日刊つん太 2002年4〜6月(代理執筆・由里)
最古(2000年11〜12月)//2002年1〜3月//2002年7〜9月//最新(2014年)の日刊つん太へ
表紙へ
6月30日(日)
足が痛くて堪らんです。
上下階に人のいない生活があまりにも嬉しくて
ドスドスと力いっぱい歩いちゃってるから…ってことにしておこう。
家が広すぎて、台所の中を歩くだけで筋肉痛になりましただなんて
あんまりにも馬鹿馬鹿しくて、自分でも信じられないので。
今日から、アメリカの国内普通郵便は3セントの値上げになりました。
きっと当分は旧料金の切手でも何の問題もなしに配達されちゃうのだろうけど
値上げ前に投函しちゃうにこしたことはない。
つうわけで昨日、郵便局前のポストに封書を3通入れに行きましたら
ポストが投函された郵便物で満杯、パンク寸前。
投函口から手を入れたら中の物を抜き取れる状態になってました。
考えることは皆同じなんだなー。
私はくじ運、抽選運は良くない方だと思ってたのに
どうやら今回、豚のぬいぐるみを1匹引き当ててしまったようだ。
豚ぬいが主人公として活躍する小説本の読者プレゼントで
話のモデルの豚ぬいを50名様(だっけ?)に差し上げます、というのがあったので
2月に帰国したときに、実家の住所を使って応募しておいたのだ。
これが見事に大当たり。
昨日、実家の郵便受けの中に豚が1匹座っていたそうな。
うちの双子の豚の「そーせーじ」たちと同じ種類のぬいぐるみで
親からの連絡によれば座高15cm強。…てことは、そーせーじたちと同じ大きさか?
双子と思ってたけど、実は生き別れになった兄弟がいて、本当は三つ子だったのね^^
三つ子じゃあ「そーせーじ(双生児)」の名前が使えなくなってしまうから
新しい名前を考えてやらねば。
兄弟の感動の再会はいつになるのかなぁ…。
今日は浴室や台所の床のタイルの目地に防水加工を施すつもりだったですが
台所にアリの大群が湧いて出てしまったため、予定を変更して虫退治。
家の構造上、こーいう虫が出るのは仕方の無いことらしく
ある程度の覚悟はしていたのだけど
それにしても、入居5日目で遭遇とは。早すぎる…。
ま、普通のアリさんだから、たいして害はないはず。
ファイア・アンツに噛まれたら救急病院行きだし
白いアリさんもあんまり嬉しく無い。
ついでに、「ご」のつく黒い虫も大嫌いだな。
普通のアリさんで済んだことを感謝しよう。
(うちにはオオアリクイのぬいもいるのだけど
奴に頼んだら全部綺麗に食べちゃってくれるかな?
アリの養殖とか始められたら嫌だな^^)
住所が変わったので、小切手も作り直し。
今までのテディベア模様の小切手は私は気に入っていたのだけど
余りにも可愛らし過ぎて、夫は使いにくかったらしい。
なので今回は中年男にも抵抗のない、樹木の絵の小切手を申し込んだ。
…なのに何故か、今日届いた新しい小切手はやっぱりテディベア模様。
前回のテディベアより、更にかわいいの^^
銀行の窓口で、図柄の見本を指し示して「これ」って注文したのに
なんでこうなるかな〜。
夫はちょっとめげてるけど、私はお揃いの住所シールも注文したろうかと画策中です。
今日は、ブラインドの注文に行ってきた。
(既製品のブラインドが合うサイズの窓ならもっと安く済んだのに。くすん)
内装屋のおばさんに窓の縦横の長さを伝えたら、「どこを測った?」と聞かれた。
おばさんが言うには、窓というのは必ずしも長方形とは限らないのだそうだ。
ビミョーに台形だったり平行四辺形だったりと歪んでいるものらしい。
だから、窓の1番上の部分の幅、1番下の部分の幅、中央部の幅と
最低でも3箇所を計測しないと、幅の合わないブラインドになる可能性があって
同様に、高さの方も右端、中央、左端を測らなければいけないのだと。
…道理で夫が測った寸法と私が測った寸法と、大きく食い違ってたわけだ^^
仕方ないから、今日は「だいたいの寸法」を伝え、見積もりだけ貰って帰ってきた。
明日、正確な寸法を持って、もう1度出直しです。
(これ、アメリカの特殊事情? 日本でもブラインドの注文はこんなにややこしいのかな)
高い脚立、長いゴムホース、釘の先端を切り落とすはさみ、裏の木戸の南京錠…
予想以上に出費がかさんでなかなか痛い今日この頃です。
掃除しているうち、家の中が異様に寒いのに気づいた。
冷房の操作盤に付いてる温度計を見たら、華氏72度(≒22℃)まで冷えている。
先週末、夫が確か82度(≒28℃)に設定してくれたはずなのにな。
不審に思いつつも設定温度を上げようとして…う…判らない!!
今のアパートに付いてる原始的な空調装置は
「冷・切・暖」の切り替えつまみと、温度調節つまみしかなかった。
寒かったら温度つまみを右に動かして温度をを上げる、
暑かったら左に動かして温度を下げる。実に簡単。
それに引き換え新居のは、意味不明なボタンが沢山並んでいて、えらく難しいのだ。
どうも、タイマーなんて物が付いているらしい。
曜日ごと・時刻ごとに希望温度を設定できるようだ。
休日の昼間、無人の家をガンガン冷やすのは無駄だと思うし
冬、朝起きるときに部屋がぬくぬくだったら幸せだろう。
だからこのタイマーの存在意義は認めるが
私は今日、今現在の室温を上げたいだけなのよーっ。
どこをどうやっても「木曜の午後」の設定画面にたどり着けず
1日、寒い寒い部屋で凍えていましたとさ。
ふぇっくしょい!
きっと夫も、設定操作が難しすぎて失敗したんだな^^
その地域は日本人が多いので、日本食レストランも充実していて
夫は日本のチェーン店の長崎チャンポンを食べてきたらしい。
ううう、羨ましすぎる。
当時私たちが暮らしたアパートの斜向かいには日本の大型書店もあって
今回の夫の滞在中は、ちょうど販促キャンペーンをやっていたとかで
読売新聞衛星版の試供品(?)を土産に持ち帰ってきてくれた。
ニュースはネットで毎日読んでるけど、やっぱり紙の新聞はいいな。
(引越しの荷造りや掃除にも使えるしさ^^)
ちなみに、か〜ら教授の新刊はまだ無かったそうです^^
デジ亀の中身を取り出してみたら、こんなのが写ってた。 サンフランシスコまで片道1時間かかるのに、行ったんかい^^ 忙しい出張だったと言ってたくせに^^ (名物ゴールデンゲートブリッジと、犬のピーター・ホワイト) |
本を送ってくれた親切なオッサン、心からありがとう〜
買わなきゃ行けない物は山ほどあるけど
車が運転できない私は、平日はどうにも身動きできない。
(夫がう〜んと暇なときは、ショッピングモールまで送迎を頼めるんだけどね)
アパート退去前の大掃除なんて直前にならなきゃヤル気が出ないし
荷造りを始めるのも時期尚早。
今日は、食事の支度もできない程に忙しくなるであろう今後1、2週間のために
大量の冷凍食品を作って過ごす。
ハンバーグ、ドライカレー、お豆の煮物、茹で鶏。
密閉容器を全部使い果たして、サランラップも品切れになった。
ご飯の冷凍も用意しておきたいのに、入れ物が無いよ。困った困った^^
カーテンを買いに行ったら、気に入った物が全くない。
ブラインドが主流の国だから、カーテンの種類は少ないんだよね。
しかもアメリカ人、外の視線から家の中を隠すってことを考えないから
窓全体をきっちりと覆う、透けないカーテンなんてありゃしない。
日本式のカーテンを特注するか、こちらの生活様式に自分を合わせるか、
財布と相談です。
(外からの目を意識して私が毎日きちんと掃除することを夫は望んでいる模様。う〜)
脚立も買う予定だったけど
天井の電球交換のときに必要な高さの脚立は、うちの車には積めないことが判明。
これは、大型車を持ってる友人に手伝って貰える日まで延期です。
芝刈り機も、使ったことが無いんだもん、選び方だって判らない。
購入延期。夫の同僚にお願いして、芝刈り体験をさせてもらってきます。
一昨日の設備説明のときはむき出し・丸見えだった暖炉の中のガス管(種火に使う)が
昨日、鍵をもらって新居に入ったら、セラミックの偽焚き木やらで隠されていました。
それはいいんだけど、見たら、隠されたガスの種火がしっかり燃えていた^^
無人の家に、火をつけたまま放置しないでくれ〜。
とりあえず保険金はかかってるけどさ、住む家が無くなるのは困るよ^^;
検査のときには見落とした床のタイルのひび割れが1箇所あったし
じゅうたんを止めたピンが飛び出してるのか、素足で歩くと痛い場所が2箇所あるし
台所の流しの給湯の水圧が低いのが何度言っても直らないし
大変なのはこれからだな。
郵便受けを開けたら、向かいの家宛の請求書が2通も入ってたし^^
…とらぶるなんかに負けないぞっ。
5月31日(金)
本日、ついにClosing(和訳は何だ? 手続き完了、おめでとうございますの日)。
不動産権利の管理をしてる会社に行って、山のような契約書類に片っ端からサイン。
45分くらいで済むと聞いていたのだけど
それは長い英文をさっさと理解できるネイティブの人の所要時間だったみたい。
夫のペースで読み進んで、1時間以上かかりました。
(私は途中で読むのを放棄して、自動サイン・マシンとなりました。
私が全部読もうとしたら1ヶ月かかっても終わらない量だったんだもん)
ものすごく桁数の多い額面の小切手を渡して
「おめでとうございます」を言われて握手して
めでたく完了♪
本気で家探しを始めてからわずか2ヶ月っていうのは
ちょっと手抜きをしちゃったかな?
でも、とりあえずは納得のいく物件を手に入れられたと思ってるので
まあ満足です。
(もっと世間を知っていて取引・駆け引きが上手な人なら
もっといい買い物もできたのだろうけどね^^)
手続きを済ませたその足で鍵を貰いに販売事務所に行き
「クロージングしてきたのか?」と聞くから「そうだ」と答えたら
「おめでとう」と言って家の鍵4本と車庫のリモコン2個をくれました。
…契約書類の控えとか、私たちの身分証明書とか一切確認せずに
大事な家の鍵を、そんな簡単に渡してくれちゃっていいのか!?
販売員は複数いて、今日いたのは私たちが今まで1度も会ったことの無かった人で
顔を憶えていたというわけでは絶対に無い。
ううむ。
アジア系の夫婦、妻は英語を全く解さない、という特徴を
私たちの担当の販売員から聞いてたのかな^^
それにしたって、アジア人なんて私たち以外にも5万と住んでるこのダラスで
あまりにも無用心すぎやしませんか。
最後の最後に募る不信感。
それとも、アメリカじゃこれが普通なのかな???
明日からはインテリア地獄です。
浴室のジェットバスの利用方法とか
(モデルルームは普通の浴槽だったから油断してたら
知らない間に勝手に取り付けられてしまった。維持管理が面倒だよ〜。)
調理台の人造大理石に熱い鍋を直接置いちゃだめだよとかは
私の貧弱な英語力でも身振り手振りを交えれば何とか理解できたけど
スプリンクラーのタイマーと水量の設定方法とか
台所の流しのディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)の修理方法とかは
一生懸命聞いてたけど、やっぱり判らなかった。
ま、家の修理保全はどっちみち夫の担当だし、いっか^^
明日、頭金を支払って、家と車庫の鍵をもらって、
いよいよあの家が私たちの物になります。
先週、新しいノートパソコンを買いました。
さすがアメリカ製、大きくて重い^^
気軽に持って歩ける代物じゃありません。
なんのためのノートなんだか。
でも、新しいゲームが入ってたので嬉しいです。
今日は、夫が昔好きだった北欧家具の店がヒューストンにあるということで
家具&内装選びから現実逃避してきたはずの休暇の地で、結局家具検討会。
で、ちょっといいベッドセットとテレビ台を発見してしまいました。
滅多に意見の合わない夫と私が珍しく共に気に入って、予算面でも合格。
でも、ここはヒューストン。ダラスは配達区域外^^
勿論、うちの小さな車に積めるはずもないし、諦めるより他ありません。
人生ってムナシイなぁ^^
シンプルで安い玄関の足拭き(泥落とし)マットがあったので
庭からの入り口用とガレージからの入り口用と、2枚買ってきました。
明後日はメモリアル・デイなる休日です。
内装の選択に行き詰まってしまったので、1泊2日の小旅行に行って参ります。
「海が見たい」という私の希望で行く先はヒューストンに決定。
車で4〜5時間、それでもダラスから1番近い海なのさ。
同行ぬいは「くますけ」「かぷ」「米蔵」「求肥丸」「マエダくん」の5匹です。
車だから、も少し増えても平気かな?
では、行って来ます〜。
流し台の下の釘はしっかりと出たままだった。
台所と居間の境の壁にも針金が飛び出てたし。
他にも細かい不都合がいろいろと。
でも、致命的な構造の欠陥は発見されなかったからいいことにしよう
工具一式買ってきて、しばらくは毎週末に大工さんごっこだな。
(壁紙の隅がはがれかけてるとか、釘の頭が出っ張ってるとか、
その程度なら自分で直した方がきれいに仕上がるという確信がある^^)
日本野菜の畑も作るぞ〜♪
明日は、新居のinspection。日本語だと「立ち入り検査」? 「点検」かな。
注文と違う安い資材でごまかしてないか、手抜き工事をしてないか、
専門家を雇って細かくチェックしてもらうのだ。
電気の配線や床下の水道管のことなどはプロに任せるしかないけれど
作り付けの戸棚のたてつけが悪いとか、台所の流しが全部逆流するとか
そのくらいなら私でも判る。
なので私も一緒に新居のアラ探し^^をたっぷり楽しんでくるつもり。
契約する前に内装途中の家の中を見せてもらったときは
流しの下の棚に謎の釘の先が5cmほど突き出ていたけど
あれはその後どう処理されたかな。
壁紙は、注文通りのものを貼ってもらえただろうか。
新品の絨毯に昼食のサルサやナッチョのシミを付けられていないだろうか。
(内装途中のコンクリの床に飲み残しのペットボトルが放り出してあって
まだ冷房が入ってないから家の中は暑くて
炭酸のボトルは心なしか膨張しているように見えて
…天井にコーラのシミが付いてたら笑うしかないな^^)
検査が済んで、もしも欠陥が見つかったら改善してもらって、
それが済んだら頭金を渡して、家が正式に私たちの物になる。
楽しみなような、ちょっと恐いような。
夫は、年をとって熱が冷めちゃったけど
若い頃はそれなりに夢中になっていたらしい。
旧作のビデオ3本組もちゃんと持ってる。(なのに1度も通して見たことの無い私^^)
だから今回の映画鑑賞会はちょっぴり期待していたみたいだったけど
帰って来て感想を聞いたら「スパイダーマンの方が良かった」だって。
言葉の壁はもちろんあるし
エピソード1を見損ねちゃったせいで判らない部分もあったのかもしれないけど。
でも、「ヨーダのチャンバラ場面はすごく良かった」とのことです。
ヨーダが見得を切ったら、館内拍手の嵐だったとか。
そこだけでも、2時間座ってた価値はあったそうな。
日本での公開まであと2ヶ月、
いち早く見たのをちょっと自慢したいだけの本日の日記でした。
(いや、そりゃ、私は見てないけどさ^^)
今月初め、日本に残してきた銀行預金の約1/3をドルに変え、こちらに送金しました。
海外旅行の資金、10万円・20万円を外貨に換えるのだって、相場は気になります。
まして今回は、家の購入の頭金。ゼロの数がちょっと多いです。
換金レートはものすごく気になります。
当時、1ドル=128円くらい。
「127円台になったらドルを買うぞ!」と決めて、1時間ごとにネットで円相場をチェック。
でも、いざ127円何銭になったら「126円になるんじゃないか」と欲が出て
様子を見てるうちに128円に戻っちゃったりして
はらはらドキドキ、心臓に悪い数日間を経て
結局、1ドル=127円30銭程度でドルを買いました。
それからたったの半月で…4円も円高になってくれちゃって…大損失。
既にその頭金の支払いを済ませちゃってるのなら諦めもつくけど
支払いは来月の初めなのだ。あと半月、待てばよかったよぉぉ(泣)
…で、今日。
「ご注文のお品は見つかりませんでした」のメールがきた。
最初の注文から実に4ヶ月目^^;
なんともノンビリしたお話。
きっとレコード会社の方でも品切れで
注文が集まればプレスしてもらえるような状態だったんだろうなぁ。
4ヶ月ってのが通販サイトの決めた「時間切れ」だったんだろう、たぶん。
(その辺は細かい「利用規約」の類を読めば書いてあるのだろうけど読めない私)
…釣り落とした魚は大きい。
何としても、いつの日にか手に入れたるぞ、『1984』 Rick Wakeman !
(川原泉『銀のロマンティック…わはは』で、由良・影浦組がフリー演技に使った曲さ。)
同僚氏が、ロサンゼルスの空港で手荷物検査の順番待ちをしていたときのこと。
彼の前に並んでいた東南アジア人の鞄がX線検査装置をくぐったとたん
大量の警備員と警官がわらわらと駆け寄ってきて
あっという間に、そのアジア人は壁に後ろ向きに押さえつけられてしまったそうな。
鞄の中に、実弾を込めた拳銃が入っていたそうで
その場での尋問を聞いた様子では、銃の密輸出の前科2犯という人だったらしい。
(それで国外追放されてないってことは、アメリカ国籍なんだな、そのアジア人。)
いやあ^^ 空港の手荷物検査場での捕り物劇なんて、まだ1度も目撃経験がないので
なんか、聞くだけで興奮してしまいます。
あんまり見たいものでもないけどね。
シンガポールの食べ物は、同僚氏(パキスタン人)の口にはよく合ったようで
とても美味しかったとお気に入りの様子。
ただ1つ学んだことは「美味しかった物は、その材料を尋ねてはならない」ということ。
正体が判らなくても、美味しかったならいいじゃないか。
知らない方が幸せということもある。…って
いったいどんなゲテモノを食べさせられたのやら^^
ちょっと興味はあるけど、詳しくは聞きたくないな^^;
私が頼んだピザは「北京ダック」。
メニューの説明によれば、ローストしたアヒルの胸肉とモツァレラチーズ、
醤油で照りをつけた椎茸、カリカリのワンタン、千切りの葱、
それに生姜のHoisinソースというのを載せて焼いたピザらしい。
ホイシンソースって何だ? 最近いつも持ち歩いてる電子辞書の語彙には無い。
頼んじゃったけど、ちょっぴり不安。
やがてやって来た私のピザにはどろりと茶色いソースがかかっていた。
口に運ぶと、なんとそれは甘い練りみそ。
そっか、北京ダックだもんな^^
味噌とチーズ、理性はその組み合わせを拒否しかけたけど
舌は「結構いける」と受け入れを許可。
揚げたワンタン皮も長葱も、妙にチーズと合っていて
トマトソースじゃないせいか、ピザにしてはあっさりとしていて食べやすく
1枚ぺろりとたいらげちゃいました。美味しかったです。
北京ダックの他にも、「タンドーリ・チキン」だの「ジャマイカン・ジャーク・チキン」だの
ちょっと怪しげな変り種ピザがいろいろあって
これから先、一通り試してみるのが楽しみです。
取り出した水鉄砲は勿論、腕に付けて遊んでいます。
元来が子供用の玩具だから、脂肪のついたオバサンの腕には少々窮屈ですが。
今は風呂場でしか使えないからちょっとつまらないけど
引っ越したら、庭で盛大に水鉄砲するのだ♪
(うんにゃ、あれは水じゃなく、蜘蛛の糸を吐いてるんだっ!)
引越し先は、当初「歩いて買い物に行ける家」ということで探したのだけど
価格だの夫の通勤だのを優先した結果、願いは叶わなかった。
1番近いスーパーまで片道2マイル(3.2km)。
冬に運動を兼ねて歩きに行くなら適当な距離だけど
夏、なま物を持って歩くのはかなり危険だ。
自転車があればなんとかなるかなぁ。
でも、前カゴだの荷台だのの付いたママチャリって売ってないみたいだし。
うちからそう遠くない場所にちょっと広めの空き地があって
2、3年うちにはそこにスーパーが建つ予定らしいけど
それまでは、夫の車で週に1度のまとめ買いをして凌ぐしかないんだろうな。
体脂肪がとっても気になる。
部屋は余ってるから、電動のゴムベルトの上を歩く機械を買って置こうかな??
1番心配だった防水機能については、ビニールカバーが付いていたので
濡れた手で触る程度なら何も支障はなさそう。良かった良かった。
でも、肝腎の操作性が… 使いこなせるようになるには訓練が必要かも。
普通の電卓で普通に計算した方がよっぽど簡単な感じ。
料理本には「水 カップ1/2」なんて表記が多いから
分数計算ができる機能がついてるのはとても嬉しいのだけど
なぜか、分母・分子ともに1桁しか入らない。
ポンドとかガロンとかは基本的に16進法だから、分母を16にできないと不便なのにな。
試しに「1オンス」をポンドに換算するボタンを押してみたら
答えは「1/8ポンド」になってしまった(正しくは1/16ポンド)。ああ、役立たず^^;
「4人分の材料表を5人分に換算する機能」なんてのも付いていてるけど
あの〜、これ、普通に「5÷4××(砂糖)= (塩)=」でできませんか??
思いっきり無意味な機能だと思うんだけど。
(焦ると4÷5か5÷4か判らなくなる私には有用かな^^;)
台所用なのに、冷蔵庫に留められるような磁石も付いてないし
結局、「一見便利そうグッズ」だったのかも。1ヵ月後には埃をかぶっちゃうかな。
温度の換算は文句無しに便利だから、まあいいか。
(OOkgをXX℃に変換、なんて無茶な計算を要求すると
「Sorry」って答えが表示されることを発見。なんか可愛い^^)
明日・明後日は雷雨。
毎週末に雷雨が来て、今年はついにブルーボネットの花見にいけなかった。
庭に種まけば、来年は庭で花見が出来るかな。
でも、ちょっと気になるページの角を折り、ページの間にクッキーのかすを落とし
さんざんグチャグチャにしたあとでよく見たら
なんとそのカタログの宛先は、うちの隣室の部屋番号だった。
知〜らないっと。悪いのは郵便屋さんだもんね。
ま、無料カタログだし。許してね、お隣さん。
4月30日(火)
苺大福の失敗にもめげず、今度は柏餅を計画中です。
粉はある、あんこもある。
柏の葉っぱは無いけれど、食べるときはどうせ剥くんだもん、省略しちゃえ♪
ネットで検索すると簡単なレシピが何種類も出てくるけれど
内容は玉石混交。
ときどき、明らかに「ゼロひとつ書き忘れてるだろ!」というような分量表もあって
鵜呑みにしちゃうととんでもない品が出来上がりそう。
次の帰国時には、ちゃんとした和菓子の本、1冊買ってこようかな。
例えお菓子作りに飽きても、眺めてるだけで楽しいもんね。
契約書と別添の「町内会規則(?)」を、辞書と首っ引きで読んでます。
本来なら契約書にサインをする前にきちんと読んで理解するべきなのですが
なにしろ、相手は英文。
しかも日常生活では使わないような単語の羅列です。
辞書は持参していたけれど、それでもその場ではどうにも読みきれなくて
細かい「OOしてはいけない、XXしてはいけない」と禁止事項が列挙されたあたりは
えいやっと読み飛ばしてしまいました。
(夫の同僚が、同じ分譲地の同じ販売会社から買った家に住んでいて
彼が何も不満を漏らしていないのだから、特に問題になる契約では無いだろうという
それなりの判断材料はあったのですが)
で、家に戻ってから一文一文じっくり読み解き始めたら
出るわ出るわ、始めに書いたような奇妙な「決まりごと」。
「敷地内で原油の掘削・開発事業・精錬をしてはならない」って、何これ??
まだ、全部は読めておりません。この先どんな規則に出会えるか、とても楽しみです。
家探しを開始してからまだ1ヶ月、
こんなに簡単に決めちゃっていいのあなぁという疑念はあるのですが
なんだか、見ても見ても同じような家ばかりで
見れば見るほど「どれでもいーや」てな気分になってしまって。
日本では、転勤族でしたからね。
金曜の午後に辞令をもらって、土曜の朝の新幹線で任地に行って、
右も左も判らぬまま、会社の最寄らしい駅で降りて、駅前の不動産屋に飛び込んで、
3つの間取り図を見せてもらって、そのうち2つの部屋を見せてもらって、
「じゃあ、この会社に近い方の家を借ります」…って、そんな生活をしてたんだもん。
じっくり1年かけて百件以上の家を見て考えるなんて、今更できません。
(部屋探し7度の実績があるから無駄なく要領よく下見ができた、てのもあるけどね)
ま、万が一失敗しても、売り払って買い換えればいいだけの話。
こちらでは、家は人生最大の買い物、一生物、という感覚は無いらしく
4、5年暮らして家族構成が変わったり、生活様式が変わったりしたら
気軽に住み替えていくのが普通だそうなので。
それに、ローン返済額に税金、住宅保険、町内会費(!)、将来の修繕費用を加えても
毎月の支払いは今のアパートの家賃より安いんだもん。
とりあえず買ってみようか〜…って、本当に、こんなことでいいのかぁ??^^;
欠陥工事等が無く、順調に事が進めば、夏が来る前には引っ越せるかな。
それなりに楽しみです。
大型連休なんて物は無いけど、アメリカもそろそろバケイション・シーズンです。
夫の同僚のパキスタン人は、シンガポールへ旅行する計画を立てたのだそうです。
日本人がシンガポールに行くときはビザは必要ないけれど
パキスタン人の場合は観光入国でもビザが要るらしい。
で、同僚氏が必要な書類を揃えて手続きをしようとしたところ
「担当者がバケイション取って旅行に出ちゃったので
当分の間、ビザは発給できません」と言われたんだそうだ。
おいおい、そんなんありか^^
(本人から直接聞いた話で無いので、面白おかしく尾ひれが付いたかな?)
インド人の同僚は、せっかくナイアガラまで行きながら
カナダの入国ビザが無いためにアメリカ滝だけしか見られなかったそうで
ビザ無しであちこち行ける日本人で良かったとしみじみ思う。
ダラスに来るまで、アセモなんて1度も経験したことが無かったから
こんなに痒い物だとは知らなかった。ぼりぼり。
でも、ダラスに来てから、シモヤケの痒さは忘れてる…
今日の外気温は28℃、
皿洗い機だの衣類乾燥機だのをガンガン回しながら煮炊きをして
それでも室内はたかだか30℃程度。
私はこの程度ならまだ平気なのだけど
夫には「我慢の限界を超えた気温」らしい。
なんだか異様に怒りっぽくなっているので、見ていて楽しい。
明日はまた雷雨が来て湿度が上がるから、そしたら私もプッツンしそうだな^^
アパートのメンテナンスには、もちろん修理を頼んであるんだけど
いつになったら来てくれるんだろうなぁ…。
早く直してくれないと、2人互いに八つ当たりし合って
夫婦関係まで修理が必要になるぞ^^;
日本では、エアコンを買ったら生活保護が打ち切られた…て話を聞くけど
テキサスじゃ、貧困家庭には冷房設備を入れるための補助金が出るそうです。
今日は、雷と竜巻のほかにヒョウも降ったらしい。
なかなか派手な悪天候でした。
もう1軒は、子供部屋・客室が1階で、2階はまるごと夫婦の部屋、というつくり。
この寝室が馬鹿げて広い。私が育った3DKの家全体よりも、寝室1つの方が広い。
こんなところじゃ落ち着いて眠れないよ。
…私たちが欲しいのは、もっとささやかな家なのだけど
小さな家って、なかなか売ってない。
平屋建て・寝室2つ、なんて家も全く無い訳ではないのだけれど
販売員さんに「こういう家は、やめた方が利口よ」と言われてしまった。
小さい家は誰も欲しがらないから、手放すときに困るのだそうだ。
今は無駄なように思えても、少し広めの家を買っておけば
将来それなりに高く売れて、結局お得…なのだという。
口車に乗せられて、要りもしない巨大な家を買わされたら馬鹿だ。
でも、彼女の言ってたことも一理ある…気がする(←よく判ってない)
いくらテキサスでも、大きな家はやっぱり高い。ちょっと予算オーバー気味。
駐在員のお手当てを頂けなくなったから、収入は激減しちゃったし
おうち探しは難航中です。
今は主に間取りとお値段を見て歩いている段階なのだけど
それ以外で妙に気になってしまうのが、家の前の道の名前(住所)。
前に見に行った住宅地の中には「Dove Creek」という通りがあった。
和訳すれば「小鳩川」、きれいで可愛い名前なのだけど
カタカナで読むと「ドブ・クリーク」=ドブ川になってしまう。
あまり嬉しくない住所だ。
今日は、車を運転していた夫が突然「この住所はイヤだぞ」と笑い出した。
標識を見ると「Firewheel」…火の車!(英語では、そういう意味は無い)
Firewheel St.の4989番地(四苦八苦)なんて、日本人的には超最悪だな^^;
覚え易い(覚えてもらい易い)、話のネタになる、という利点はあるけれど
できることなら別の場所に我が家を構えたいと思ったのでした。
一昨日の時点で「逆マジック1」。
スターズが決勝トーナメントに進めるのは、残り2試合に全勝し(延長なし)
なおかつカナックスとオイラーズが残り試合を共に全敗した場合のみという
崖っぷちの状態に立たされていました。
でも、まだカナックスとオイラーズのプレーオフ進出が決まった訳じゃないし…
M1でも逆転の可能性もあるし
ここで挫けたら今日まで頑張ってきたイミが無い。
最終戦まで頑張るぞーと思っていたのに…昨日、カナックスが勝っちゃった^^;
これで、ダラスの2001年はお終い。
早く秋になって、2002年シーズンが始まらないかな。
来年こそは、スタンレーカップ奪還だぁ!
日本人の観光滞在(3ヶ月までビザ免除)が今後どうなるのかは、まだよく判らない。
正規のビザ保持者が1ヶ月なのに、ビザなしで3ヶ月いられる筈がない…て悲観論と
ビザ免除なのは日本が信用されてるからなので、今後も3ヶ月OKでしょ…て楽観論と
はてさて、どうなるのやら。
私たちには直接の関係はないけれど、やっぱり、気になるです。
夫が買ってきたイチゴは今日、食べ終わっちゃったけど
やっぱりイチゴ大福は食べたいぞ。
白玉粉を週末に買って来て、イチゴも買い足そう。
イチゴの処分のために考えた計画だったのに、本末転倒^^
でも、イチゴ大福、せっかく作っても2人じゃせいぜい4つしか食べられない。
余ったのを会社に持っていったら、夫の同僚たちは食べてくれるだろうか。
日本土産に羊羹をリクエストする人たちだから、あんこ物は大丈夫だと思うのだけど
もち〜っとした大福は受け入れてもらえるかしら。
アメリカ人は餅は駄目な人が多いらしいけど。
ま、作ってみてから考えよう。
たしか白玉粉は大量に残ってたと思うし
お鏡開きのお汁粉の残りが冷凍してあるから、あんこも作れる。
イチゴが巨大だから、大福も巨大になりそうだけど、それも楽しかろ♪
数日中に作ってみます。ちょっとどきどき。
こんな日に出歩いてもろくなことは無い。
最低限の用事だけをさっさと済ませて家に戻ったら、家の中の様子が何か変。
??と思いながら電気のスイッチを入れたが、ありゃ、灯りが点かないよ。停電だぁ。
玄関脇の台所の電子レンジの時計が消えてたから違和感があったのね。
ダラスに来て2年と9ヶ月、本格的な停電はたぶん初めて。
(雷は多いから、瞬断は多いけど)
テレビやパソが使えないのはいいとして、外が薄暗いから、本も読めない。
…この家にはガスという設備が無いから、電気が止まるとお茶も飲めない。
これには参った。
やっぱりバーベキュー道具の一揃いくらいは用意しておかなきゃ駄目かな。
忙しいと言っていた夫は、それでも晩飯に家に帰ってくる程度の時間は取れた。
本当に仕事に追われてる日は会社の冷蔵庫の冷凍ピザで済ませちゃうから
今日はまだ余裕があるのかな。
食事を終えてもすぐには会社に戻らず、呑気にお茶なんか飲んで
日刊スポーツのWebサイトのイラブ速報を見て(同時にテレビの生中継も見てる)
「『1回、ロドリゲス本塁打』じゃ、どのロドリゲスかわかんね〜ぞっ
レンジャースにロドリゲスは3人いるんだぞっ」てパソに向かって野次ってた。
(速報の途中で『Iロドリゲス』の表記に変わったのは、夫の声が届いたか?)
私は隣で「この『レ軍』てのは何の略だっ。レンジャースかレッドソックスか判らんぞっ。
字数を減らしたいなら『天使』『土砂』(←『エンゼルス』『ドジャース^^』)と書けっ」と暴れ
そう言った以上は責任持って各球団の名前の和訳を考えようとして(←?)
球団名の意味の確認のために辞書を繰ったりして
気がつけばイラブ、いつの間にか降板してた。ありゃりゃ^^ なんってこったぃ。
テレビ観戦は、気が散りやすくていかんな。
あったかい部屋で、寝っ転がって見られるのはいいけどね。
イラブのせいで、ちょっとノンビリくつろぎ過ぎた夫は、同僚から電話で呼び出されて
先程、会社に戻っていきました。
今日中になんとか片付けて、明日は休めるといいんだけど。
過去に3回コイン洗車場を使ったのだけど、操作にコツがあるみたいで
3回とも充分には洗えなかった。
洗っても綺麗にならないから洗わない、洗わないから操作のコツを覚えない、
コツを覚えないから綺麗に洗えない、の堂堂巡りで
う〜ん、私の通じない→使わない→上達しない→通じないの英語と同じだぁ^^
どこかで、意志の力で、この鎖を断ち切らねばならないのは判ってるんだけどねえ…^^;
ワニさんの形の水鉄砲がかわいかった。両手がパタパタと動くのだ。
1ドル99セント、今日のところは我慢できたけど
そのうち、買っちゃいそうで恐いです。
水中眼鏡はゴムあひるさんの形をしていて、これまたかわいい。
でも、子供サイズだもんなぁ。買っても使えない。くすん。
なんじゃこりゃあ、と驚いたのは、「石鹸液のいらないシャボン玉セット」。
直径3センチくらいの輪っかに持つ所がついた、一見普通の「シャボン玉吹き器」。
それをコップの水に浸して吹くと、石鹸液無しでシャボン玉ができるのだそうです。
輪っかの部分に石鹸液が染み込ませてあるらしく、真っ白に粉を噴いてました。
日本へのお土産にしたらウケるかなぁ。
でも、日本でも同じような物を売ってたらやだな。最近の日本事情には疎い私です。
それにしても…
ハロウィンだのクリスマスだの、大きな行事が終わるたびに気になるのは
あの、大勢いた季節のぬいぐるみさんたちのこと。
どこの家からもお迎えが来ずに、お店に残ってしまった子たちは
行事が済んだ後、何処へ行ってしまうのだろう。
今年いたのは去年とは違う子たちだったから
翌年まで再度の出番を待ってるわけでもないのだろうな。
子供病院や子供が暮らす施設に寄付されて、誰かに愛されてたらいいな。
…悪い状況は想像したくない…
今日は、昼にインスタントの汁ビーフン(香港製の『出前一丁』)、
輪切りにしたゆで卵を2個も入れた。
夜はドライカレーに、またもや輪切りのゆで卵添え。各自2個ずつ。
でも、まだ残ってるよ、ゆで卵。
明日の昼は、輪切り卵をパンに載せて、チーズとケチャップかけて焼くつもり。
夜はどんな卵料理にしよう〜。う〜。
最古(2000年11〜12月)//2002年1〜3月//2002年7〜9月//最新(2014年)の日刊つん太へ