日刊つん太 2002年10〜12月(代理執筆・由里)
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12月31日(火)
日本の皆さん、あけましておめでとうございます。
今、日本は朝7時すぎ。
初日の出は拝めたでしょうか。
んな物に興味はないわ、って方は置いといて
目覚ましかけたのに寝坊したとか、頑張って起きたのに曇ってたとか、
そんな方のために特別画像をご用意いたしました。
12月31日午後3時50分のダラスの太陽です。
日本時間では1月1日朝6時50分、神奈川の相模湾あたりでの日の出の時刻です。
この太陽を大勢の日本人がありがたがって拝んでるのかと思うと、何か変な気持ち。
くすす。
(左は海老の五右衛門です)
てことで、これから今年最後のホッケー観戦。
そのまま町でカウントダウン…のつもりだったけど、あれれ、今年もないのかな。
去年はテロの警戒で取りやめになったんだけど
…カウントダウンが無いならどこか日系レストランにでも行って
テレビジャパンの紅白でも見てこようかな?
それでは皆さん、来年も(今年も)どうぞよろしく!
このチョコを買ったのはもうずいぶん前なのだけど
「年末ジャンボ1億円!!!」とゆーことで
今日まで開封せずにとっておいたのです。
年末ジャンボなら31日だろっという声も聞こえそうですが
だって抽選はもう終わったみたいだし。待てなかったんだぃ^^
…ま、188375000本に1本きりの特賞、そう簡単に当たるはずも無い。
1等2等は愚か、3768本に1本の5等・10ドルさえも当たらずに
2002年は暮れてゆきます。
ということで、今年もあと24時間と20分あまりとなりました。
正月1日から、ほんとにろくでもない形で始まっちまった2002年。
皆さんにも本当にご心配をおかけして、申し訳ございませんでした。
あれから1年。
1月1日に「おめでとう」を言うのは、ものすごく、苦しい。
でも、今回「おめでとう」を自粛しちゃったら
きっと今後、永久に「おめでとう」を言えなくなっちゃうだろうし
奴は奴で必ず元気で幸せにしているはずだと信じたいから
24時間後には、ちょっと無理してでも言ってみよう。
「おめでとう、今年もいい年にしようね」
お店は割と簡単に発見できました。
ショーケースの中に並んだ菓子の中から、問題の菓子も容易く特定。
掲示板には菓子の名前や値段の情報は無く
「2口サイズのパイ状のモンブラン風の菓子」という外見しか判らなかったので
「パイ」と「モンブラン」のイメージが両立せずに苦しんでいたのですが
たしかにこれはモンブラン風のパイ菓子だわ(笑)
で、わくわく・ドキドキしながら「これを1つ」と注文。
もしも店員に「あんたには無理」と言われたら
夫が「私にはインド人の友人が大勢いる、彼らの国の甘い菓子も食べ慣れている、
だから甘すぎるくらいの菓子でも大丈夫だ」と交渉してくれることになっていたのですが
あれれ、「これですね?」とすんなり売ってくれちゃった。
私たち、やっぱり日本人に見えない風体なのかなぁ。
(「やっぱり」の裏には実に様々なエピソードがあり^^; これはまたいつか日を改めて)
パイ風のモンブランの正体は「shredded wheat(シリアルの一種)」のような物で
(日本人向けの説明としては、う〜んと、「ぱさぱさの揚げソーメン」)
これ以上吸えなくなる限界まで蜂蜜を染ませてありました。
確かに激甘。でも、いつも食べてるインドの菓子はもっと甘いぞ。
「日本人には無理」なはずの菓子、結局私は1人で1つぺろりと食べちゃいました。
風体だけでなく、味覚も日本人離れしてきちゃったかな。ちと不安です。
(こないだ明治のアーモンドチョコを食べたら甘さが足らなくて不味かったんだけど…)
掲示板では同時に「フランネルケーキの小さいのみたいの」という外見も説明されていて
フランネルケーキって何???と悩んでいたのですが
お店で現物を眺めてあっさりと疑問解決。
これは先のパイ風モンブランとは別物で
フランネルケーキじゃなくて Funnel cake のことだったらしい。
Funnel cake はこちらのお祭り会場などで必ず売ってる揚げシューのような菓子で
柔らかい生地を漏斗(Funnel)で油に落として作るのでこう呼ぶようですが
私はこれを長い間「Funeral(葬式) cake」だと勘違いしていたのです。
…ほら、日本にも「葬式饅頭」っていうのがあるじゃないですか。
こちらの葬式でも故人に供える(または会葬者に供される)伝統の菓子があって
それが美味しいので、いつしか葬式以外の場でも食べられるようになった…とか
「これを食べたらもういつ死んじゃってもいいくらい美味しい」とか
勝手に名前の由来を考えたりして。
よそで喋って恥かかなくてよかったよ。
「フランネル」の発言者、いつか真実を知ったら「きゃあ」と赤面するかな。
ケーキはその後、別のお店で無事に購入。
イチゴのショートと、ラズベリー・チーズケーキです。
人種だの国籍だの宗教だのにかかわりなく
世界中のみんなが幸せでありますように。
『指輪物語 二つの塔』を見てきました。
あいかわらず英語は判らん、外人の顔は見分けがつかん、
じーっと座っている3時間の長いこと長いこと。
でもスメアゴルは可愛かった(はあと)
あの愛らしさはぬいぐるみでは再現できないだろうなぁ…。
ゴム人形ならOKかな。
スメアゴル、欲しい。
昼からは、年末年始準備の買い出し。
といっても、大晦日はホッケー観戦してそのまま外で年越しだし
夫の正月休みは1日だけで2日から通常通りの出勤だし
お蕎麦だのおせちだのを真面目に用意しても食べる暇はない。
だから買ったのは「どん兵衛」と「サトウの切り餅」と「亀田の柿ピー」だけ。
炬燵で紅白見て神社でたこ焼き食べる日本の正月が少々恋しいな。
たまには正月に休暇とって帰省してみよか。
あ、正月の日本では「お年玉袋」って物が必要なのか。じゃ、止めだ^^
…でも、素直に家を出たからと言って、きちんと会社で働いてるわけではないようで
今日は会社の人たちと一緒に映画館で油を売っていた模様。
『ロード・オブ・ザ・リングス』の「二つの塔」。
帰ってきてから復習と称し原作(2月に日本で買ってきた文庫本)を読み直してました。
こないだDVD買ったらついてきた映画のタダ券があるから、私も行こうかな。
でも、でもね。
先週、風邪をひいてたときは少し恐かった。
倒れる前日の夕飯はおでんだったのです。
卵、大根、蒟蒻、ちくわ、昆布にはんぺんetc。
幸い今回の風邪は胃腸にはこなかったし、市販薬飲んで勝手に直っちゃったけど
万が一、痛むお腹とむかむかする胸を抱えて医者に行って
「昨日の夜、何食べました?」なんて聞かれたら
「I ate Oden.」て言ってもきっと通じないよね。
「What is Konnyaku?」…どう説明すりゃいいんだ、英語で。
体調やばそうなときには難しいジャパニーズ・フードは食べちゃいけないってことだな。
おとなしく鮭缶食べよ。
夫は棒で叩き落そうという。
しばらく様子を伺ってみたけど巣の回りをブンブン飛んでる蜂はいないし
(…だって、冬だもんねぇ)
巣の中にも成虫はいないようだし、だったら巣が大きくなる前に始末しようと。
それって一番軽率な危ないやり方ぢゃないですか^^
でも、本人すごくやりたそうだし、やらせてみる。(をい!)
庭掃除用の金属の熊手の取っ手でエイエイと突付いたら
何度目かにコロンと落ちた。
幸いにも親蜂の襲撃は受けず、2人とも無事でした。
中には蛹の抜け殻のような茶色い薄皮が残されていて
ってことは、私が気付かなかっただけで、もう随分前からここに巣はあって
何匹かの蜂たちが巣立っていったってことですかい。
知らぬが仏。
蜂の巣は白くて硬かったです。
指でつまんだ位じゃ潰せない。
石の地面に叩き付けると幾つかに割れて
安物のコンクリートのような感じ… 材料は泥系かな。
どんな蜂が住んでいたんでしょ。
ミツバチじゃないのは確かだな。
昼間、水分を摂ろうと冷蔵庫を開けたら、なんだか臭い。
薬を飲んで鼻水は止まってるけど、おかげで鼻詰まりな私。
昨日から嗅覚はほとんど失われてる状態なはずなのに
それでも判るほど猛烈に臭い。
菜っ葉が腐ったような酸っぱい臭いがする。
菜っ葉だったら、先週の土曜に韓国系スーパーで買った白菜が1個ある。
(予定としては水曜の夕飯に使うつもりだったのにな)
野菜ケースに鼻突っ込んでくんくん…無臭だな(少なくとも、詰まった鼻では)。
と、この強烈な臭いの元は何だ。
私が寝込んでる隙に夫が変なものを買ってきたんだろか。
庫内をゆっくり見回すと、あ…これだ…
主に夫の趣味の品だから私は買ったこと自体を忘れてた、
白菜と一緒に韓国スーパーで買った白菜キムチ、半ガロン(≒2リットル)。
…とりあえず、臭いものに蓋。
ジッパー付きポリ袋のLサイズに、瓶ごと入れて袋の口を閉じる。
問題解決先延ばし。
んにゃ、これで臭いが漏れ出なければこれで解決なわけだ。
どうか解決しますように。
写真向かって左、シマウマの「くぷ太」です。
今週の火曜でとりあえず厄介ごとが一段落ついたから
そのお祝い…というか、今後への祈りを込めてというか
そういう意味で、くぷ太にうちに来てもらいました。
「くぷ太」という名は、その件でお世話になってる方のお名前を拝借したものです。
一段落したとは言ったけど、本当に大変なのは、これからなんだよね。
でもその大変さに現実感がないというか…。
あとはただひたすら待って待って待って待って待つだけ。
むにゃむにゃ。
現時点ではあまり詳しく書けないから、余計ストレスが溜まるわい^^
(あ、人様に心配かけるような種類の厄介ごとじゃないから、その辺はお気になさらず。
わしらにとっては、どちらかと言えば望むところな話なので)
ついでに紹介、右側はニューヨーク州バッファロー生まれの「てば」です。
こげ茶の中に目が埋もれちゃって、写真だと顔が判らないな。
(この子はナイアガラ旅行記でご紹介するつもりだったのに
書く前に全てを忘れちゃったよ、どないしょ??)
中央上が米蔵、下が求肥丸です。
11月30日(土)
ターキー粥は取り止め、ターキーラーメンの夕食。
(だって冷や飯が無かったんだもん)
麺は6袋1ドルのマルチャンだけど、
味付けも添付の粉末(オリエンタル・フレイバー)だけど、
骨を煮出したスープはコクがあって美味かったです。
切り分けた肉はまだまだ大量に残ってるけど、そろそろ心底飽きてきたので
あとは小分けにして冷凍かな。
感謝祭が終わり、いよいよ本格的クリスマスシーズンに突入しました。
家の外側をピカピカに飾り立てなきゃならない季節です。
うちは、この界隈じゃ1番小さな家です。
小さな家をゴテゴテと飾り付けると、品がなくなる。
かといって、あっさりと飾ると…単にビンボ臭いだけ。
どうすればいいんだろうなぁ…。
大きな家なら、派手に飾れば豪華、軽く飾れば上品、どっちにしても綺麗になるのに。
仕方がないので「少しずつ、様子を見ながら飾り足して行こう」という方針で
今日、まずはピカピカ電球を買ってきました。
必要量が判らなかったので、取り敢えず200球×3本セットを2箱。総延長20m分。
帰ってきてから家のサイズを巻尺で測ったら、うげ、全然足りない^^
買い足さなきゃ。
…つーか、今試しにコンセントを差し込んだら、6本中1本が断線してて点かなかった^^;
買い足しの前に返品交換だな。
剥いだ皮を天火でカリカリに焼き直すと美味という情報をネット上でみつけ
ついでにそれも試してみる。
ん〜、味がないなー。
醤油とかメイプルシロップを塗って焼いたらもっといいかも。
これは明日にでも再試行だ。
後に残った骨は屑野菜と一緒に鍋に入れ、今ぐつぐつと煮出している。
屑肉が大量にこびりついていて、もったいないんだもん。
このスープで、明日は中華風ターキー粥だ♪
で、これは正真正銘、本日の話。
郵便受けを開けたら、妙な物が入っていた。
透明ビニール袋に印刷物が1枚とプラスチックの小さなボトルが1つ。
水質検査をするから、このボトルに水道の蛇口から取った水を入れて
明日の朝、玄関の外、ドアのノブに掛けておけ、と書いてある。
庭にプールなんかあると水質管理が大変だと聞くけれど
プールがなくても大変なんだな。はぁ〜〜、一戸建てって面倒くさい!
…でも、よくよく見るとその印刷物、何だか変。
水質検査をするなら、市の保健所か水道局(に相当する部署)の管轄だろうから
責任者のサイン(印刷)が付いた市章入りの便箋で届くんじゃないか。
なのに今日届いたのはただの真っ白い紙で
しかも「これは無料テストです!!」などと太字で大きく書いてある。
これは、胡散臭い。
日本では「消防署の方から来ました」て言って消火器を売りつける詐欺が有名だけど
これも恐らくその類。
無料で水質検査をしてくれた後
「あなたの家の水道水からは○○と××が検出されました」とかって言って
浄水器か、月ぎめ配達のミネラルウォーターか、そんなものを売りつけるんだな。
油断も隙もありゃしない。
日本ではこんな変な商法には絶対に絶対に引っかからない自信があったけど
言葉が不自由な環境にいると、詐欺を見抜く力も弱まる。
怪しい表現、怪しい雰囲気をうまく嗅ぎ取れない。
今日はぎりぎりのところでなんとか気づけたけど
いつか、きっと騙される気がする。
せめて「人生の授業料と思えば安い」と言える程度の小額の詐欺、
尾ひれをつけて笑い話にできるような珍しい面白い詐欺に引っかかりたいな。
私が住んでるのはダラス郊外の住宅地で、夜も街灯などが明るいです。
おまけに満月が近いから、星はほとんど見えない状態。
無理かなぁと思ってたのだけど
北斗七星のちょいと右を睨んでいたら、おお、流れたーっ。
ぼーっと見てるうちに次々と数個出ました。
で、かねてより準備してあった願い事。
本音を言えば、つん太にもう1度会いたい、帰ってきて欲しい、なわけだけど
なんとなく、それを願ってはいけないような気がして
で、「つん太がどこかで幸せにしていますよーに」と祈る…予定だった^^
無理です^^
流れ星なんて、ほんの一瞬なんだもん。
「出たっ」と思ったときにはもう消えている。
その一瞬を逃さぬよう、少しでも早く反応できるようにと思い
心の中で「つ、つ、つ、つ」と「位置について、用意」の姿勢を取ってるのに
(つ、つ、つ…) (流れたっ!)「つーーっ!!」とか意味不明な事を叫んだりして
結局まともな願いは1度もかけられず。
ま、気持ちの一部くらいは届いたでしょ、きっと。
奴もどこかで空を見て「ケーキとチョコとプリンと練りきりっ」とか叫んでたのかな。
その後、現在進行中の米国VISA関連のあれこれとNHLダラス・スターズの活躍を願ったところで
いい加減寒くなったんで家に入ったのでした。
(11月半ば過ぎの明け方に半袖Tシャツと短パンで庭に出る馬鹿^^)
夫には念のため「いっぱい流れてるよ」と声をかけたけど無視されました。
あ、健康とか家内安全とか世界平和とか祈るのを忘れたーっ
プロの写真屋なので、もちろん証明書用写真も撮ってくれるのですが
仕事の中心はむしろ「お子様写真」。
子供を着飾らせて写真とって、大きく焼いて額に入れて居間に飾るというアレです。
今の季節はたぶん、クリスマスカードに添えるための需要もあるんじゃないかな。
もう大変な混雑でした。
予約して2時間半待たされて、前の撮影が伸びてるとかで更に20分位も待たされて
(乳幼児の撮影がスムーズに時間通り進むわけはないのだけど)
その間、餓鬼どもが泣くわ叫ぶわ走り回るわ
私の嫌いなディズニーのプーくまビデオは流されてるわ
備え付けの雑誌にはよだれを吸って乾いたと思しき妙な皺がついてるわ
…子供嫌いの私がいい加減我慢の限界に達しかけたときに
よーやく夫と私に順番が回ってきてました。
相当にご機嫌斜めだった私、撮影用の小部屋に入ったとたん…破顔一笑。
だーってそこには、大勢の勤労ぬいさんがいたんだもん。
見慣れぬ場所で、見知らぬカメラマンに怯えて泣く子を安心させ、笑顔を引き出し
いざ撮影のときに子供に抱かせる「小道具」にもなるぬいぐるみさん。
くまが5匹、カエルが2匹、季節物の雪だるまとトナカイが1匹ずつ、
うち1匹のくまさんと、夫の撮影を待つ間に会話しちゃいました。
いまいち言葉は通じなかったけど、いい子でした♪
私の撮影のとき、よっぽど1匹抱かせてもらおうかと思った。
どうせ首より下は写らないんだし、膝にくまさんがいたって不都合は無いと思うんだ。
なんとなく大人の常識とか見栄とかが邪魔して実行には移せなかったけど
もしもくまさん抱いてたら、もっと自然な笑顔の証明写真が撮れたのかな?
それにしても、雑誌のよだれは許せないのに
同じくよだれを吸ったに違いないぬいぐるみなら平気って…
勝手すぎる??^^;
本日はアイスホッケー観戦でした。
何より心配だったのが腕の痛み。
自チームが得点すると、音楽に合わせ、8拍ごとに「ヘイ!」って叫んで
右手のこぶしを上に突き上げなきゃいけないんです。
昨日の夜の時点ではこれが不可能だった。
でも幸いにして、朝になったら痛みは完全に消えていて
気分良く「ヘイ!」を叫んできましたさ。
4−2で快勝♪
次は、大晦日の夜の試合の切符をとってあります。
終わったらそのまま街に出てカウントダウンさー。
ホントは除夜の鐘の方がいいんだけどな、ぼそぼそ。
「早くに病気を見つけて、早くに治そうね」を目的とした検診ではなく
「あんた、他人に伝る迷惑な病原菌を持ってないでしょうね???」の検診なので
バリウムも心電図も「右…上…右斜め下…わかりません」もなし。
血を抜かれて(HIV検査)
破傷風とMMRの注射をうたれて(水疱瘡は罹ったと言ったら免除された)
胸部レントゲンを撮っておしまい。
ほんとはツベルクリンをうたれるはずだったんだけどな。
どっちみち陽性→レントゲン再検査になるのは判ってるんだから
手間が省けて良かったけど。
(日本人を扱いなれてない医者vs英語力不足の日本人の対決^^だと
「幼少期を日本で過ごした者は人為的に陽転させられている」ことを理解してもらえず
レントゲンなし、いきなし肺結核の強〜〜〜い薬を処方されて
肝臓いためるわ酒は1年間飲めないわで泣きをみることになるらしい。
何も言わずにレントゲンに回して貰えた私は運がいいんだろうな。)
レントゲンのときは紙製の使い捨ての検査着に着替えたのですが
いやぁ、笑っちゃうくらい巨大でした。
私が余裕で2人くらい入りそうな横幅。
首と袖を通す場所を間違えてるのかなと悩んじゃいましたさ。
さすがは小錦を育てた国だ。
この国にいる限りは、服のサイズの心配は要らないな、と妙な安心感。
こうして堕落していくんだな。ぼりぼり。
ところで。家に帰ってきてから調べたら、げげ…
日本ではMMR(麻疹・おたふく・風疹)って廃止されたんすか?
副作用…無菌性髄膜炎って、なんか知らないけど怖そうな響きだ。
ひぇぇぇ。副作用の危険性なんか説明受けてないぞー。
第一、私、はしかは幼児期にワクチン飲まされたはずだし
おたふくは幼稚園、風疹は小学4年で立派なのに罹ったし
おおおおおい。
…それらの病気に罹ったか、とは聞かれなかった。
過去10年以内にこの注射を受けたか、としか聞かれなかった。
水疱瘡は「罹ったことがあるか」だったのにぃ。
…ワクチンの種が違えば安全なのかな? 安全なのよね、きっと。
しくしく。
そーいやこのシリアル、買って店を出るときに
お店の兄ちゃんが「そのシリアルは*&^#%$^」って
妙にニヤニヤ笑いながら話しかけてきたんだよな。
*&^#%$^…の部分はそのときは聞き取れなかったのだけど
まさか「虫入りだぞ。買った客が皆返品に来る」なんて言ったんじゃないだろな。
美味しい香港料理や四川料理の店はダラスにもあるけれど
そこで出てくる汁麺は、残念ながら日本のラーメンとは違う。
日本風のラーメンを食べられる店も無いわけじゃないけど
3年前に店員の態度に激怒して、もう絶対に2度と行かねぇぞと心に決めた店とか
つい2週間前に秋刀魚の塩焼きを食べに行ったばかりの店とか
「今日行きたい(行ける)店」がない。
で、地元の新聞に最近紹介されていた、未知の中華料理屋へ行ってみることにした。
中華屋では日本のラーメンが食べられないのは承知の上。
…が、これが「大当たり」だったのだ。
日本のラーメンとは確かに違うけど
沖縄そば(ソーキそば)にそっくりな食感の麺で
私が頼んだ牛の煮込みの麺はちょっと臭みがあったけど
夫の細切り豚肉と搾菜の麺はむっちゃくちゃ美味だった。
一緒に頼んだ蒸し餃子も、この3年半で食べた餃子の中で1番美味かった。
(神田の古書店街の裏の「スヰートポーズ」の餃子に少し似てるかな)
こんないい店を、3年半も知らずに暮らしてきたなんて、口惜しいぞーっ。
来週以降、足繁く通って、全品を食いつくそう♪
…でも、店内に掲げられていた星条旗は判るとして、ブラジル国旗はありゃ何だ??
ハロウィンの晩に気付いたこと。
私は「You're welcome(どういたしまして)」がきちんと言えない。
チョコを受け取った子供達は、必ず「ありがとう」を言って帰った。
どんな小さな子でも、いかにも生意気盛り・礼儀知らずっぽいティーンでも
「Thank you!」を言わない子は1人もいなかった。
なのに、私はそれに答えることができなかった。
ううむ。これは大いに問題だ。
スーパーで、レストランで、空港で、映画館で、私が「Thank you」を言う機会はとても多い。
でも「You're welcome」を必要とすることはほとんどないのだ。
後ろから来る人のためにドアを押さえて開けて待っていることはある。
でも、その程度のことでわざわざ「ありがとう」を言われることは少ないし
「ありがとう」を言われた場合も、わざわざ「どういたしまして」と返礼などしないし
これじゃ、身に付くはずがないよなぁ。
来年のハロウィンには、淀みなく「どういたしまして」を口にしたい。
家の中で、夫を相手に練習を積もうかな。
(でも、私が夫に礼を言われる機会なんてのも皆無だから
やっぱり訓練にならんのぉ。困った困った)
10月31日(木) ハロウィン
「trick or treat!」が1人も来なかった場合、
用意した1055gのチョコは全部私のアブラミになってしまうわけで
それだけは避けたいなぁと考えていました。
いざとなったらチョコ持って外に出て、家の前を通る人全てに強制的に渡そうかとか。
ほほほ。
結構、来てくれるものです。55袋のチョコはほぼ売り切れ。
まずは良かった。
最初はどのくらいの量の菓子をくれてやればよいのか見当もつかないので
チョコの小袋(20g弱入り)を入れたボウルを差し出して、自由に取らせてみました。
私には初めてのハロウィンだけど、彼らは毎年楽しんできたことなんだから。
彼らの方がよく知ってるはず。
結果、想像以上に皆お行儀よく、1袋(たま〜に2袋)を取っていくだけ。
たくさんの家を回るんだから、1軒でそう欲張る必要はないのだろうな。
中学生くらいの男の子の集団なんざ、ローラースケート履いてたもん。
歩ける距離にゃ限度がある、自転車も降りて停めてまた乗ってがめんどくさい、
きっとスケートが1番効率的なんだろう。
いったいどれだけの広範囲を回るつもりなのやら^^
小学校3、4年くらいの男の子2人連れの1組みだけは
「しめたっ♪」とばかりに5、6袋も鷲掴みにしていったけど
ま、その頃には「1人当たり1袋で充分」という相場が飲み込めていたので
それを機に、子供が差し出す袋にこちらがチョコを入れてやる方法に変更。
「お菓子があるよ」の合図に玄関の明かりをつけていた約1時間半で
30人くらいが来たのかな?
魔女あり、スパイダーマンあり、黒猫あり、なかなか面白かったです。
夫は関心なさそうな顔で「やりたいんならやれば〜」てな態度だったのですが
いざやってみたらば思いのほか楽しかったようで
「来年は加湿器でスモークを出そう」だの「顔の高さに蒟蒻ぶらさげてみようか」だの
妙な事を口走っています。
玄関のベルを鳴らすと上からコウモリがバタバタとおりてくる仕掛けくらい
うまくいけば来年は作ってもらえるかもしれない。
(夫の同僚が去年これをやって近所の子供を泣かせたらしい)
今から来年が楽しみです。
でも、果たしてどれだけの小さなお客さんたちが来てくれるか…
この界隈では、カボチャやオバケで演出した家を全然見かけない。
新参者の外国人の我が家は、暴走しないよう、出遅れることもないよう、
御近所の様子を覗いながら適度に飾り付けていく予定だったのに
ちょっとつまらないぞ。
まあ、冷静に考えると「無理ないかもな〜」という状況なのだ。
うちの西隣の家はインド人の夫婦と幼児の所帯。
東隣もインド人夫婦。1軒おいた更に東もまたインド人。
お向かいの家もサリーを纏った女性が頻繁に出入りしてる。
(夕方、庭に出ると風向きに関わらずカレーの香りが漂ってくる幸せな環境^^)
裏の家は中国系。
そのお隣は、顔を合わせたことは1度もないけど、庭を見る限りでは東洋人のようだ。
「いわゆるアメリカ人」はいったいどこにいるんだ??という御近所さんたちである。
これじゃ、キリスト教系の行事が盛り上がるはずがない。
私ら日本人は他宗教のお祭りも能天気に楽しんじゃうけれど
全世界的にみたら、こういう無節操な民族の方が特殊だもんね。
この分じゃ、クリスマスの電飾も地味に終わるのだろうな。
アメリカの商業主義的派手派手クリスマスが大好きな私は、少々寂しい。
大量の電飾を1ヶ月間ピカピカさせてたら電気代も馬鹿にならないし
もちろん電飾を買い揃えるのも大層な出費だから
張り合って飾り立てずに済むのは有難いけど。
んで、寒かろうがお客様が来てくれなかろうが
明日はハロウィンである。
ダラスでは、住宅のつくりも夏の猛暑を考慮した物になっている。
例えば窓には、陽の光は通しながら熱だけを何十%だか遮るというガラスが使ってある。
うちの居間は(ダラスでは最悪とさえ言われる)南向きで
それでも、このガラスのお蔭でずいぶん冷房費を抑えられたんじゃないかと思う。
でも、冬は。
せっかくの太陽熱が家の中に入って来ないわけだ。
もったいないよなぁ。(泣)
夫は「暖房の熱が外に逃げなくていいんじゃない?」というけど
なんだか納得がいかない私であります。
この家の暖炉は、ガス方式。
セラミック(?)のニセの薪が飾りに置いてあるだけで
やってることはガスストーブや台所のコンロと同じだから
前のアパートの本物の暖炉に比べると風情はないけど、扱いはずっと簡単なはず。
ガスの栓を開けて、夏の間は消していた種火にマッチで点火して
(アメリカ人は1年中つけっぱなしみたいだけどね^^)
数秒後には、大きな火が燃え上がる…はずだった。
点かない。
いつまでたっても燃えているのはマッチだけ。
栓はちゃんと開けたのに、どうやらガスが出ていないようだ。
入居したときには種火が点いてたんだから、配管の欠陥じゃあないだろうし
ひょっとしたらどこかにスイッチでも隠れていて
それを押しながらじゃないとガスが出ないなんて仕組みなのかもしれない。
でも、それらしき仕掛けは見当たらないぞ。
夫と2人で格闘し、数十分後、暖炉の底の金属の板についた小さな取っ手を発見。
どうやらその板が取り外せる構造のようだ。
薪をどかし、底に敷き詰められた砂利を除き、板を外して中を懐中電灯で照らしたら
そこに取扱説明書が入ってた。
こんな変な場所に大事な説明書を隠すなよ〜。
結局、説明書の下に隠しボタンがあって、それをいじったら種火がついた。
種火さえつけば、あとは表のガス栓の開閉だけ。
わずか数秒後には、暖炉は見事に燃え上がった。
…ここまでの奮闘で、すでに2人とも汗かいてるんですが^^
それにしても、めんどくさい場所にあるスイッチだな。
冬中、夜も外出時も種火は付けっぱなしにするしかなさそうだ。
ちょっと嫌。(既に給湯機の種火は4ヶ月付けっぱなしだけどさ)
うちの電子レンジで1分半だと「寒い日には少し物足りない程度の温かさ」になる。
(冷蔵庫の水、約350mlのマグカップ使用の場合)
彼の水が常温か、あるいはもう少し小さいカップを使っているなら
温度は案外適正かも。
今日は、植木屋に行って来ました。
庭に何か樹を植えれば、芝の面積=雑草の生える面積が減るのじゃないかと思いまして。
でも、何を植えるかが難しいところ。
果物の樹は楽しいけど、熟れ過ぎて腐ってボトボト落ちてくると始末が大変。
下手に収穫しようと樹に上って転落しても困るし。
ドングリ系が無難かな。
でも、せっかくの樫も、ダラスじゃきれいに紅葉しないし。
うろうろ歩き回り、やがて見つけたのは「ピスタチオ」。
おおお、なんか、珍しい感じでいいぞ。
日本の知人で庭にピスタチオを植えてるなんて話、聞いたことがないから
「庭のピスタチオを拾って炒って食べた」って、自慢できそうだ。
家に帰ってから園芸の本で調べたら、うん、結構いいかもしれない。
病気をしない。虫もつかない。手入れも割とラクらしい。
雌雄があるから収穫を期待するなら最低2本は植えなきゃいけないみたいだけれど
どーせ場所は余っているのだし。
ピスタチオ栽培、挑戦してみたくなっております。
ちなみに夫の同僚は最近バナナを植えたと言っていたそうです。
それもちょっと羨ましい。
でも、残念ながら今日の植木屋にはバナナは無かったです。
でも、韓国系のスーパーで買った栗を包丁で剥くのはやっぱり面倒で
結局、例年通りに皮ごと茹でて、前歯で2つに割ってスプンでほじくって食べました。
まじめに栗ご飯を作るのは何年先になるんだろ。
日本人がうじゃうじゃ集まってるかと思ったのですが
館内、東洋人は私たち2人だけ。
ちょっと意外でした。
残りは全員アメリカ人(いや、カナダ人やイギリス人かもしれませんけどさ)
…みんな、あの話をちゃんと理解してくれたのかなぁ?
一番うけてた場面はマックロクロスケたちが一斉にペシャンコになるところ。
そーゆー反応は正しいんでしょうか。ぶつぶつ。
ま、判らなくても、楽しければいいのかな。
私たちだってアメリカの文化を理解した上でアメリカ映画みてるわけじゃないし。
入場料が安いので、気楽に観に行けるのはとても有難いのですが
パンフレットの類、記念になるような「グッズ」を何も売ってないのが寂しかったです。
夜はアイスホッケー観戦。
開幕は来週なのだけど。
ちょっと日付を勘違いして、プレシーズンマッチの切符を買ってしまったのだ。
あんまり安いとは言えない切符、年に数回しか行けない試合、
どうせなら、ちゃんとした公式戦を見に行きたかったけど
…わざわざプレシーズンマッチなんか見に来る奴らってことなのか、
客層が、いつもより濃くマニアックだったような気がする。
試合そのものはダラダラと間延びしたつまらない物だったですが
観客席を見物するのは楽しかったです。
残念だったのは、入場の際の手荷物検査が去年よりさらに強化されて
人間も、空港にあるのと同じ金属探知機をくぐらなきゃならなくなったこと。
あれ、苦手なんだー。
いい加減、飛行機には乗り慣れたと思うのに
あのゲートを通るときだけは未だにものすごく緊張する。
ギクシャクとぎこちなく、右足と右手が同時に前に出ちゃったりして。
で、挙動不審でさらに詳しく調べられたりするから
ますます激しく金属探知機嫌いになって…悪循環。
「かばんを開けて中を見せる・かき回される」ことにはあまり抵抗がない私なのだけど
金属探知機は嫌いです。むうう。
ゴールの横から後ろにかけて、巨大な網が張り巡らされちゃったのも悲しい。
試合に集中してるときは気にならないのだけど
ちょっと油断すると黒い網が気になりだしてしまう。
昨シーズン中、観客席に飛び込んだパックが観客の頭を直撃して
その人が亡くなってしまうという大事故があって
それを受けての改善措置なので…文句は言っちゃいけない。
でも、かなり見にくいのは事実。
どうにかならんかな。
(夫が言うには、あれでも何十種類もの網を仮設置して
1番邪魔に見えなかったものを選んだらしいのだけどね)
明日は映画♪
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