日刊つん太 2002年7〜9月(代理執筆・由里)

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9月28日(土)
昨日は、仕事を早めに切り上げて帰ってきてくれた夫と共に前庭の除草作業。
2時間かけて、30ガロン(113リットル)のゴミ袋2袋分の草を抜き
家の正面、向かって左半分はずいぶん綺麗になりました。
花の咲き乱れる美しい庭とは程遠いけど
少なくとも荒れ果ててはいない。
でもまだ右半分がほとんど手付かずで残ってるのだ。げんなり。
作業中に蟻に咬まれた右手人差し指が、今朝になったら化膿してました。
右腕3箇所、左足2箇所は蚊にくわれた。
西ナイル熱、発症しませんよーに。


今日は映画見物。
『My Big Fat Greek Wedding』という、ただ今こちらで大人気!の映画らしいです。
主な登場人物達は在米ギリシャ人なので、ギリシャ訛りの英語が飛び交って
ただでさえ英語を聞き取る力をもたない私なのに
あれじゃ、よけいに訳判らんです。(インド訛りなら少しは聞き取れるんだけどな)
でも、ネイティブの英語よりゆっくりなのが救いで
訛りの少ない部分は非常によく判る。
結果、まあ、平均して半分くらいは判ったかなと。
楽しかったです。
いつの日か、うんっと英語が上達して聞き取り能力に自信がついたら
ビデオかBVDでもう1度見直したいな。
(映画館で言葉の壁にぶつかるたびに「日本語版を見たい」と思う私ですが
今日のだけは、下手な日本語字幕を見たくない。吹き替えなんてもっての他!
原語で判る耳が欲しいよぉと感じました。)
(↑でも、そのための努力はしない私…)
来週からは、いよいよ待ちに待った『Spirited Away』が公開になります。
日本語タイトル『千と千尋の神隠し』。
日本語音声+英語字幕で見たかったな。
ダラスには英語吹き換え版しか来ないらしい。
でも、既にあらすじは予習済みだし
きっとまた半分くらいは判るでしょう。楽しみです。


9月26日(木)
恐れていたものが来た…。
市の、しかるべき部署からの文書。
「家の前の草が伸びすぎているから早急に善処せよ、
来月4日に再監査に行く」
雑草を12インチ(30cm強)以上の高さに成長させちゃいけないのだそうです。
判っちゃいるけど、手が回らないんだよね。
1週間で腰くらいの高さまで伸びちゃう草もあるし。
…でも、御近所の家はみんなちゃんと綺麗にしてるんだもんな。
うちだけ「不可能です」ってわけには行かないよな。
ああ、ユウウツ。
4日の時点で刈るか抜くかできてなかったら、どうなるのかな。
略式の裁判、罰金って感じかな。
家の前を全部コンクリで固めちゃいたくなるわ。
草食のぬいぐるみさん、うちに遊びに来て、草を食べませんかー。
9月23日(月)
夫の友人は約束通り家にやってきて、夫に教わりながら芝刈り機を押してくれました。
でも、裏庭の半分弱(庭全体の2割弱くらい)を刈って
「もう飽きた」と放り出してくれました^^
次は、庭全体をきちんと綺麗にしてくれる客希望。

そのあとは一緒にダラス観光。
テキサス名物キャットフィッシュ(なまず)を食べさせ
トンガラシの漬物が添えてあったので「ただのピーマンだよ」と騙して齧らせ
(彼氏は辛い物が大の苦手)
アウトドア・スポーツ用品店に猟銃見物に行き
夕飯はテキサス名物、バーベキューの店に連れて行き
今夜の宿がまだ決まっていないと言うので、うちに泊まれと強引に誘い
今朝、無事に次の目的地ヒューストンに向けて送り出しました。
…なぁんか、楽しかったな。
また誰か来ないかな。



昨日は、ダラス日本人会の「秋祭り」というのもありました。
たこ焼き、美味しかった。
焼きそばは、もっとキャベツの芯で増量した安っぽいのの方が好き。
味噌コンニャクは充分に熱くない上に妙な臭みがあってイマイチでした。
食べ物関係の屋台は全部ダラスの日本料理屋の出店なので
美味しかった店には当然、「今度行ってみようか」てことになるわけで
たかがコンニャク、たかが掛けそば(一昨年、激マズだった)でも
頑張って良心的な品を提供してもらいたいなと。
ステージでは日本語補習校の幼稚部(それとも小学校低学年?)の子供達が
浴衣を着てお歌を歌っていて
私、初めて「じゃんけんぴょん」というのを聞きました。
…来年は「お魚天国」希望!(まだ聞いたことがないの。)


9月21日(土)
夫の友人が、うちにやってきた。
日本から出張で西海岸に来て、ついでにそのまま夏休みに突入して
レンタカーでアメリカ西半分をウロウロしているらしい。
で、行く所がなくなったからダラスに来たんだと^^
何だかよく判らないけど、「写ルンです」で家中をパシャパシャと撮影して行った。
屋根裏に上って、屋根裏の写真をパシャリ。
風呂桶の写真をパシャリ。
玄関脇の部屋の趣味の悪いシャンデリア(業者が勝手に取り付けた)をパシャリ。
…きっと日本に帰って、共通の友人達に見せて笑い物にするんだろうなぁ。
彼、明日もヒマなのでうちに来て、庭の芝刈りをしてくれるそーです。
(冗談のつもりで「やってみない?」と誘ったら、本気で乗ってきた)
暑い中、ごくろーさん。茶くらい冷やしておいてあげようかな。

業者以外の人がうちに来たのは、実は、初めてだったりする。
「この家に越してきて3ヶ月で初めて」じゃないぞ。
私たちがダラスに来て3年数ヶ月で初めてだ^^
もともと夫婦そろって社交性の薄い性格だから
「遊びにおいで〜」と言えるような相手はほとんどいない。
日本にいたときから来客は少なかった。
それがダラスなんて辺鄙な所に来ちゃったら、もう^^
実の親でさえ「サンフランシスコやボストンなら行ってもいいけど…」と言う位だもん。
まして友人知人、わざわざ訪ねて来てくれるはずがない。
誰も来てくれないこと自体は特に寂しいと感じていない私だけれど
人が来ないと、家が散らかる一方なんだよね^^
来客ってのはいいもんだなぁと、久々に片付いた家の中を見て感動しています。
 注:…客に片付けをさせて「わぁ綺麗になった♪」と嬉しがってるわけじゃない。
   客の前で体裁取り繕うために大慌ての大掃除をしただけである。
   誤解・曲解しないよーに。(特に兎栗鼠さん。)

…ニューヨークだのロサンゼルスだの有名観光地周辺に住んでると
訪問者が多すぎて大変(大迷惑)らしいけどね。
親の上司の娘とか、従姉妹の同級生の妹とか、友達の兄さんの奥さんの両親とか、
しまいにゃその人達のお宅のお隣の家の人^^なんて人までが
「無料宿泊所と無料通訳ガイド兼運転手」を求めてやって来るらしい。
海外生活系(?)のホームページなんか作ってると
「ページ見ました。泊めてください」ってメールも舞い込むらしい。
うわ〜。
友人達が鬱陶しくない程度の頻度で遊びに来てくれる、
でもわけ判んない「知人」は来ない、
そんな都合のいい居住地はどこかに無いかなぁ…


9月14日(土)
私の親が「写真をCDに焼き付けてメールに添付する」という新たな芸当を覚えたようで
昨日、以前抽選で当たった「3匹目の子豚」の写真を送ってきました。
か、かぁいい。
でも、そーせーじ2匹とは、皮膚の材質が違うみたい。
写真を見に来た2匹は「これ、にせものー」「うそつきー」との感想^^
彼らの一存で、豚の名前は「ふせいひょーじ」に決定しました。
今、2匹そろって写真を眺めては
「ぼく 赤いそーせーじー」
「ぼく 白いそーせーじー」
「これ ふせいひょーじー」
「じー」
「ぼく 着色料入りー」
「ぼく 漂白剤入りー」
「これ 賞味期限切れー」と
訳の判らんことを言いあってます。
ふせいひょーじ君、うちに来て、いじめられないと良いのだけど。
(豚2匹、イノシシの「まくわ」とは仲が悪いです。
「ぼくたち 進化した豚ー」「品種改良された豚ー」
「イノシシは、進化してないー」「野っ蛮ー」とか言って^^)
9月11日(水) Patriot Day
この国に来て、私が非常に気に入って食べていたパンがあった。
60cm×20cmくらいの薄く平べったいパン。
言ってみればパン全体が耳みたいな状態だから
こんがり焼くととても美味なのだ。
トースターから出したばかりの熱々のうちにピーナツバターを載せて
ピーナツバターがトローッと溶けてきたところで食べるのが大好きだった。

もとはアフガニスタンの方の食べ物らしく、袋にはアラビア文字(?)がのたくっていた。
当初、私はそれを時たま紅茶を買いに行く中東系の食料品店で買っていたのだけど
ふと気付いたら、ほぼ毎週行く会員制の安売り店にも同じようなパンが置かれていて
値段の安さと手軽さに惹かれ、その後はもっぱら安売り店で買うようになった。
安売り店のパンはフツーのアメリカ人を意識した包装で
トマトソースを塗ってペパロニを載せてピザ風に、なんて食べ方が紹介されていて
でも、大きく「アフガニスタン」とも書いてあったなぁ。
一時は毎日お昼に食べていたパンだったのだけど
安売り店の会員カードの有効期限が切れてしまったのをきっかけに
去年の夏以降、しばらく御無沙汰していた。

6月に引越し、その会員制の店がやや近くなったのを機会に再入会。
そこで、ほぼ1年ぶりに懐かしいパンを買った。
懐かしい…でも、なんだか見た目が違う。
しばらく考えて、判った。
外袋から「アフガニスタン」の文字が消えていたのだった。
…長いような、短いような、やっぱり長いような1年だった。


9月10日(火)
いったん付いてしまったサボり癖がどうも抜けない。
「サボる」という言葉を使うこと自体、なんだよな。
誰かに強制されて書いてる日記じゃないんだからさ。
むう。


今、夫の会社に、かつては日本で同僚だった人達が数人、出張してきています。
数ヶ月滞在の予定らしい。
…私たちも最初は「2ヶ月の予定」で渡米してきたんだったな^^
彼らもこのまま居つくのかな^^;

その中の1人が今日、州の運転免許試験を受けに行き、無事合格。
まずは、おめでとう。
ところが、パスポートだのなんだの必要書類を提示しようとして…「ああーっ」
なんと、パスポートに付いた米国の滞在許可が、今月の15日までしかなかった。
彼女のビザ(Bビザ=商用・観光用)だと、最近は原則1ヶ月しか認められないのよね。
数ヶ月の滞在が必要なことを書類できちんと証明できれば
以前と同じに最長6ヶ月が許されるんだけど
でも、すごく厳しいらしい。
(実際、彼女も1ヶ月しか認めて貰えなかったし)

免許取りに行かなかったら、滞在許可の日付なんか見なかっただろう。
結果的に、不法滞在に突入してしまっていただろう。
滞在許可が切れる前に気付いて、本当に良かった。
(本当は入国したときにその場で確認すべきことなのだけど
長旅で疲れてるし、大きな荷物にも気を取られるし
ついつい忘れてしまうんだよね)
で、彼女は仕方なく、仕事の予定を変更して急遽日本に戻ることになった。
とにかく15日より前にアメリカを出国しなければならないので
急ぎアメリカン航空に電話を入れて、座席の確保。
「明日の61便(ダラス→成田の直行便)、空席ありますか」と言ったら
電話口の向こうが一瞬凍りついたらしい。
「明日…は…やめておいた方が………」
今日は9月10日。明日は9月11日。


日本の新聞社のサイトを見ると、どこも「今日、テロから1年」の記事が目立つ。
ちょっと違和感。
1周年は「明日」なのになぁ… 日付変更線の怪。


8月26日(月)
やっぱり、シカゴ・オヘア空港は呪われてる。
できることならもう2度と使いたくないです。
でもまあ、無事に帰って来られたんだからいいことにしよう。

旅の初日はちょいと雨に降られたけれど、あとはずっと気持ちのいい気候で
なかなかに楽しい旅でした。
夜、ライトアップされた滝を眺めていたら、つん太の魂も飛んできてくれたし。
詳しくはそのうちに、誰かに書かせよう。
帰路、バッファロー国際空港(NY州バッファロー市/ナイアガラの玄関口)の売店で
バッファロー(アメリカバイソン)のぬいぐるみをさらってきました。
名前は「てば」。
鶏の手羽を揚げて辛く味付けしたのが、バッファロー市周辺の名物料理なんです。
そのうち、お披露目しますね。


8月21日(水)
明日から、4泊5日で旅行に出ます。
去年の9月に予約をしてたのに、テロのおかげで行き損ねてしまったナイアガラ。
経由地のシカゴ空港は、今年の2月にとんでもない乗り継ぎを体験してしまった
私たち夫婦にとっては呪われた空港。
(ぎょ、日本旅行記、まだ書き上げてないぞ)
う〜ん、どんな旅行になるのかな。

灰色ネコの「くますけ」、緑の蛙の「マエダくん」、ボストン生まれのザリガニの「五右衛門」、
それに「米蔵」と「求肥丸」が参加します。
誰か旅行記、書いてくれるかなぁ…。


出発準備があらかた整った頃、いきなり台所におびただしい量のアリがわきまして
たぶんこの2ヶ月で1番の大群。
駆除作業におおわらわでございます。
明日の朝、出発間際じゃなくてまだ良かった^^

それでは皆様、ごきげんよ。


8月20日(火)
我が家の窓、全部で12ヶ所(16枚)。
布を吊るしたり、薄い金属のブラインドを下げたり、重い木のブラインドを付けたり
部屋の雰囲気と使用目的に合わせ、全部の窓を塞ぎ終わったのが先月の22日。
(それまでは古シーツやら古新聞やらをガムテープでガラスに貼り付け
目隠しにしてたです)
ただ、その22日に届いた木のブラインドは、2箇所にちょっと損傷があった。
台所のブラインドの取り付け金具を隠すための飾り板が、一部欠けてる。
書庫にするつもりの部屋のブラインドの同じく飾り板に、大きな塗装ムラがある。
この2点をその場で確認した業者さんは
「ちゃんとしたのを新しく作り直して届けるから」と言って帰って行きました。
が、それっきり、何の音沙汰も無い^^
忘れられてるんじゃないか、騙されてるんじゃないか(代金全額支払済み)
催促・苦情の連絡を入れるべきかなぁと考えてたら
昨夜、あれから1ヶ月たって、よーやくあちらから電話が来て
今日の昼、作り直した飾り板を届けてくれました。
…が!! さすが、やっぱりアメリカ。
台所の飾り板はちゃんと付いたのですが、書庫の飾り板は色が間違ってた。
書庫のブラインドと飾り板は明るい茶色で発注してたのに、今日来た飾り板は緑色。
それは隣の予備寝室のブラインド&飾り板の色だー。
予備寝室の飾り板は無傷だったんだから、新しいのなんか要らないよー。
業者さんは「もう1度作り直すよ」と言って帰って行きましたさ。
また1ヶ月待つのかなぁ…

ちなみに本日私が発した英語は「Hi」と「Thankyou」の他には「No!!」だけ^^
せめて「wrong」とか「color」とか「brown」くらいは喋れよな^^
でも実際、塗装ムラのある茶色の飾り板と新しい緑の飾り板を交互に指差して
「ノー! ノー!」と叫び続けるだけで用は済んじゃうんだ。
この国に3年住んで、いまだに英語を喋れるようにはならないけど
喋らずに切り抜けるのはうまくなりました。えへん。
って、威張ってる場合じゃないよな…


8月9日(金)
草むしりと虫退治で疲れ果てた体を癒してくれるのは、風呂。
胸まで浸かれる深い浴槽は極楽、極楽。本当に幸せです。
(深い風呂=お湯が大量に必要。水道代とガス代は痛いけどね^^)

もう1つこの家で嬉しいのは、台所のガス台です。
アパートには防災上の理由からか、ガスが配管されていなくて
全ての煮炊きを電気でしていました。
蚊取り線香みたいなグルグル巻きの電線がじわじわと赤くなるタイプの物で
つまみを最大の「10」に合わせても、本当に熱くなるまで3分くらいかかる。
煮物をボコボコと沸騰させちゃって慌ててスイッチ「OFF」にしても
熱線が冷めるまで最低でも3分位は沸騰し続けちゃう。
結果、できあがる料理はいまいち美味しくなかったです。
それに比べて、やっぱりガスで煮炊きした物は美味い!!
炒め物も焼き物も煮物も、なんでも美味しいです。
私は炊飯器って物が大嫌いで、ご飯も普通の鍋で炊いているのですが
この炊き上がりも電気とガスじゃ全然違う。
草むしりで汗を流したあとの美味しいご飯、ついつい食べ過ぎて
かなり恐ろしい体型になりつつある最近の私です。

ところで、日本の自動点火式のガス台って
確か、単2か単3の乾電池で火花を散らしてますよね?
この家のガス台、電池を入れる所が無いんですよ。
なのにつまみを回すとパチパチと火花が飛んでガスに着火する…
この電気って、もしかして(もしかしなくても)、交流の電源から取ってるんでしょうかね。
停電しちゃったら、火花も飛ばなくなるんでしょうか。
せっかくのガス設備なのに、停電してたら使えないなんて…悲しい。
バーベキュー用品として「チャッカマン」みたいな道具を売ってるから
あれ、買っておこうかなぁ。


8月8日(木)
目下、一番の悩みは庭の雑草。次いで蟻。
駆除しても駆除しても駆除しても湧いて出る蟻さんにメゲメゲです。
主に浴室や台所の床のタイルの目地の隙間から侵入して来るので
セメントの粉を買ってきてちまちまと穴を塞いではいるのですが
あまり効果はありません。
「蟻の這い出る隙間も無い」なんて言葉があるくらいで
つまり、ほんのわずかでも隙間があれば入って来ちゃうってことで
もう、仕方ないのでしょうね。
ダラス在住の諸先輩方のサイトを読んでいると
「コンセントの穴から出た」「電話線の差込口から出た」なんて記述もあるし
せいぜい、お菓子の粉をこぼしたまま放置しないくらいのことを注意して
あとは気にしないようにするしかなさそうです。

ときどきふっと思うのは
この何度退治しても我が家に戻ってきてしまう蟻の正体って
もしかして…つん太なんじゃないかな。
女王蟻に生まれ変わって、この家に戻ってきてくれたんじゃないか。
蟻さんになったら毎日甘い物をた〜くさん食べられる♪なんて
いかにもあの子が考えそうなことだもん。
でも現実はそんなに甘くない。
巣の中にはコワ〜イ養育係がいて
「好き嫌いはいけません、コオロギの死体もお召し上がりください」なんて叱られて
いや〜っ、ぼくはチョコレートがいいの〜って泣いてるんだ^^
真剣に空想しすぎると、アムドロ(最強力と噂される殺蟻剤)を撒けなくなっちゃうから
これ以上は考えないことにしてるんだけどね。
帰ってくるなら蟻じゃなくって、ちゃんとぬいぐるみの姿で来ておくれ。


8月6日(火)
(火)と書こうと思って「か」を変換したら(蚊)になった。
ううう。

7月4日、独立記念日の安売りを使って芝刈り機を買いました。
なにしろ1度も使ったことのない道具なんだもん、選び方も判らない。
『芝刈り機をテストする』なんて記事、『暮らしの手帖』でも見たことないし。
結局「なんとなくカッコいいじゃん?」という馬鹿げた基準で
HONDAのエンジンを積んだ芝刈りを購入したのですが
これが思ったようには動いてくれないのでした。
ご近所で庭を刈ってる様子を見ると、子供でもラクラクって感じなのに。
ただまっすぐ、機械を押して歩くだけのことなのに。
私たちの芝生はデコボコ、ぐちゃぐちゃ、大量の刈り残しがあって
なんとも美的じゃなくて困っています。
両隣のお宅は芝の管理を専門業者に任せているのでとっても綺麗。
我が家のトホホな庭がなおさら惨めです。

見た目が悪いだけならまだ我慢します。
でも、でも、問題が。
うまく刈れない芝が藪のようになってしまって、蚊が出るのです。
スプリンクラーの調節もうまくできないので余分な水が隅に溜まって
ヘタしたらボウフラも湧くんじゃないか。
折しも現在、米国南部で西ナイル熱という病気が広がってまして
これ、蚊が媒介する病気なのだそうです。
テキサス州内でも死者が出ているらしく
テレビニュースでは「きちんと芝を刈れ」と言ってます。
頭を掻き毟るわたくしです。
でも、ニュースでは「蚊が活発に活動する朝夕は庭に出るな」とも言ってるのですね。
涼しい夕方に庭に出ず、いったいいつ芝を刈れというのでしょ?
気温100度の昼日中かしら。
西ナイル熱は防げても、熱射病で倒れます〜。

アパート暮らしは気楽で良かったな、とぼやく今日この頃です。


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