日刊つん太 2001年10〜12月
最古(2000年11〜12月)//2001年7〜9月//2002年1〜3月//最新(2014年)の日刊つん太へ
表紙へ
12
12月28日(金)
M兄ちゃんの会社は、明日と明後日は「土・日」でお休み。
でも、31日は出勤日なの。
正月休も1日だけで、2日から普通にお仕事だし…日本はいいなあ。
でも、年が明けてからはともかく、年末はきちんと出勤してくる人の方が少数派だって。
昨日も一昨日も、会社の中は人影がまばら。
社内の軽食堂も利用者がいないから休業だって。
シャンペン気分が抜けきらない、っていうのかな?
M兄ちゃんは、家にいると掃除をさせられるからって会社に逃げちゃったけど
大晦日はお休みを取りました。
明日から元日まで4連休。州内小旅行に行ってきます。
(州内と言いつつ、国境越えもする予定^^)
帰宅は31日のつもりだったんだけど、飛行機が取れなくて
やむを得ず、旅先で新年を迎えることになりました。
旅行かばんに「どん兵衛天そば」とお箸を入れて
ホテルの電子レンジでお湯を沸かして年越しです。
食べ終わったカップは洗面所でささっと洗って、年が明けたら雑煮椀に変身させるの。
熱湯でもどしたサトウの切り餅に永谷園の鮭茶漬けを振りかけてHappy New Year!
紅白も除夜の鐘も初詣の綿あめも無いけど、年末年始は楽しいな♪
皆さん、よいお年をお迎え下さい。来年もよろしくね! (つん太)
今年1年、皆さん、ありがとうございました。
特に9月11日以降、ときどき壊れかけたりもしたけれど
完全に壊れちゃわずに済んだのは、皆さんのおかげだったと思います。
掲示板でお付き合いのある方々や、メールを下さった方は勿論
このページを読んで下さってる全ての皆さんに、お礼申し上げます。
インドとパキスタンの関係がまた深刻化してきて
夫の社内での人間関係だけでも頭が痛くなりそうな今日この頃ですが
来年は、世の中がちょっとは平和になりますように。 (由里)
新しいシーツもまたすぐ縮むに決まってるので、今回は1回り大きな物を買いました。
マットにかぶせるだけのゴム入りシーツはサイズが合わないと使いにくいだろうけど
私は「ゴム入りはきれいに畳めない」という理由で平らなシーツを使っているので
大は小を兼ねてくれるです。ありがたいありがたい。
が、ベッドメイキングするには絶対にゴム入りの方がお手軽。
世の中の人がお手軽な物に流れるのは当然なことで
ゴム無しの1枚布シーツを敷布として使う人なんかいやしない。
なので、ゴム無しシーツはもっぱら「掛け布団」として売られてるんですね。
掛け布団なので、長さは首からベッドの裾までの分しか無い。
ベッドに敷いて使うには、首から上の部分が長さが足りなくなるです。
1回り大きいシーツって言っても、大きいのは幅だけだもんなぁ。
首の側には飾りとして大きな折り返しの縁飾りがついてるので
それをほどいて端の始末をしてやれば充分な長さになるんですが
料理以外の家事は全て大嫌いな私。針仕事も敬遠したいわけでして、
結局そのまま、寸足らずなシーツで寝ています。
幅の足りないシーツより、更に寝心地悪い^^
困ったもんです。 (由里)
細々したものを他にもいくつか買って、本日の出費は20ドル23セント。
シュトレーンとかパネトネとかサンタさんの形のチョコとかの安売りもあったのに
今日の分のお小遣い20ドルを使い果たしちゃったから駄目、って言って
ぼくには何も買ってくれませんでした。ぷんぷん。
夜は、クリスマスの電飾見物に出かけました。
この時期、どこだって(うちのアパートの敷地内だって)ピカピカは点いてるけど
どーせなら1番派手で1番きれいなところを観たいので
地元の新聞でお奨めされてた高級住宅街と新興住宅地を1箇所ずつ見てきたの。
両方とも見事だったけど、やっぱり高級住宅街の勝ち!
新興住宅地の家の飾りつけは、なんとなく品がない感じだったの。
たぶん庭の狭さが原因じゃないかな、ってM兄ちゃんは言ってる。
おうちに電球をつけて、玄関から道路までの通路の脇に電球つけて、
庭の木に電球つけて、芝生にトナカイさんの形の電球を置くと
狭い敷地では電球の密度が高くなりすぎて、ごちゃごちゃしちゃうらしい。
高級住宅街は庭が広いから、適度な空間が残ってきれいに見える。
ぼくたちが家を買ったら、空間を考えながらクリスマスの電飾をしよう!と思いました。
高級住宅地の電飾は、新聞に紹介されてるせいもあって
ぼくたちみたいな見物客で大賑わいでした。
普段はダウンタウンで営業してる観光用の馬車がパカパカ走ってるし
黒塗りのリムジンも何台もいたし
普段は住民達の生活道路なはずの通りが交通渋滞しちゃってました。
押しかけちゃって迷惑だったかな。
でも、明らかに「見せるために」飾り付けてるおうちも多かったし、いいんだよね。
1番きれいだったのはね、高級住宅地の中の古い古いお屋敷。
電飾は何もしてなくて、玄関の木の扉の上の明かりだけが灯ってて
そこに小さなリースが照らし出されてて、とっても素敵だったの。
でも、うちの玄関を同じに飾り付けても、ビンボくさく見えるだけだよね。くすん
んで、おうちに帰ってきて、非常用の赤いローソクに火を点けて
熱い紅茶を飲みながら、冬至の残りのかぼちゃパイを食べました。
え〜ん、クリスマスケーキわあ??
ぼくたちのクリスマスイヴでした。
指輪物語は、3時間もかかる長い長い映画なんだって。
開始時刻を調べずに来ちゃったから、途中から見ることになるかな?て思ったら
ふうん、日本の映画館とはちょっと仕組みが違うみたい。
1つの館内に、2、300人くらい収容の小さめな客室がたくさんあって
30分ずつ時間をずらして同じ映画を上映してるんだって。
だからいつ行っても、最大30分待つだけで話の最初から楽しめる。
うまくできてるね。
でも、先に延々と予告編を見せられるのはアメリカでも同じ^^。
客席から大拍手が沸いたのはスターウォーズのエピソードIIの予告。
ぼくは、スパイダーマンが馬鹿馬鹿しくて楽しそうと思ったの。
あれなら英語が判らなくてもなんとかなりそう。(既に逃げに入ってる^^)
んで、いよいよ本編の開始。
う〜ん、やっぱり、何言ってるのか判らない。
仕方ないよね、映画の中の人たち、テキサス英語を喋ってくれないんだもん。
でも、セリフは聞き取れなくても大まかな話は判ったので楽しかったです。
…由里姉ちゃんは、全然駄目だったって。
英語問題に気を取られてすっかり忘れてたけど
由里姉ちゃん、外国人の顔の見分けがつかない人だったの。
肌や髪の色が違えば区別つけられるけど
よりにもよって、今日の映画の登場人物は全員白人。
主役が誰なのかも理解できないまま3時間座ってたらしい。
ご苦労様でした^^
終わって席を立って、あれーっって思ったのは
上映時間がずれてる他の部屋とも、全部1本の廊下でつながっていて
自由に行き来できる構造になってるみたい。
次から次へと部屋を渡り歩いて
お気に入りの場面を繰り返し見ることも可能なのかな。
それに、隣のお部屋は別の映画をやってるみたい。
ついでにそっちも観て行くの、OK??
入場券には「指輪物語、3時からの回」て明記してあるから
他のお部屋に潜り込んでるのがばれたら叱られるんだろうけど
たぶん、誰も調べになんか来ないよ。
大雑把大国あめりかだぁ。
そんなズルしてまで映画代を浮かそう、ってせこい人もいないのがアメリカだけどね。
て訳で、アメリカで始めての映画鑑賞は、ぼくは面白かったです。
アイス最中を売ってなかったのが残念!
代わりにポプコーンを買ってもらったんだけど、バター掛けにされちゃった。
ええん、ぼくが好きなのはキャラメルポプコンなのに。くすん。
会社の人たちは、4連休でみんな旅行に行ってます。
フロリダのディズニーワールドに行ってる人(ゆーりさんに会ってるかな?)、
コロラドに行ってる人、ユタに行ってる人、ニューヨークに行ってる人、
帰省って言ってパキスタンまで行っちゃった人も。
連休明けは、各地のお土産三昧かな♪
「お前はどこにも行かないのか?」と四方八方からうるさく言われて
つい、いー加減なテキトーな答えをしちゃったM兄ちゃん。
嘘の事後処理のため、今日またAAAに行って
今度は西の方角へのドライブ旅行の地図をもらってくるはめになりました。
うふふ、実現はいつかな、楽しみ楽しみ。
日本にいた頃は、日がどんどん短くなっていくこの時期がとっても嫌いだったの。
そうでなくても気持ちがどんより沈みがちなのに
由里姉ちゃんが「洗濯物が乾かない、布団が膨らまない」て文句ばっかり言うし。
日本で最後に住んでたアパートは南側に大きなマンションがあって
晩秋〜冬は2時半頃になると建物の陰にお日様が隠れちゃったから、尚更。
ダラスに来てからはお布団なんか干さないし、洗濯物も全部電気乾燥だし
お日様の出てる時間が短くても由里姉ちゃんが文句を言わなくなったので
秋冬も嫌いじゃなくなりました。
でもやぱり、夕食が終わってもお外の明るい夏は大好き。
明日からちょっぴりずつ昼間が長くなると思うと嬉しいです。
撮影は25日、今年こそは全員そろった写真になるといいなー。
夕方、由里姉ちゃんが冷蔵庫を開けたら、中が真っ暗。電灯が点いてくれないの。
冷蔵庫、壊れちゃったかな?
中は冷たいけど、朝から1度も開けてなかったから冷気が残ってただけかも。
故障だったら、ぼくの冷凍苺とアイスクリームが駄目になっちゃう、えーん。
でも幸い、壊れたのは冷蔵庫じゃなくて、電球の方だった。
M兄ちゃんが回して外してみたら、線が切れてたの。
台所の電灯を点ければ冷蔵庫の中は見えるから別に困らないんだけど
このままって訳にも行かないし、週末に電球買ってこよう、て由里姉ちゃんが言ったら
M兄ちゃんが「トイレの電球と同じのだから、あれ外してきて付ければ?
あっちは1つ外しても大丈夫でしょ」だって。
(トイレは白熱灯が7つくらい並んで付いてるから、1つ足りなくても充分明るいの。)
…そりゃ、別に、便器の中に付いてる電球じゃないけど。
M兄ちゃんは「トイレ」て表現したけど、アメリカのバスルームだから
実際は洗面所+脱衣室+浴室+お手洗いな訳で、そう不潔な場所でもないんだけど
でも、トイレの電球を冷蔵庫に付ける。…M兄ちゃんって、変。
映画、ぼくも行きたいな。
ポップコーンとかアイス最中とか買ってもらうの。
最中が無かったら、コーンのアイスでもいいもん。
今晩のうちに、M兄ちゃんのポケットに入って待機してよーっと♪
薪売り場には、Dr.Pepperの赤茶色の箱を積み上げて作った巨大な暖炉があって
何だか馬鹿馬鹿しくて楽しくてぼくは大好きです。
(私は暖炉よりこたつの方が好きさ。おこたでみかん、最高! 由里)
誰かさんが「電池切れで辞書が使えないから英語判んない〜♪」とか言い出す前に
早く、単4の電池、買ってこなくちゃね。
あ、由里姉ちゃんには紙の辞書もあるから平気なんだね、くすすっ。
今日は、M兄ちゃんのお仕事でちょっとトラブルがおきかけていて
もしかすると電話で呼び出されて休日出勤かも、って状態だったらしいの。
なので由里姉ちゃんの携帯電話を持っておでかけしようとしたんだけど
スイッチを入れたら、あれ、電池が切れてる。
充電しようとしたら、あれれ、充電器が無い^^
この前充電したのはいつだっけ。
テロ直後にフル充電したのは確かなんだけど、まさか、あれ以来、3ヶ月ぶり?
よーやく部屋の隅で発見した充電器には、埃が積もってました。
(由里姉ちゃんがお掃除してないことがM兄ちゃんにばれちゃった)
そんで、本当は良くないんだろうけど、時間が無かったから1日分位だけ充電して
M兄ちゃんの上着のポケットに携帯を放り込んでお買い物に行ったの。
でも、上着を着てると暑いし、持ってれば邪魔なので
最初のお店の駐車場で、脱いだ上着を車のトランクに入れちゃって
…それっきり。
半日ウロウロして、うちに帰ってお茶飲んでテレビ観てネットして
夜になってよーやく携帯のことを思い出して車まで取りに行ったら
ありゃりゃー、受け損ねた着信3件!
慌ててネットを会社に繋いで、パコパコと忙しく動き始めたM兄ちゃんでした。
焼きニンニクの残りは今日、お昼にパンに塗って食べてました。
でも、パンに塗って焼くなら
普通のニンニクをすりおろしてオリーブ油と混ぜたのの方が美味しいって
由里姉ちゃん、またガッカリしてました。
でも、これも再挑戦するって。
そのくらい熱心にケーキも焼いてくれたらいいのにな。
大きな格好いい電動ミキサー買って2週間になるのに
台所のインテリアになっちゃってるの。ぷん!
も1つお天気の話。
日照時間の問題なのか、気温の問題なのか、
今年は、うちのベランダの前にある大きな樹の紅葉が遅かったの。
12月半ばになって、まだ赤や黄色の葉っぱがたくさん残ってます。
この葉っぱがあると、ベランダの手すりにクリスマスのピカピカ電球を飾っても
外から全然見えないんだよね。
葉っぱが散れば枝の隙間からチラチラ明かりが覗いて、いい感じになるんだけど。
クリスマスまでに、葉っぱ、落ちてくれるかなぁ。
あと2週間。ちょっと不安です。
唐辛子リースって、全米どこにでもあるのかな。
生木のツリーに発泡スチロールをスプレーして真っ白にしちゃうのは
あれは本物の雪の降らない南の州だけの習慣?
テキサスでは、ツリー用の飾り物も、いかにもテキサスでござい!て感じ。
カウボーイブーツにカウボーイハットのサンタさんとか、
トナカイさんの角をつけたアルマジロとか、投げ縄にリボン結んだリースとか、
あーゆーのって、ぼくたちみたいなよそ者が面白がって買う「お土産物」なのかな。
それとも生粋のテキサス人が「テキサス人であることを誇る!」て思って買うのかな。
そーいうのも、何か1つくらいは記念に買っておきたいな。
ダラスのダウンタウンにある始発駅に行ってみると、なんだか物凄い大混雑。
恐るべし、「無料」の力。
電車が何両編成なのか知らないけど、こんなにたくさんの人を積みきれるのかな。
通勤ラッシュの山手線みたいな状態になったら恐いな。
ぼくたちは12時50分発の電車に乗るつもりだったのに
1時になっても、1時10分になっても電車は来ない。
さらに待って、いー加減いやになった頃、職員のお姉さんが何か大声で喋り始めた。
屋外で、マイクも無しに怒鳴るだけ。途切れ途切れにしか聞こえないけど
どうやら途中で事故があって電車が止まってるらしい。
詳しい事情は判らないけど
お姉さんに説明を聞きに行った人たちも話が終わるとホームに戻ってきちゃうので
きっと、しばらく待ってれば復旧の見込みはある状態なんだと思う。
吹きっさらしのホームはあんまり寒すぎるので
隣にある長距離列車の切符売り場&待合室に入っていることにしたの。
ダラス近郊の観光施設のパンフレットなんかを眺めて時間を潰してたら
15分くらいして、駅の方から大量の人たちが建物になだれ込んできた。
「?」って思ってると、その人たちは建物の中を突っ切って反対側の通りに出て
バス乗り場のところで団子状になっている。
あああ、電車、動かないんだね。バスの代替輸送になっちゃったんだ、きっと。
そうまでして行きたいフォートワースでも無いし
ぼくたちはそのまま帰ってきました。
残念だったけど、行きは行けちゃって、帰る電車が運休になるよりはマシだよね。
追記、今、夜のニュースで見たら
電車と車がぶつかって車が大破、って事故だったらしいです。
しっかしなぁ。
「蛙が鳴くから帰ろ♪」という歌を、そのまま訳しても意味ないと思うんだがなぁ。
じゃあお前ならどう処理するんだ?って
知りませんわな、私は翻訳を商売にする意志は無いし(能力はもっと無いし^^)
次はトトロとナウシカが欲しいぞーっ。 (由里)
お店から買ってきたばかりの大きなアイスは、とっても硬く凍っていて
ナイフもフォークも歯が立たない。
そんなとき、由里姉ちゃんは熱湯にスプンを浸して、そのスプンで掬い取るけど
会社の人たちはすごいことをするらしい。
紙容器ごと、電子レンジに放り込んで「チン!」。
適度に柔らかくなって、分配しやすくなるんだって。
でも、大勢で分けて1度で食べきるときならいいけど
うちでは試したくないね。
全体を融かして少しだけ食べて残りは再冷凍、また融かして再冷凍、
何度も繰り返してたら味が落ちそう。
アメリカ人、そんなこと考えないで自宅でもチンしてるのかな?
読んで、重要な部分には夫婦連名のフルネームのサインをします。
あんまり大事じゃない部分も、とりあえず「読みましたよ」という意味?で
イニシャルだけ、でもやっぱり夫婦連名のサインをします。
書類1枚につきサイン1回、合計16回(うちフルネーム6回)。
判子の国で生まれ育った私は、どう頑張っても書くたびに筆跡が違ってしまうので
サインは大の苦手です。
これもまた憂鬱の種。 (由里)
それはそーと、「テロにつながる有力な情報」っていうのをFBIに教えてあげると
なんと、情報価値の高さによっては、アメリカの永住権がもらえるんだって。
由里姉ちゃんが、しばらく前に新聞で読んでもの欲しそうな顔してた(笑)。
でも、記事をいっくら読んでも、FBIの住所や電話番号なんて載ってなかったの。
電話帳見たら出てるのかなぁ?FBIって、どこにあるの??
この秋は、中華系のスーパーで生の栗を買って来て茹でてみたんだけど
あんまり鮮度がよくなかったし、虫食いの栗が半分以上も混ざってて
期待してたほど美味しくなかったの。
今日の栗は、当たり外れなしに全部美味しかったので
たくさん買って来て棚に常備しておきたいな。
(感謝祭用品だけど、まだ売ってるはず。たぶん。)
先週の土曜日、きれいな「靴下掛け」を見つけたの。
トナカイさんとか樅の木とか雪だるまとかの形の置物で、前面にフックがついてて
そこにクリスマスの赤い靴下を吊り下げて、暖炉の上に飾るの。
フックが下に出っ張ってるから、日本でテレビやタンスの上に飾るには不向きで
だから去年も一昨年も我慢して買わずにきたんだけど
今回見つけた雪の結晶の靴下掛けは、今まで見てきた中で1番すてき。
5ドル99ってお値段も魅力的だし(同程度の品物で、ふつうは12ドルくらいする)
本気で探せば、日本に持ち帰っても飾る場所くらい見つけられるよね。
買っちゃえ買っちゃえー。
ってことになったのに、たまたまその日は現金の持ち合わせが少なくて
たった6ドル足らずのその靴下掛け、買えなかったの。
(カード・小切手が主流のアメリカだけど、由里姉ちゃんは金銭感覚が危ないので
敢えて、できる限り現金払いをするようにしてます。
慣れてないせいもあって、小切手だと「お金を払った気がしない」みたい…)
そんで、今日、ちゃんとお金を用意して買いに行ったら
がぁん、売り切れ。
チェーン店だから、よその支店に行けば残ってるかな、と思って2軒も回ったのに
全店そろって売り切れ。
…なにか問題でもあって、回収でもされちゃったかな?
てことで、欲しいおもちゃが買ってもらえなくて、ちょっとぷんぷんなぼくです。
(でも、夜ご飯食べに行ったスパゲチ屋さんのレモンタルトが美味しかったから
もう、しっかり回復なぼくです。)
11
11月30日(金)
20日前に凍らせた、特製塩鮭を焼きました。
焼き網なんか無いから、フライパンで。
…うう。塩辛すぎる!!
掲示板の情報には「鮭1切れOOgに対し塩Og」なんて具体的な数字が1つも無くて
「多すぎるかなと思うくらい振っても足りないくらい」だの
「足りない塩は後で足せるけど多すぎた塩は抜けないから、まずは少なめに」だの
感覚的で、しかもバラバラな話ばっかり。
仕方ないので「こんなもんかな」て量の塩を振って作ったんですが
どうも多すぎたようで。
最後は茶碗に注いだお湯の中で洗いながら食べました。
次はもう少し控えめに塩してみよ。
塩加減はともかく、サーモンが脂っぽいのが最大の欠点でした。
仕込みの段階で抜けた水の中にギラギラと大量の脂が浮いていたので
あれで出切ったかと思ったのだけど、う、甘かった。
バタ焼きで食べるには美味しい脂なんだけど、塩鮭に脂が乗ってちゃまずいよね。
なんとか脂問題を解決すべく、しばらくは試行錯誤です。 (由里)
それにしても、何をねぼけてたんだろう。
汲んできた温泉は4ガロン≒16リットル。です。
度量衡が混乱してる〜。
お土産は、市役所前の公共水汲み場から汲んできた、温泉のお湯16ガロン。
今、それを沸かし直して紅茶を淹れて飲んでます。
でも、ぼくにはいつものお茶と味の違いが判らないの。
ちょっとつまんない。
美味しい物は何も食べられなかったけど
それでもお出かけは楽しかったです。
明日はダラスに戻ります。楽しくなくていいから、無事で帰りつけますよーに!
温泉饅頭が食べたーい!!のは当然のこととして
無性に栗きんとんが食べたい本日のぼくです。
詳細は後日♪ では。
感謝祭は毎年第4木曜なので
アフターサンクスギビング、土曜、日曜と続けて、世間の大多数の人は4連休。
M兄ちゃんの会社では、今週は月曜から勝手にお休みしてる人が多かったって。
感謝祭で帰省するなら、早めに出発しないと道が混むからね。
ぼくたちには帰省は関係ないので感謝祭前はお休みしなかったけど
ちょーどM兄ちゃんのお仕事が1段落したので
4連休のあとに3日間の休暇を取りました。全部で7連休です。
ということで、明日から2泊3日で温泉旅行に出発ー♪
おやつはたくさん持ったし、楽しみ、楽しみ。
今日は高速道路でぶつかって大破してる車を2回も見たの。
帰省旅行の長距離ドライブで、注意力が落ちてるのかな。
M兄ちゃん、安全運転してね。
では本日は、少し早めに「お休みなさい」!
帰ってきてから、食いっぱぐれた朝食兼昼食に
昨日の七面鳥の残りでサンドイッチを作って食べました。
あと、かぼちゃパイを1切れ。
おやつもかぼちゃパイ1切れ。
夜は七面鳥をトウバンジャンと醤油で炒めて、デザートにかぼちゃパイ。
冷蔵庫には、まだまだ七面鳥がたっぷり。
あしたは七面鳥ラーメンだって。
「七面鳥もいいけど、カレーもね」って、由里姉ちゃんがうわごと言ってます。
…少なくとも、ちゃんと中まで火は通ってたし。 腿の外側は焼けすぎてガチガチになってたけど。 上手に焼けた鳥は、もっともっと美味しいんだろうな。 でも「初めてにしちゃぁ上出来」だったと思います。 来年の感謝祭、また頑張ってみたいです。面白かったし。 来月のクリスマスに、とは言いませんけど。 あ、レシピは、ネット上の架空レストランコリスインさんの [Kitchen]のコーナーを参考にさせていただきました。 なかなか面白いサイトなので 食べ物話がお好きな方はぜひどうぞ。(日本語です) |
七面鳥の足を縛るタコ糸が手に入らなくて困っていたのですが
今日、鳥を袋から出したところで謎が解けました。
鳥をぶら下げるための取っ手を兼ねた太い金具がお尻に打ち込まれていて
そこに両足をはめ込めば、綺麗に形良く焼きあがるようになってたのです。
不器用なアメリカ人でもラクラク簡単、て感じ。
糸なんか要らないのでした。
月曜日にタコ糸を探して家庭用品店を回っていたとき
非常に安い「使い捨て温度計」というのを発見しました。
プラスチックの本体に赤いピンがはめ込まれていて
肉が中まで充分に熱くなると、そのピンがぽん!と飛び出てくる、という物です。
便利そうだけど、肝腎の精度はどうなんだろう?と
気にしながらも買わずに帰ってきてしまったのですが
なんと、今日の七面鳥、最初からその温度計が埋め込まれてました。
買わなくて良かった。
でも、体重10ポンドの七面鳥で3時間半は必要なはずなのに
その赤いピン、たった2時間で飛び出してきちゃいました。
生肉は大嫌いなので予定通り3時間半じっくりと焼きましたが
ピンが上がった時点で、本当は焼けてたのかな。
それともやっぱり、あんな物あてにしちゃ駄目なのかな? (由里)
●本日のメニウ●
・七面鳥の丸焼き
グレイビーソースとクランベリーソースを添えて。
・ワイルドライス
8ヶ月前に日記と掲示板で話題になったアレです。まだ残ってた^^
本日はワイルドライス1:白米2の割合。
七面鳥の付録の首(!)を煮て取ったスープで炊いてみました。
・温野菜
・リンゴとセロリのサラダ
・たまねぎスープ
・かぼちゃパイ
・胃散^^
予定ではマッシュポテトも作るつもりでしたが、
とてもじゃないが食い切れん!てことで中止。正解でした。
スープも要らなかったな。
いよいよ明日が感謝祭です。 (由里)
七面鳥を焼くのは今回が初めてだけど
添え物のクランベリーソースは、実は2回目。
一昨年の秋、スーパーに生のクランベリーが入荷したその日に
七面鳥のソースの材料だなんてことは知らず、生で食べるつもりで買って来たの。
由里姉ちゃんは、クランベリージュースが大好物だから。
ところが、早速洗って2、3粒を摘まんで…
あまりの酸っぱさに、お口がしわしわになっちゃった。
試しにお砂糖かけて食べてみたけど、まだ酸っぱい。
そーいえば、「クランベリーだけ100%果汁」って、どこを探しても無いんだよね。
リンゴジュースとのブレンドだったり、「果汁10%」の薄い砂糖水だったりで。
そのままだと酸っぱすぎるからなんだ!って、よーやく判った。
仕方が無いからジャムを作ることにしたんだけど
当時、うちにはお砂糖がほんのちょっぴりしか無かったの。
窮余の策で、冷蔵庫に放り込んであった古い綿あめを使って煮たんだっけ。
ピンクと水色の綿あめだったから、素敵な紫色のジャムになっちゃった。
今日のクランベリーソースはちゃんと白いお砂糖で煮たので、深い赤色になりました。
まずはクッキー型。木の葉の型を、パイの縁飾りに使いたいんだって。
どーせ鑑賞する暇なんか無しにぼくが食べちゃうんだから
飾りなんか要らないのにね。
買ったのは、木の葉やリンゴやカボチャの型6個の詰め合わせセットです。
でも、お店を出て車の中で箱を開けてみたら、同じ形の葉っぱが2つ入ってて
1番大事なドングリの葉っぱの型が入って無かったの。
お店に引き返して、交換してもらいました。
次に必要なのはタコ糸。七面鳥の足を縛るのに使うの。
最初に行ったスーパーには置いてなかった。
次の家庭用品屋さんには荷造り用の麻糸みたいなのが1種類あっただけ。
ほんのちょびっとしか巻いてなくて、1ドル半。暴利を貪ってるー。
今日はもう諦めて、明日、中華系スーパーまで日本のタコ糸買いに行こ。
M兄ちゃん、どーせ明日もあさっても日が高いうちに帰ってきちゃうんだから。
あとは大掃除用の重曹。
でも由里姉ちゃん、初めての七面鳥のことで頭がいっぱいで
掃除までは手が回らないよー、どーしよー、って笑ってます。
困った由里姉ちゃんです。
残る問題は、何種類かあるレシピの中のどれを実行するか、です。
私は「醤油と味醂を塗って白ゴマを振る」という和風七面鳥にクラっと来たんですが
それじゃあソース用に買ってきたクランベリーの立場が無いし
ターキー初挑戦はノーマルなので行きましょうかねえ。 (由里)
お集まりの「名目」は一応2つ用意されていて、
1つは「DIWALI」っていうインドのお祭りのお祝いのパーティー。
主催者(インド人)の説明によればこのお祭り、本来はインドの神話に基づく物だけど
今は大勢で集まって飲み食いして騒ぐための口実になってるらしい。
確かに単なる「口実」だったようで、お祭り関連のプログラムは何も無かったです。
もう1つは、夏に結婚して家を買ったばかりの主催者さんの「新居の見せびらかし」。
希望者全員でぞろぞろと列を作って、
居間や台所から寝室・浴室・物置まで、くまなく見物させてもらいました。
なんだかゾウさんと孔雀さんの置き物の多いお家だったなー。
暖炉の上には聖なるお牛様。
ちょっとカッコいい密教系の飾り物が多くて、密教マニアのぼくは嬉しかったです。
会社の仲間のうち、夫婦者なのに家を持ってないのはM兄ちゃんだけなので
「お前はいつ買うんだ?」の攻撃受けまくりで、M兄ちゃんは大変そうでした。
由里姉ちゃんも、別のところでご苦労様。
インド人女性達が全員サリーを着ていたので
そのトバッチリで「ユリサンはケモノ(←着物)を着ないのか?」と言われてたの。
だって由里姉ちゃん、浴衣さえも1人じゃ着られないし〜。
あとはお決まり、泣くほど辛いカレーをたっぷり食べて(ぼくはパス)
頭が割れそうに甘い(アメリカのお菓子より甘い!!)インド菓子をたらふく食べて
残ったカレーをどっさりと密閉容器に入れてもらって帰って来ました。
今日のテーマ素材は「ダンジネス・クラブ」。
うーん、アメリカ人、やっぱり包丁使わないなぁ。
蟹を真っ二つに叩き割るのに中華包丁みたいなのを振り下ろしてたけど
まな板の上でコトコトって場面はついに出なかった。(見逃したかな?)
ひたすら鍋の中身をかき混ぜてるだけで料理が完成。ある意味、すごいかも。
それにしても、観客席がやかましいぞ。
ちょいとフライパンを煽って中身を返してみせただけで、やんややんやの大歓声。
んなもん、日本の中華料理屋に行けばいくらでも見られるに。
で、出来上がった料理はコケオドシの極み。
なんで料理の上で花火が燃えてるんだよー。
お金貰っても試食したくない!と思ったでした。
司会進行役(日本版の「主宰」ね)は、ウィリアム・シャトナー。
元祖スタートレックの「カーク船長」です。
それも、今日の番組を見てやろうと思った理由の1つだったんですが
カーク君、なんだかデップリ太っちゃって、顔なんかぱんぱかぱんに丸くなっちゃって
そんなんじゃ、宇宙船に乗れないぞ。
でも、とりあえずはお元気そうで、安心したでした。 (由里)
(「郵便物に触った後は石鹸で手を洗おう」とまで言われるこの物騒なアメリカで
カタログにいきなり飛びついて、写真の匂いを嗅ぎまくってたお坊ちゃん。
危なすぎるぞ〜。 由里)
冷凍の塩鮭なら、本当は日系食料品店にも少しはあるの。
ただ、鮮度とか価格とか品質とか値段とか賞味期限とかお財布事情とか
…いろいろ問題が多いらしいです。
問題多くても「売ってる」ってだけ、恵まれてるんだけどね。
アメリカの他の都市で部屋探しをした経験はないので
これが「全米どこでも」な一般論なのか、
「テキサスでは」「ダラスでは」の特殊事情なのか判らないけど
少なくともダラスでは、6ヶ月契約と12ヶ月契約とでは、毎月の家賃が違います。
6ヶ月契約の方が、月10ドル高いの。(←今のアパートの場合)
「月ぎめ」だと、更になんと115ドルも高くなる。
「長期契約をすれば割り引いてもらえる」って形は合理的だけど
私たち、身分の不安定な滞在者にはちょっと不親切。
途中で転出した場合も、残り期間の家賃は全部払わなきゃいけないんだそうです。
代わりに住んでくれる人を見つけて、その人に家賃を払ってもらうのは可、らしいけど。
「辞令」を100パーセント信用するなら、来年の初夏には日本に戻るはずの私たち。
過去の例から見て、大幅に、果てしなく任期延長になるだろうと予想して
7ヶ月の契約を伝えちゃったのですが
吉と出るか凶と出るか。お楽しみです。 (由里)
今日は、由里姉ちゃんとM兄ちゃんが2人で塩鮭を作ってました。
昨日、大きな塊の生鮭を買ってきたの。
いつもは1回分ずつに切り分けてそのまま冷凍して
バタ焼きとか石狩鍋風のごった煮とかで食べていたんだけど、
最近、よく覗いてる複数の掲示板に塩鮭を手作りする話が出てて
それを見たM兄ちゃんが「食べたい」って騒ぎ出したの。
由里姉ちゃんは、中途半端に「食品衛生学」なんてのを勉強しちゃったせいで
実は、家庭で作る保存食って言うのが恐くて仕方ないらしい。
今日の塩鮭も、本当はビブリオ菌っていうのが心配らしいけど
塩をしたあとで冷凍しちゃえば菌は増えないからって、しぶしぶ承知。
塩加減がいまいち判らないので、二通りの配合で鮭を仕込みました。
2、3日おいて水気を出してから冷凍して、
あとは好きなときに焼くだけです。
でもうち、焼き網が無いんだけど。フライパンで焼く気かな??
このナッツを持って、中庭にお散歩に行きたいな。
リスさんたちを餌付けしてみたい。
中庭にはどんぐりがたくさん落ちてるから、ぼくのくるみなんか要らないかな?
どーでもいーけど、プレステのゲームソフトのテレビCMの最後には
完全なカタカナで「プレーステーション!」って台詞がはいるの。
日本のCMと同じ声。
「Play Station」じゃないのが妙にくすぐったい気分。
アメリカ人の耳には、オリエンタルな神秘な発音に聞こえてるのかなぁ…?
変な漢字が流行るくらいだから、東洋イントネーションもオシャレなのかも。
そう考えたら由里姉ちゃん、自分の発音に自信が持てるかな??
スィースィールェモン、明日か明後日に「Nanami」で探してみよっと。
う、書いてたらぼくも飲みたくなっちゃった。
あーいう繊細な味の飲み物って、こっちに無いからねぇ…。
11月8日(木)
昨日と今日の2日間、パスポートの更新や在外選挙人登録受付をするために
はるばるダラスまで、ヒューストンから領事館員さんがやって来てくれました。
事前の予約がどーの、日本人会がこーのと面倒臭いったらありゃしなかったけど
とりあえず、私も無事に念願の選挙人登録申し込みを済ませて参りました。
今日提出した書類が領事館から日本の最終住所地の選管に送られて、
選挙人登録証が選管から領事館を経由して私の家へ。
実際に投票が可能になるのは数ヵ月後です。
どーかそれまでは、衆院の解散がありませんよーに。
1回の投票で郵便代34ドル(試算)かかるんじゃ
選挙人証獲得後も棄権しちゃう可能性が大だけどね。ぷん。
どーでもいい話。
職員がかなりマトモな人だったので、実は少々がっかりしています。
領事館員なんてろくでもねえ奴に決まってると思って
その苦情だけで日記3日分くらいネタが稼げるぞと皮算用していたのですが
日本のG市やY市の市役所の窓口のお姉さんより、ずっと対応が良かった。
けんか覚悟で行ったのになぁ…。ちょいと拍子抜けです。
でも、ホームページはもっとこまめに更新してほしい。
あれじゃ何の役にも立ちゃしないぞ。ぷんすかぷん。 (由里)
今日、乾燥機に移そうと洗濯機から引っ張り出した洗濯物たちは
「こんな物を入れた覚えは無いのにな」という白い木綿糸で
何もかも、全てががんじがらめにされていました。
犯人は、その問題のタオル。
端の始末をしていた糸が全部ほどけて
タオル本体が何百本もの糸に戻りかけてた。呆然。
三つ折り部分に縫い込まれてた厚紙は、もちろんちゃんと外に出てきました。
きっとモワモワと紙くずになって他の洗濯物に絡みついたのだろうけど
そんなこと、ちっとも気になりませんでした。
だって、もっと大量の糸くずが、綿くずが、わああ。
前回買ったタオルが2、3回の洗濯でほつれちゃったから
今回は別の店で別のメーカーのを買ってみたんだけれどな。
日本の粗品タオルは偉かった… (由里)
でも、昼間はまた冷房止まってた… (由里)
アジア食器も少しあって
中に、何故か「歴代横綱」の名前と似顔絵の並んだ安っぽい湯呑みが3つ。
(しまった、値段を確認し忘れた!)
武蔵丸まで入ってたから、かなり新しい品なのは確かなんだけど
これこそ「誰がこんなん買うんだろ??」です。
台所用品屋さんの隣は、ちょっとオシャレっぽいコーヒー屋さん。
チェーン店らしいけどね。
ただのチョコクロワッサンみたいに見えた菓子パンが
やたらめったら美味しくて感動でした。
昨日くらいから、家の中が妙に暑いなーと思っていたら
どうやら、冷房がまた故障していたみたいなの。
明け方はそれなりに冷え込むけど、日中はまだまだ30℃近くなるダラスです。
週明けには、スプリンクラーと合わせてこっちの修理依頼もしなきゃ。
それまでは、窓を開けて過ごそ。(でも、網戸が破れてる…)
あとは、クリスマスカード。
一言添えて、宛名を書いて、めんどくさいのも事実だけど
カードを選ぶのはとっても楽しい。これだけで繋がってる古い友人もいるしね。
でも、どうなんだろう今年は。
「アメリカからの郵便物」…受け取る側が気持ち悪かったりするかしら。
差出人に心当たりがあったって
どんな経路で、どんな郵便物と一緒に運ばれてたかは判らないもんね。
ちょっとキラキラ感のある綺麗なカードだと、指に銀色の粉が付着するのもあって
そんなの貰ったら、絶対にいやだろうなぁ…。
(お店で箱に入ったカードを選んでる時点では粉の有無は判らないから性質が悪い!)
こんな世の中だからこそ、「私は元気だよ、変わりなく暮らしてるよ」って伝えたい、
でも、無事を知らせるつもりの封筒で相手に恐怖を与えちゃ意味が無いし
いっそ今年は中止しようか。
出すなら出すでさっさと出さないと今年は航空便は遅れそうだし
ちょっと頭ぐるぐる気味であります。 (由里)
10
10月31日(水) ハロウィン
予想通り、うちにはトリックオアトリートの子供は来てくれませんでした。
隣の家のドアを叩く音も聞こえなかったし
窓の外をちらちら眺めてたけど、変な格好をした子供も通らなかったし
やっぱり、知らない家を無差別に訪問して回る習慣は消えつつあるのかもしれない。
親が良く知っている家(=絶対安全な家)だけを、親の車で回ることが多いんだって。
やがては「昔はハロウィンには…」って、年寄りの昔話になっちゃうのかもね。
寂しいな。
でも、M兄ちゃんの会社の人の自宅には、何人か来たらしい。
奥さんから「来てるんだけど、どうしよう??」ってSOSの電話がかかってきたから
「家の電気を消して静かにしてるように」って指示したんだって。
何もお菓子を用意してなかったのかな?
用意してても、家に男の人がいないときはドアを開けない方がいいらしいけどね。
(ハロウィンに便乗してドアを開けさせる悪い人もいるんだって。
これも悲しいなぁ…。
んな訳で、楽しかった今年のハロウィンももうお終い。
はやく来年にならないかなーっ。
うちには今、1匹、もしかしたら数匹かものコオロギが住み付いてるの。
夜になると、台所からコロコロコロ…て音色が響いてくる。
声はすれども姿は見えず、
たぶん冷蔵庫の裏とかの暖かいところに隠れてるんだろうな。
…とっても、いや。
今朝は、皿洗い機を開けたら中からコオロギが出てきて
ササーッと物陰に逃げ込んだって。
昨日の夜から中に入れっぱなしになってたお皿、全部洗い直しでした。
夜、お買い物に行くと、お店の入り口にもコオロギはびっしり。
日本のよりも、少し大きいかな?
あんまり動かないけど、近づくといきなり飛び跳ねたりして、とっても恐い。
コロコロ鳴いても、やっぱり黒い虫は好きじゃない。
うちではまだ被害にあったことないけど、コオロギは洋服も食べちゃうんだって。
…布を食べるってことは、もしかして、ぬいぐるみも食べるのかなぁ?
きゃああ。ハロウィンにふさわしい恐怖物語だね。
日本から持ってきたゴキブリホイホイにカボチャとかキュウリとかを入れておいたら
コオロギ、捕獲できるかなぁ?
パリはパリでも、これはフランスの首都パリじゃなくて テキサス州北部、オクラホマとの州境近くにある小さな町パリ。 エッフェル塔も、だだっ広い野っ原にぽつんと寂しく立ってるの。 手前の舗道が人間2人が並んで通れる程度の広さだから だいたいの大きさを想像してみてね。 このあと、州境を越えてオクラホマをドライブ。 今日から冬時間なので、いつもより1時間早起きした感じがして |
明日27日は、セオドア・ルーズベルト大統領のお誕生日。
「テディベア」の名前のもとになった人です。
ぼくはテディベアじゃないし
由里姉ちゃんも、いわゆるテディにはあんまり興味がないみたい。
でも、ぼくたちがこの国で気持ちよく過ごせるのは
テディ文化がこの国にしっかり根をおろしてるおかげだと思うの。
だから、ぼくはセオドアさんに感謝したいな。
なんか、「10月27日はテディベアの日」っていうのもあるらしい。
ぬいぐるみの地位向上、待遇改善につながるなら嬉しいね。
商業ベースに乗っかって、「義理ぬい」が大量消費される日になったらイヤだけど。
なにはともあれ、セオドアさん、お誕生日おめでとうございます。
明日はお祝いのケーキだぁ♪
ところが。
今日、ベランダに出てみたら、なんと、紫蘇に花が咲いてたの。
う〜ん。そりゃ、植物なんだから花も咲くだろうけど
日本で紫蘇を植えたときは、葉っぱをむしりまくって枯らしちゃったから
こーゆー姿をみるのは初めてなの。なんか、びっくり。
由里姉ちゃんは、予想外の展開に大喜び。
由里姉ちゃんは紫蘇の実の塩漬けをお汁粉に添えるのが好きなの。
うまくいけば、来年のお鏡開きには自家製の紫蘇が食べられるかな??
でも、作り方を調べなきゃね。
あんなちょびっとの花で、塩漬け、できるのかな??
さっき数えてみたら、うちにある時計は全部で11個。
このうち、コンピュタの中の時計は自分で時差修正をしてくれるし
デジ亀の中の時計はもともと冬時間のままにしてあったから、今回はいじる必要無し。
でも、あとの9個は自力で1時間ずつ直さなきゃいけないの。
結構、面倒くさい。
秒針までぴったり合ってないと気持ち悪い!って几帳面な人は、さぞ大変だろうな。
由里姉ちゃんは寝室の時計が15分遅れてるのを知ってても直そうとしない人だから
毎年2回の時差修正もテキトーに片付けちゃうけど。
でも、もっとすごいのはM兄ちゃんの腕時計かな。
なんと、ダラスに来て2年と数ヶ月、未だに日本時間のままで動いてる。
それで本人が不自由してないって言うんだから、別に構わないけどねー。
本屋さんでパラパラッと中を見た由里姉ちゃんは
「割と簡単な英語で書いてある。これならなんとかなるぞ」って言ってたけど
夜、お布団の中で読み始めたとたん「あ、駄目だ、耐えがたい眠気が」って
電子辞書の電源を切るのも忘れて、そのままくーくー眠り始めちゃった。
英語の長文を見ると、条件反射的に上下のまぶたが仲良くなるみたい。
ま、最近の由里姉ちゃんは不眠ぎみだったから
これで眠れるんなら、それはそれで良しとしよーか。
こうして、最初の数ページしか読まれてない本がどんどん増えていく。
大草原の小さな家、プーくま、パデエタン、料理の本がたくさん…。あ〜あ。
なんでだか知らないけど、今日はみんなで椅子取りゲーム。
あっちむきの椅子とこっちむきの椅子を互い違いに一直線に並べて
その周りをぐるぐる歩く…ていうやり方は
インド風なのかな、アメリカ式なのかな。
他のルールは日本のと完全に同じみたいだったけど
流れた音楽は「踊るマハラジャ」みたいなバリバリのインド音楽でした。
ちょっと調子が狂うね。
勝ち残ってゲームに参加してる間は余計な談笑(英会話)をせずに済むので
由里姉ちゃんは、ずいぶん頑張ってました。
M兄ちゃんは、パキスタン人に「いすとりげーむ」という日本語を教えようとしてました。
お料理持ちよりのパーティーなので
由里姉ちゃんは、本当は美味しくて綺麗な日本食を用意したかったんだけど
味覚の違いや宗教上のあれこれを考慮すると、食べてもらえる料理がほとんど無い。
ので、今日はデザートにカスタードプリンを作って行きました。
菜食主義者は多いけど、幸い、卵と牛乳は全員OKだからね。
インド人たちの味覚に合わせて、普段の2倍近いお砂糖を入れて焼いたプリンは
ものすご〜く甘くて、美味しかったです。
少したくさん作りすぎちゃったから、まだ冷蔵庫に残ってるの。
明日もプリン、明後日もプリン。幸せ♪
その後、ダラス・フォートワース空港のすぐ近くにある広場に行きました。
離陸してぐんぐん上昇していく飛行機をぽーっと眺めるのは、とっても気持ちがいい。
安全への配慮で、離陸コースの真下からは少し外れた場所なので
大迫力!!って言うほどの物じゃないのが残念だけど
その代わり、駐機場に向かう途中の着陸機が目の前を通ってくれるの。
石を投げたら届く距離。
間近で見る飛行機はとても大きくて、興奮です。
大喜びで金網にへばりついてシャッター切ったら、あんまり飛行機が大きすぎて
機体の半分以上が画面からはみ出しちゃった。失敗失敗。
でも、後から後から新しい飛行機が来るので
次は金網から離れて、ちゃんと飛行機丸ごとの写真も撮り直せました。
飛行機って、やっぱりかっこいいなぁ。
離着陸の飛行機を真下で眺めるんなら
ダラスのもう1つの空港「ラブフィールド」の北側の公園が最高だけど
ここも、なかなかいいね。
ぼくのお気に入りの場所がまた1つ増えました。
前にも1度だけ来たことあったんだけど
そのときは運悪く空港が暇な時間帯だったらしくて、飛行機が全然いなかったの。
ここは、夕方に来る場所だったんだね。うん、覚えた!
コマを全部外したキーボードは、思わず踊りたくなるくらい汚かったです。
消しゴムのカスが詰まってたのはたぶん、
ネットで調べながらクロスワードパズルを解いてた由里姉ちゃんが
間違ってたところをゴシゴシして「ふうっ」て吹き飛ばしたせい。
まつ毛や眉毛は判るとして、半月型の爪が入ってるのは何故?
パンくず、米粒、ゴマ、ピーナツの渋皮…
虫さんの乾燥死体が無くて幸いでした。
外したコマを由里姉ちゃんが台所の流しで洗ってくれるのを待ちながら
うっかり流しちゃったりしないでよね〜と思ってたら
突然「うわ、わ、待て!!」の叫び声。
あわててそっちを見たら、排水溝に手を突っ込んでる由里姉ちゃんの姿。うきゃあ。
ちゃんと救出できたから良かったけど…
由里姉ちゃん、どんなに目が悪くなっても、コンタクトレンズはしない方がいいよ。
配線をあれこれ抜いたり刺したりしたついでに、機械の裏側に積もった埃もお掃除して
ちょっとだけ、気分すっきり。
この際、他も掃除しようって、由里姉ちゃん、キーボードも分解し始めちゃった。
慌てて「たんま」して、先に日記と掲示板のお返事だけ書かせてもらうことにしたの。
今これを打ってるキーボード、左上のボタンがずらっと5つ外されちゃってます。
もしも明日の日記がお休みしてたら
由里姉ちゃんがキーボードを元に戻せなかったと思って嘲笑ってやってね。
ダラスの町が壊滅しちゃったとか、そんな事情じゃないからご安心下さい。
寒くなって困ってることが1つ。
テレビや新聞、Web上での情報なんかで「今日の気温」を見ても
どの程度に寒いのか全然判らないのね。
この国の気温の表示は、私の文章にしょっちゅう出てくる「華氏」。
暑い方の数字、95度とか100度とかは
もう、摂氏よりも華氏の方がピンとくるようになった。
でも、寒い方の数字は習得できない。
「(44度−32)×1/2(←概数。本当は5/9)」で摂氏に換算して
ようやく「うわ、6℃だって。ぶるるる、寒い!」て感じる。
一手間余計で、面倒くさいです。
ダラスにいたら、低い数字を肌で覚えるのは何年たっても難しいだろうな。 (由里)
今日、買ってきた牛乳の蓋のシールをペリッてしたら、いつもと違う文字列があった。
「あなたは10ドル値引きを手に入れました」
…うわぁぁ!! 勝利だ!!
当たりくじの含まれる割合がどのくらいなのか知らないけど
2ドルの牛乳で10ドル引きを当てたら、大当たりだよね♪
で、いったい何を10ドル引いてくれるのかなぁと思ったら
なんやらビデオとか、コンピューターゲームとかだって。
くすん、あんまり興味ないなぁ。
こんなとこでクジ運の無駄遣いしちゃ、勿体無かったね。
どーせなら、もっといいもの当てたいなぁ。
一昨年の提灯の記録を調べてみたら、一昨年は作った3日後にもうかび始めてた。
今年より空気が乾いてたはずなのに。
今回1週間ももったのは、やっぱりロウソクが効いたのかな?
「長持ちする」に賭けたお義母さま、ねこまささん、めるさん、ドリーさん、
おめでとうございます。
倍率は… いくつだったんだろ??
そーゆー変な物が大好きな由里姉ちゃん、
「これ、次の帰国のとき、H子に買って行こうかな」って
姪っ子へのお土産にしようとたくらんだ。
次に会うときは、H子ちゃん、もう小学2年になってるはずだから
「普通のお絵かきペンでこういうことしちゃ駄目だよ」っていうのは理解できるはず。
H子ちゃんの母親(由里姉ちゃんのお姉さん)は絶対にイヤな顔するだろうけど
由里姉ちゃん、自分の興味の方が優先だもんね。
問題は、こういう変な物って、次に来た時にも売ってるとは限らないこと。
見かけたときに買わないと、いつの間にかお店から姿を消しちゃうんだよね。
なので由里姉ちゃん、今日、それを買おうとしたんだけど。
M兄ちゃんが「賞味期限は…?」って。
確かに、お口に入れる物だから、あんまり古くなると良くないかも。
…次回帰国時に、まだあれを売ってることを祈ろ♪
(ぼくだって、興味あるも〜ん)
て訳で、「橙色で丸い変なちょーちん」2つセットで完成。
ぼくたちも、暇だなぁ。
判らない方には全く判らない話でごめんなさい。
元ネタは 白泉社 花とゆめコミックス『フロイト1/2』川原泉 です。
西の提灯の上のぼくは 象さんの耳と鼻をつけてるの。 | 中にろーそくを入れたとこ。 …燃やしちゃ駄目だよ。 |
旧リユニオン・アリーナに比べ、大幅に食事情が改善されたと評判の
新設、アメリカン・エアライン・センター。
確かに、バラエティに富んだ軽食屋さんがたくさん並んでいて
なかなかいい感じでした。少なくとも、旧アリーナよりは。
でも、あの布張りの座席はちょっとイヤ。
ヘラでゴシゴシこそげて、アルコールで拭いたらすっきり清潔になる
プラスチックの椅子の方が良かったと思うな。
今はまだ新しいから綺麗だけど
どーせすぐにチーズとケチャップとビールでベタベタにされるんだから。
大幅に座席数が増えたせいで、私の安い席からは、リンクがとっても遠くなった。
氷とスティック、パックがぶつかり合う「スコーン、カキーン」って音、
ブレードが氷を削る「シュパッ」って音が大好きだったのに
広いアリーナに拡散して、布の椅子に吸収されて、前ほど響かなくなっちゃったし。
おまけに昨日は、設備の初期不良で
途中でバチッと照明が消えて場内真っ暗になるハプニング付き♪
試合中断26分間だったそうで。
時節柄、1歩間違えば大パニックにもなりそうな事故だけど
皆、平然とビール飲んでました。
ダラスが襲われる可能性なんて、誰も考えてないってことかな。
試合の方は、…言わぬが花。
野球と比べて少々値の張るゲームなので、そう何度も見に行けないのが残念です。
次は、12月頃かな。 (由里)
洗った手はブンブンと振り回して水を切り、あとは自然乾燥。
あるいは、シャツの袖で拭いちゃうとか
そんな生活をしている私には、ハンカチという物は、必要の無い物だった。
真夏は、汗拭くために持ってるけどね。
でも、あれ以来、ポケットの中にハンカチを入れて歩いてる。
粉塵や煙、最悪の場合はガス、そんな物を防ぐには
乾いたハンカチじゃ役に立たない。
わかってるけど。でも、無いよりはマシかと思って。
…せっかくハンカチがあっても、やっぱり手を拭くのには使ってないけど。
本屋で来年のカレンダーを選んでいたら、NYの風景カレンダーを見つけた。
夕陽を受けて金色に輝くWTC。
1年間部屋に下げておくには悲しすぎる写真だけれど
形見として、欲しいと思った。
でも、どんな顔してレジに持っていけばいいんだろう。
買えなかった。
セサミストリートを見ていると、オープニングテーマのうしろの映像で
最後の最後にマンハッタンの遠景が入る。
そこにも、2本ののっぽビルがそびえたっている。
見るのがつらいような、
でも、しっかりとこの目にやきつけておいてあげたいような、
…どうしていいのか判らなくなる。
1ヶ月。
あっという間に過ぎてしまった、でも長い長い時間でした。 (由里)
…って、由里姉ちゃんが言ってるんだけど。
誰か、由里姉ちゃんを罵倒してやって下さい。
ハロウィン大好きなぼくだけど、そこまでは望まないよ。
演出は、お菓子だけで充分♪
夜は、提灯の中でロウソクを燃やしました。
提灯の中が明るい橙色に透けて、とっても綺麗でした。
小さ目のロウソクだったから、2時間くらいしかもたなかったけど。
火が消えた後でかぼちゃに触ったら、ぽかぽか温かかった。
2時間も「焼いてた」んだから、当然なんだよね。でも、ちょっとびっくりした。
で、由里姉ちゃんとM兄ちゃんが議論してるんだけど。
「煮炊きしたかぼちゃは、生より傷み易い。これで、かびるのが早くなった。」
「熱でかぼちゃが乾燥して、カビの発生は遅れるはずだ。カビの胞子も殺せたし。」
…どっちの考えが正しいんだろう?
最初の意見が由里姉ちゃん、後の意見がM兄ちゃんです。
由里姉ちゃんが、ぼくのTsunta-o-lantern(かぼちゃ提灯)を作ってくれたの。
所要時間約2時間。
せっかくモデルが可愛いのに(♪)
由里姉ちゃんが不器用だから、完成した提灯もなんだか不恰好。
ぷんぷん。
どーせ1週間もせずにかびて駄目になっちゃうから
次のを作り直すときは、もうちょっと上手に作ってよね。
出来上がったのが夕方で、お外がもう暗くなってたから
記念撮影は明日にお預けです。
1ヶ月かけて、覚悟は決めていたけれど。
タリバン側は「やられたら、やり返す」と明言してるわけで
こうなっちゃった以上は、もう、
遠くアフガンの一般市民のことよりも、自分と夫の身の心配が最優先です。
今のところ、「ダラスになんざ攻撃かけても何も意味が無いから、大丈夫」と
意識的に楽観視して自分を安心させてますが
きっと、今夜も眠れない。
でも、私みたいな「地方都市在住、駐在組、子供のいない夫婦」の人間ってのは
たぶん、在外邦人の中では、1番お気楽な立場だと思うから。
守ってあげなきゃいけない小さな子供を持ってる人たちは、もっとずっと大変だろう。
下手に永住権なんか持ってたら、「解決するまで日本に避難」も難しい。
(米国の永住権は、同時に、米国居住の「義務」でもあるから。)
まして米国籍取っちゃった人は…。
自分の意志で、いつでも身軽に日本に逃げられたはずの私が
あれから1ヶ月、飛行機が運行を再開した後もこうしてダラスに残留しているのは
間違いなく自分の意志、自分の選択なので
今更ぐちぐち言ってもみっともないだけ。
頑張って、1日1日を生き抜いていきます。
とりあえず、かぼちゃ買ったし。
明日はそれで気を紛らそう。 (由里)
…でも、試合前の国歌斉唱をテレビ放送してるっていうのは、異常事態だよな。
普段なら、コマーシャル流してる時間だもん。 (由里)
ちなみに提灯用のかぼちゃは、直径3、40cmくらいで1つ3ドル弱。
直前になってから作るなんて言ってないで、もう飾り始めちゃってもいいのかも。
もしもカビたら、もう1度作り直し。
かぼちゃ細工を2度楽しめて、2種類のデザインを楽しめてラッキー♪
て位の気持ちでいればいいんだろうな。
問題は、うちがアパートの3階だってこと。
中身スカスカのかぼちゃでも、あれだけのサイズがあるとそれなりに重いから
2度も3度も持ち上げたくないと思ったりもして、うう。 (由里)
最古(2000年11〜12月)//2001年7〜9月//2002年1〜3月//最新(2014年)の日刊つん太へ