なにはともあれ、セオドアさん、お誕生日おめでとうございます。
明日はお祝いのケーキだぁ♪


10月25日(木)
明日とあさって、近所のスーパーに「FLU SHOTS」
=インフルエンザの予防接種が来ます。
日本じゃ子供と年寄り専用って感じな注射だけれど
この国では、健康な成人もごく普通に打ってもらうものらしく
毎年この時期恒例の行事になってます。
わざわざ病院まで行かずに買い物ついでにやってもらえるんなら
高熱で苦しむ前に注射受けとこうかな、とも思いますね。
100%安全な注射じゃないから、好奇心だけで試してみる訳にはいかないけど。
費用、どのくらいなんだろ。
この冬は人ごみの中に出かける機会は少ないだろうし
感染せずに済んじゃう可能性は高いから
だったら、好き好んで痛い思いをする必要も無いか。う〜ん。
とりあえず、覗いてみるだけ、行ってこようかな? (由里)
10月24日(水)
しばらく前から、M兄ちゃんはベランダで紫蘇を育ててた。
少しずつ背が伸びて、葉っぱも増えてきたんだけど
なんだか、茎がひょろひょろ。
支えてやらないと葉っぱの重さでくたーっと寝ちゃうの。
肥料もあげたし、お日様の光も足りてるはずなのに
なんで、しっかり太らないのかなぁ。
由里姉ちゃんはお料理に紫蘇の葉を使いたがってたんだけど
葉っぱを取っちゃったらますます成長しなくなるから
「もう少し大きくなるまでは」って、お料理に香りを添えるのを我慢してたの。
でも、待っても待っても紫蘇はひょろひょろのままで
そのうち秋も深まって、もう紫蘇の香りで食欲増進!って季節じゃなくなっちゃったよ。
キュウリ・長ねぎに続き、紫蘇も大失敗だね。やれやれ。

ところが。
今日、ベランダに出てみたら、なんと、紫蘇に花が咲いてたの。
う〜ん。そりゃ、植物なんだから花も咲くだろうけど
日本で紫蘇を植えたときは、葉っぱをむしりまくって枯らしちゃったから
こーゆー姿をみるのは初めてなの。なんか、びっくり。
由里姉ちゃんは、予想外の展開に大喜び。
由里姉ちゃんは紫蘇の実の塩漬けをお汁粉に添えるのが好きなの。
うまくいけば、来年のお鏡開きには自家製の紫蘇が食べられるかな??
でも、作り方を調べなきゃね。
あんなちょびっとの花で、塩漬け、できるのかな??


10月23日(火)
だんだん日が短くなってきて、もーすぐ夏時間もおしまい。
今度の日曜日の早朝に、時計の針を1時間戻します。
「ふふふ。1時間よけいに寝てられるぞ」て由里姉ちゃんは言うけど
時計なんかお構い無しに毎日お昼までくーすか寝てる由里姉ちゃんには
関係ない話じゃない?
日本の午前0時は、ダラス時間で夏なら朝10時、冬だと9時なんだから
日本のお友達のお誕生日に1番乗りで「おめでとう」のメッセージを贈りたいときは
むしろ、「冬の方が早起きしなきゃいけない」感じがするよ。

さっき数えてみたら、うちにある時計は全部で11個。
このうち、コンピュタの中の時計は自分で時差修正をしてくれるし
デジ亀の中の時計はもともと冬時間のままにしてあったから、今回はいじる必要無し。
でも、あとの9個は自力で1時間ずつ直さなきゃいけないの。
結構、面倒くさい。
秒針までぴったり合ってないと気持ち悪い!って几帳面な人は、さぞ大変だろうな。
由里姉ちゃんは寝室の時計が15分遅れてるのを知ってても直そうとしない人だから
毎年2回の時差修正もテキトーに片付けちゃうけど。
でも、もっとすごいのはM兄ちゃんの腕時計かな。
なんと、ダラスに来て2年と数ヶ月、未だに日本時間のままで動いてる。
それで本人が不自由してないって言うんだから、別に構わないけどねー。


10月22日(月)
ご本を2冊買ってもらいました。
『チョコレート工場の秘密』と、その続編『ガラスのエレベーター宇宙に飛び出す』。
甘い物がいーーっぱい出てくるお話しなんだって。
由里姉ちゃんは子供の頃に大好きだったって言ってるけど、ぼくは読んだこと無いの。
楽しみだな。

本屋さんでパラパラッと中を見た由里姉ちゃんは
「割と簡単な英語で書いてある。これならなんとかなるぞ」って言ってたけど
夜、お布団の中で読み始めたとたん「あ、駄目だ、耐えがたい眠気が」って
電子辞書の電源を切るのも忘れて、そのままくーくー眠り始めちゃった。
英語の長文を見ると、条件反射的に上下のまぶたが仲良くなるみたい。
ま、最近の由里姉ちゃんは不眠ぎみだったから
これで眠れるんなら、それはそれで良しとしよーか。
こうして、最初の数ページしか読まれてない本がどんどん増えていく。
大草原の小さな家、プーくま、パデエタン、料理の本がたくさん…。あ〜あ。


10月21日(日)
最近、中東系の人たちへの嫌がらせや勘違い殺人は報道されなくなったけど
みんながその愚かさに気付いて、騒ぎが沈静化したってことなのかな。
それとも、あまりに当たり前すぎて、もうニュースにならなくなっちゃったってこと???
後者だったら、かなり恐いな。
だって今日は、M兄ちゃんの会社の仲間と家族達でパーティーだもん。
参加者はインド人が1ダース(子供は0.5人で計算)、パキスタン人が3人、
日本人がうちの2人。
アメリカ人が1人も来なかったのは、さては、逃げたな??
中国人、ビルマ人も。裏切り者〜っ。(泣)

なんでだか知らないけど、今日はみんなで椅子取りゲーム。
あっちむきの椅子とこっちむきの椅子を互い違いに一直線に並べて
その周りをぐるぐる歩く…ていうやり方は
インド風なのかな、アメリカ式なのかな。
他のルールは日本のと完全に同じみたいだったけど
流れた音楽は「踊るマハラジャ」みたいなバリバリのインド音楽でした。
ちょっと調子が狂うね。
勝ち残ってゲームに参加してる間は余計な談笑(英会話)をせずに済むので
由里姉ちゃんは、ずいぶん頑張ってました。
M兄ちゃんは、パキスタン人に「いすとりげーむ」という日本語を教えようとしてました。

お料理持ちよりのパーティーなので
由里姉ちゃんは、本当は美味しくて綺麗な日本食を用意したかったんだけど
味覚の違いや宗教上のあれこれを考慮すると、食べてもらえる料理がほとんど無い。
ので、今日はデザートにカスタードプリンを作って行きました。
菜食主義者は多いけど、幸い、卵と牛乳は全員OKだからね。
インド人たちの味覚に合わせて、普段の2倍近いお砂糖を入れて焼いたプリンは
ものすご〜く甘くて、美味しかったです。
少したくさん作りすぎちゃったから、まだ冷蔵庫に残ってるの。
明日もプリン、明後日もプリン。幸せ♪


10月20日(土)
今日もフラフラと目的の無いおでかけ。
高速道の分かれ道を間違えてうろうろしてたら
アメリカン航空の博物館の前に出たの。
由里姉ちゃんは、ここが結構好きらしい。
ぼくは、ちょっと退屈なんだけどな。
機内食の見本の展示とか、試食コーナーとかあればいいのに。
由里姉ちゃんが入るって言うから、入って、見学して、
お土産屋さんでM兄ちゃんが飛行機のプラモを欲しがって、
由里姉ちゃんはアメリカン航空のマークの入ったセーターを着たくまぬいを欲しがって、
2人であーだこーだ言い合って、結局どちらも買わずに帰りました。

その後、ダラス・フォートワース空港のすぐ近くにある広場に行きました。
離陸してぐんぐん上昇していく飛行機をぽーっと眺めるのは、とっても気持ちがいい。
安全への配慮で、離陸コースの真下からは少し外れた場所なので
大迫力!!って言うほどの物じゃないのが残念だけど
その代わり、駐機場に向かう途中の着陸機が目の前を通ってくれるの。
石を投げたら届く距離。
間近で見る飛行機はとても大きくて、興奮です。
大喜びで金網にへばりついてシャッター切ったら、あんまり飛行機が大きすぎて
機体の半分以上が画面からはみ出しちゃった。失敗失敗。
でも、後から後から新しい飛行機が来るので
次は金網から離れて、ちゃんと飛行機丸ごとの写真も撮り直せました。
飛行機って、やっぱりかっこいいなぁ。
離着陸の飛行機を真下で眺めるんなら
ダラスのもう1つの空港「ラブフィールド」の北側の公園が最高だけど
ここも、なかなかいいね。
ぼくのお気に入りの場所がまた1つ増えました。
前にも1度だけ来たことあったんだけど
そのときは運悪く空港が暇な時間帯だったらしくて、飛行機が全然いなかったの。
ここは、夕方に来る場所だったんだね。うん、覚えた!


10月19日(金)
くす、無事に組み立て完了!
端っこの方の普段使わないキーの場所なんか全然覚えてなかったし
そもそも何に使うキーかも判ってないから、押して確かめる訳にもいかなくて
ちょっと困っちゃったけど
昔撮った写真に、このキーボードが写ってたのを思い出して
それをカンニングして、なんとかよーやく。
「-」と「=」を逆に取り付けちゃったみたいだから、これは後で直さなきゃ。
「キー」って書いたつもりが「キ=」になっちゃうの、今は。

コマを全部外したキーボードは、思わず踊りたくなるくらい汚かったです。
消しゴムのカスが詰まってたのはたぶん、
ネットで調べながらクロスワードパズルを解いてた由里姉ちゃんが
間違ってたところをゴシゴシして「ふうっ」て吹き飛ばしたせい。
まつ毛や眉毛は判るとして、半月型の爪が入ってるのは何故?
パンくず、米粒、ゴマ、ピーナツの渋皮…
虫さんの乾燥死体が無くて幸いでした。

外したコマを由里姉ちゃんが台所の流しで洗ってくれるのを待ちながら
うっかり流しちゃったりしないでよね〜と思ってたら
突然「うわ、わ、待て!!」の叫び声。
あわててそっちを見たら、排水溝に手を突っ込んでる由里姉ちゃんの姿。うきゃあ。
ちゃんと救出できたから良かったけど…
由里姉ちゃん、どんなに目が悪くなっても、コンタクトレンズはしない方がいいよ。


10月18日(木)
昼間、ネットしてたら、いきなりプツンていって画面が真っ黒になったの。
単なる接触不良だったらしくて、叩いたり蹴飛ばしたりしてるうちに直ったけど
そろそろ、画面の方は寿命が近いかもってM兄ちゃんが言ってる。
週末にでも、安いの探しに行こうかな。

配線をあれこれ抜いたり刺したりしたついでに、機械の裏側に積もった埃もお掃除して
ちょっとだけ、気分すっきり。
この際、他も掃除しようって、由里姉ちゃん、キーボードも分解し始めちゃった。
慌てて「たんま」して、先に日記と掲示板のお返事だけ書かせてもらうことにしたの。
今これを打ってるキーボード、左上のボタンがずらっと5つ外されちゃってます。
もしも明日の日記がお休みしてたら
由里姉ちゃんがキーボードを元に戻せなかったと思って嘲笑ってやってね。
ダラスの町が壊滅しちゃったとか、そんな事情じゃないからご安心下さい。


10月17日(水)
むちゃくちゃ寒い。
って言ったって、まあ、ダラスの10月ですから
植木鉢の紫蘇に水をやる程度の短時間なら
半袖・半ズボンでベランダに出てもへっちゃらなんですが。
今朝の明け方は、6℃くらいまで冷え込んだようです。
寒いよう、寒いよう。
ここ数日は、毛足の長いぬいたちが「お布団当番」を務めています。
夏の間、邪険にしててゴメンね。

寒くなって困ってることが1つ。
テレビや新聞、Web上での情報なんかで「今日の気温」を見ても
どの程度に寒いのか全然判らないのね。
この国の気温の表示は、私の文章にしょっちゅう出てくる「華氏」。
暑い方の数字、95度とか100度とかは
もう、摂氏よりも華氏の方がピンとくるようになった。
でも、寒い方の数字は習得できない。
「(44度−32)×1/2(←概数。本当は5/9)」で摂氏に換算して
ようやく「うわ、6℃だって。ぶるるる、寒い!」て感じる。
一手間余計で、面倒くさいです。
ダラスにいたら、低い数字を肌で覚えるのは何年たっても難しいだろうな。 (由里)


10月16日(火)
2、3週間前から、牛乳を買うと蓋に丸いシールが貼ってあるようになったの。
ぺリ、って剥がすと
「残念でした、もっと牛乳を飲んで、また挑戦してね」て書いてある。
何かのクジらしいんだけど、何が当たるのか判らなかった。

今日、買ってきた牛乳の蓋のシールをペリッてしたら、いつもと違う文字列があった。
「あなたは10ドル値引きを手に入れました」
…うわぁぁ!! 勝利だ!!
当たりくじの含まれる割合がどのくらいなのか知らないけど
2ドルの牛乳で10ドル引きを当てたら、大当たりだよね♪
で、いったい何を10ドル引いてくれるのかなぁと思ったら
なんやらビデオとか、コンピューターゲームとかだって。
くすん、あんまり興味ないなぁ。
こんなとこでクジ運の無駄遣いしちゃ、勿体無かったね。
どーせなら、もっといいもの当てたいなぁ。


10月15日(月)
先週の月曜日に作ってもらった、つんた提灯。
7日目の昨日、内部に白カビが出て
その周りがデロデロ融けかかっているのを見つけました。
今日はさらに、白カビを囲むように黒カビも発生。
明日がゴミの日だから、潔く始末しちゃお。
どっちみち、写真左側の手の部分とか、乾いて縮んでみっともなくなっちゃってるしね。
次は、どんな図柄で作ってもらおうかなー♪

一昨年の提灯の記録を調べてみたら、一昨年は作った3日後にもうかび始めてた。
今年より空気が乾いてたはずなのに。
今回1週間ももったのは、やっぱりロウソクが効いたのかな?
「長持ちする」に賭けたお義母さま、ねこまささん、めるさん、ドリーさん、
おめでとうございます。
倍率は… いくつだったんだろ??


10月14日(日)
今日、手芸屋さんで見た変な物。
ケーキやクッキーをデコレーションするためのサインペン。
砂糖衣とかホワイトチョコとかの上に、それで直接絵を描いて、食べるんだって。
インクの代わりに食用色素が入ってるらしい。
ちゃんと数えなかったけど、8色セットくらいだったかな?
いったい、どういう人が使うんだろう。
大人が1人でクッキーに絵を描いても楽しくないと思うし
でも、うっかり子供にそんな物を使わせて
楽しかったからまたやりたいなぁと
親が目を離した隙に普通のサインペンで食べ物に絵を描いて食べちゃったら
やっぱ、まずいよね?? 猛毒じゃないだろうけど。

そーゆー変な物が大好きな由里姉ちゃん、
「これ、次の帰国のとき、H子に買って行こうかな」って
姪っ子へのお土産にしようとたくらんだ。
次に会うときは、H子ちゃん、もう小学2年になってるはずだから
「普通のお絵かきペンでこういうことしちゃ駄目だよ」っていうのは理解できるはず。
H子ちゃんの母親(由里姉ちゃんのお姉さん)は絶対にイヤな顔するだろうけど
由里姉ちゃん、自分の興味の方が優先だもんね。

問題は、こういう変な物って、次に来た時にも売ってるとは限らないこと。
見かけたときに買わないと、いつの間にかお店から姿を消しちゃうんだよね。
なので由里姉ちゃん、今日、それを買おうとしたんだけど。
M兄ちゃんが「賞味期限は…?」って。
確かに、お口に入れる物だから、あんまり古くなると良くないかも。
…次回帰国時に、まだあれを売ってることを祈ろ♪
(ぼくだって、興味あるも〜ん)


10月13日(土)
「小さくてもいいから、1個1ドルくらいのかぼちゃがあれば」…なんて
掲示板で書いたその途端。
「お小遣いは貰ってないけど、欲しい物はおねだりするの」と書いたその途端。
日本の普通のかぼちゃサイズで、1個79セントっていうのを発見!!
由里姉ちゃん、「東の提灯」「西の提灯」を作りたがってたのは
そもそも由里姉ちゃんの方だったよねぇ??

て訳で、「橙色で丸い変なちょーちん」2つセットで完成。
ぼくたちも、暇だなぁ。
判らない方には全く判らない話でごめんなさい。
元ネタは 白泉社 花とゆめコミックス『フロイト1/2』川原泉 です。


西の提灯の上のぼくは
象さんの耳と鼻をつけてるの。

中にろーそくを入れたとこ。
…燃やしちゃ駄目だよ。


10月12日(金)
昨日はアイスホッケー観戦でした。
実戦が始まっちゃったことに加え、「11日」という日付も微妙に心に影響してか
皆、国歌、歌ってました。うう。そんなはずじゃなかった。
歌詞を完全には覚えていない私は、ちょっと居心地が悪かったです。

旧リユニオン・アリーナに比べ、大幅に食事情が改善されたと評判の
新設、アメリカン・エアライン・センター。
確かに、バラエティに富んだ軽食屋さんがたくさん並んでいて
なかなかいい感じでした。少なくとも、旧アリーナよりは。
でも、あの布張りの座席はちょっとイヤ。
ヘラでゴシゴシこそげて、アルコールで拭いたらすっきり清潔になる
プラスチックの椅子の方が良かったと思うな。
今はまだ新しいから綺麗だけど
どーせすぐにチーズとケチャップとビールでベタベタにされるんだから。
大幅に座席数が増えたせいで、私の安い席からは、リンクがとっても遠くなった。
氷とスティック、パックがぶつかり合う「スコーン、カキーン」って音、
ブレードが氷を削る「シュパッ」って音が大好きだったのに
広いアリーナに拡散して、布の椅子に吸収されて、前ほど響かなくなっちゃったし。
おまけに昨日は、設備の初期不良で
途中でバチッと照明が消えて場内真っ暗になるハプニング付き♪
試合中断26分間だったそうで。
時節柄、1歩間違えば大パニックにもなりそうな事故だけど
皆、平然とビール飲んでました。
ダラスが襲われる可能性なんて、誰も考えてないってことかな。

試合の方は、…言わぬが花。
野球と比べて少々値の張るゲームなので、そう何度も見に行けないのが残念です。
次は、12月頃かな。 (由里)


10月11日(木)
私が口座を開いている銀行の、家から1番近いATMは、夫の会社内にある。
これまで気軽に立ち寄って気軽に現金をおろしてきたのに
あれ以来、会社の敷地に入るのに、身分証の提示が必要になった。
ただ見せるだけじゃない。名前、ID番号等、しっかり記録されてしまう。
なぁんか、面倒だなぁと思う。
警備にあたっている人たちの顔つきはにこやかだけれど
「必要があれば、容赦なく撃つ!」といった気配を背負ってる。
恐い。

洗った手はブンブンと振り回して水を切り、あとは自然乾燥。
あるいは、シャツの袖で拭いちゃうとか
そんな生活をしている私には、ハンカチという物は、必要の無い物だった。
真夏は、汗拭くために持ってるけどね。
でも、あれ以来、ポケットの中にハンカチを入れて歩いてる。
粉塵や煙、最悪の場合はガス、そんな物を防ぐには
乾いたハンカチじゃ役に立たない。
わかってるけど。でも、無いよりはマシかと思って。
…せっかくハンカチがあっても、やっぱり手を拭くのには使ってないけど。

本屋で来年のカレンダーを選んでいたら、NYの風景カレンダーを見つけた。
夕陽を受けて金色に輝くWTC。
1年間部屋に下げておくには悲しすぎる写真だけれど
形見として、欲しいと思った。
でも、どんな顔してレジに持っていけばいいんだろう。
買えなかった。
セサミストリートを見ていると、オープニングテーマのうしろの映像で
最後の最後にマンハッタンの遠景が入る。
そこにも、2本ののっぽビルがそびえたっている。
見るのがつらいような、
でも、しっかりとこの目にやきつけておいてあげたいような、
…どうしていいのか判らなくなる。

1ヶ月。
あっという間に過ぎてしまった、でも長い長い時間でした。 (由里)


10月10日(水)
去年・一昨年に買ったいろんなハロウィンの飾り物は並べたし
かぼちゃ提灯も作ったし、
でも、ハロウィンまであと半月以上もある。
せっかくだから、もっともっと気分を盛り上げたいな。
家の中に蜘蛛の巣が張り巡らされてたら、ハロウィンっぽいかも。
!! …あと半月、掃除をさぼろう!!
天井から本物の蜘蛛さんがスーッと降りてくるなんて
とっても素敵な演出じゃないか?うん!!

…って、由里姉ちゃんが言ってるんだけど。
誰か、由里姉ちゃんを罵倒してやって下さい。
ハロウィン大好きなぼくだけど、そこまでは望まないよ。
演出は、お菓子だけで充分♪


10月9日(火)
朝起きてみたら、かぼちゃ提灯の中にショウジョウバエが1匹…
カビ以外にも、いろんな敵がいるみたい。
卵を産んでないことを祈るだけ。しくしく。
あ、表紙写真で一緒に写ってるのは
向かって左が雅之兄さん、右の魔女の帽子を被ってるのが柚子姉さん、
奥にいる灰色のネコは「くますけ」です。
本当は黒ネコさんがいればよかったんだけど
うちのネコは灰色と水色とクリーム色なんだもん。くすん。

夜は、提灯の中でロウソクを燃やしました。
提灯の中が明るい橙色に透けて、とっても綺麗でした。
小さ目のロウソクだったから、2時間くらいしかもたなかったけど。
火が消えた後でかぼちゃに触ったら、ぽかぽか温かかった。
2時間も「焼いてた」んだから、当然なんだよね。でも、ちょっとびっくりした。
で、由里姉ちゃんとM兄ちゃんが議論してるんだけど。
「煮炊きしたかぼちゃは、生より傷み易い。これで、かびるのが早くなった。」
「熱でかぼちゃが乾燥して、カビの発生は遅れるはずだ。カビの胞子も殺せたし。」
…どっちの考えが正しいんだろう?
最初の意見が由里姉ちゃん、後の意見がM兄ちゃんです。


10月8日(月) コロンブスデイ
今日は「コロンブスデイ」。
1492年のこの日、コロンブスがアメリカ大陸を発見した。
正確には10月12日なのだけど
連休を作るために「第2月曜」ってことにされてるらしい。
でも、M兄ちゃんの会社はお休みにならなかった。ぷんぷん。
「上陸記念日」ってしてある資料もあるけど
はるかかなたに陸地を「発見」したその日のうちに上陸できたのかなぁ???
「コロンブス生誕記念日」って書いてるWebサイトも多数あった。
(在ヒューストン日本総領事館ほか)
これは間違いだよねぇ?
コロンブスの誕生日、調べても判らなかったから、断言はできないけど。

由里姉ちゃんが、ぼくのTsunta-o-lantern(かぼちゃ提灯)を作ってくれたの。
所要時間約2時間。
せっかくモデルが可愛いのに(♪)
由里姉ちゃんが不器用だから、完成した提灯もなんだか不恰好。
ぷんぷん。
どーせ1週間もせずにかびて駄目になっちゃうから
次のを作り直すときは、もうちょっと上手に作ってよね。
出来上がったのが夕方で、お外がもう暗くなってたから
記念撮影は明日にお預けです。


10月7日(日)
やってくれちゃった………。

1ヶ月かけて、覚悟は決めていたけれど。
タリバン側は「やられたら、やり返す」と明言してるわけで
こうなっちゃった以上は、もう、
遠くアフガンの一般市民のことよりも、自分と夫の身の心配が最優先です。
今のところ、「ダラスになんざ攻撃かけても何も意味が無いから、大丈夫」と
意識的に楽観視して自分を安心させてますが
きっと、今夜も眠れない。

でも、私みたいな「地方都市在住、駐在組、子供のいない夫婦」の人間ってのは
たぶん、在外邦人の中では、1番お気楽な立場だと思うから。
守ってあげなきゃいけない小さな子供を持ってる人たちは、もっとずっと大変だろう。
下手に永住権なんか持ってたら、「解決するまで日本に避難」も難しい。
(米国の永住権は、同時に、米国居住の「義務」でもあるから。)
まして米国籍取っちゃった人は…。
自分の意志で、いつでも身軽に日本に逃げられたはずの私が
あれから1ヶ月、飛行機が運行を再開した後もこうしてダラスに残留しているのは
間違いなく自分の意志、自分の選択なので
今更ぐちぐち言ってもみっともないだけ。
頑張って、1日1日を生き抜いていきます。
とりあえず、かぼちゃ買ったし。
明日はそれで気を紛らそう。 (由里)


10月6日(土)
隣町の大きな公園に、「アートフェスティバル」ていうのを見に行きました。
広い広い芝生にテントを並べて
自作の絵や彫刻、陶芸品なんかを展示即売してるの。
楽器を演奏してみせながら、その録音テープを打ってる人もいた。
ぼくにはあんまり面白くなかったけど
ちゃんと食べ物屋さんの屋台も並んでいたので
「ローステッド・アーモンド」を買ってもらいました。
アーモンドを炒って、バニラ風味の砂糖衣をかけたの。
出来立ては温かくて柔らかくて
少し冷めたらカリッとしてきて
両方とも、おいしかったです。
10月5日(金)
♪Whose broad stripes and bright STARS!!
妙に感心というか、安心というか。
ダラス人は(ダラス・スターズのファンは)
こんな状況下でも、やっぱり「星条旗よ永遠なれ」を正しく歌わない。
アイスホッケーの試合開始前の国歌斉唱をテレビで見ていたら
予想通り、期待通り、ほとんどの観客は口を動かしていませんでした。
声を出すのは2回だけ、チーム名と同じ「stars」の語句が歌詞に使われてる部分。
そこだけは、アリーナの底から湧き上がるような大合唱で「STARRRRS!!!!」。
本当は、正しい歌詞は、2度目はsの付かない「star」なんですけどね。
そんなことお構いなしに「スターーズ!!」と声を張り上げるダラス人たち。
平和だった頃と全く同じ光景です。
来週は、私もアリーナで絶叫だぁ!
心の中では皆、きっと、愛する国の歌を歌ってるんだろうし
お世話になってる国への敬意は表したいけど。
それはそれ、これはこれ、なのさ♪

…でも、試合前の国歌斉唱をテレビ放送してるっていうのは、異常事態だよな。
普段なら、コマーシャル流してる時間だもん。 (由里)


10月4日(木)
昨日から、アイスホッケーのシーズンが始まりました。
アメリカの観戦スポーツの中では、ぼくはアイスホッケーが1番好き。
細かいルールは完全には理解できてないけど
ゴールにパックを放り込めば1点なんだから判りやすい♪
われらがダラス・スターズは、明日が開幕戦です。
残念ながら初戦の切符は手に入らなかったけど
来週の対バンクーバー戦が買えたからいいや。
由里姉ちゃんが、訳あって個人的にライバル視してるのがバンクーバーなので
良く知らないチームとの試合を見に行くより、面白いはず。
楽しみ、楽しみ。
今年から使い始めた新しいアリーナは、「食事情」も大幅に改善されたのだそうで
そっちもとっても楽しみです。
10月3日(水)
今日のおやつは、再び「焼きバナナ」♪
今日は、楊枝で皮にプツプツ穴あけて、丸ごと天火に放り込んだの。
400度≒200℃で1時間。
皮は真っ黒に焦げて、一部分パンクしてました。
中身はほくほく、ねっとり、焼き芋そっくり♪
かすかな酸味が、さつま芋との違いかな。
あと、焼き芋ほど喉が渇かない。飲み物無しでも食べられるよ。
もう、すっかりお気に入りです。
本を見たら、原産地の南米では果物でなくむしろ野菜として扱うって書いてあった。
さつま芋の代わりに、甘く煮たり、きんとんにしたり、
いろんな食べ方を試してみたいなぁ。
ちなみにお値段は、1ポンド(454g)あたり1ドル49セント。普通のバナナの約3倍。
今日食べたのは1本0.62ポンド≒280gで79セントでした。
10月2日(火)
つん太がすっかりハロウィンモードに入ってしまったので(まだ1ヶ月も先なのに!)
私も、かぼちゃ提灯の図案用につん太の絵など描いてみる。
一昨年1度作った感じでは、細かい線を切り出すのもそれほど難しくなかった。
「www.geociteies …ダラス通信」なんて文字を彫るのも
ちょっと頑張ればできそうに思う。
ただ、細い線ってのは、つまり表面積が広くなるってことで
乾燥して縮む率が大きくなるってことで
彫った直後は見事でも、あっという間に型崩れしちゃう。
一昨年のかぼちゃは、かなり大雑把な絵柄にしたのに
それでも1箇所、縮んだ線が両側から引っ張られる形になってぷつんと切れた。
今年はもっと大雑把に作ろう、うん!

ちなみに提灯用のかぼちゃは、直径3、40cmくらいで1つ3ドル弱。
直前になってから作るなんて言ってないで、もう飾り始めちゃってもいいのかも。
もしもカビたら、もう1度作り直し。
かぼちゃ細工を2度楽しめて、2種類のデザインを楽しめてラッキー♪
て位の気持ちでいればいいんだろうな。
問題は、うちがアパートの3階だってこと。
中身スカスカのかぼちゃでも、あれだけのサイズがあるとそれなりに重いから
2度も3度も持ち上げたくないと思ったりもして、うう。 (由里)


10月1日(月)
毎月1日は、アパートの事務室まで家賃の小切手を持ってお散歩に行く日。
中庭の池のほとりで、亀さんが甲羅干しをしてました。
甲羅の大きさ、マウスパッド2枚分くらいあったかなぁ。
写真撮ろうと思って近づいたら、ぽしゃん、って池に逃げちゃった。
つまんないの。
リスさんは、かなり近くまで行っても逃げなかった。
地面に落ちたドングリを食べるのに夢中で、ぼくたちなんか眼中になかったみたい。
いろんな病気を持ってるから絶対に触っちゃ駄目、ってM兄ちゃんは言うけど
ふさふさのシッポは、ぬいぐるみみたいでとっても素敵。
1度でいいから、あのシッポにくるまってみたいなぁ。
(でも、ときどき道端にシッポだけが落ちてることがあるの…あれはイヤだな。)
水鳥がいて、木陰で本を読んでる人がいて、お散歩してる犬がいて
気持ちがいいから、つい、ふらふらと遠回りして歩き回ってたら
由里姉ちゃん、お顔が焼けちゃった。あ〜あ。
あのお散歩で、少しはカロリー使えたかな?

最古(2000年11〜12月)//2001年7〜9月//2002年1〜3月//最新(2014年)の日刊つん太へ