日刊つん太 2001年4〜6月

最古(2000年11〜12月)//2001年1〜3月//2001年7〜9月//最新(2014年)の日刊つん太へ
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6月30日(土)
激しい雷雨で目が覚めたの。
光ると同時にドッシーンって来たのが少なくとも3回。
窓ガラスがビリビリ震えてた。
ブラインドの隙間から漏れてくる稲妻は目を閉じてても眩しいし
車の防犯装置もアパート中で一斉に鳴り出して、うるさいってば。
でも、いつの間にか眠っちゃってたみたい。
起きたら小降りになってました。

新しい車(草履号)と仲良くなるために、まずはドライブ。
朝昼兼用の重いおやつを食べようと、軽食屋さんに入りました。
席に着いてしばらくしたら、いきなり隣の家族連れが大騒ぎを始めたの。
どうも、天井からテーブルに水が落ちてきたみたい。
雨はもう止んでるけど、屋根の変なとこに溜まってたのが漏ってきたんだね。
これ、実は、ぼくたちも過去に被害にあってるの。
2年前の7月の大雨の夜、このお店の、その席で。
騒いでたらお店の人が来て席を変えてくれたんだけど
直接被害に遭ったスパゲティのお皿はそのまんま。
「皿の中に、屋根から落ちてきた水が入った。新しい料理と交換しろ」って要求して
初めて、別の「きれいな」スパゲティがもらえたの。
まだこの国に慣れてなかった頃だったから、あれはメゲたなぁ。
それにしても、2年前と同じ席で雨漏りしてるってことは
もしかして、あのまま屋根の修理をしていないのかしら?
漏るような大雨が降るのなんか7月の数週間だけだから
それでいいのかもな…。


6月29日(金)
早速、由里姉ちゃんのズボンのボタンが飛びました。
ぼく、知〜らないっと。

保険の書類が整ったので、今日、車屋さんに車を取りに行ったの。
ぼくたちの車は「売約済み」の橙色の紙をぶら下げて、駐車場においてありました。
ぼくたちが先週末に試乗させてもらった現物です。
日本だと確か、「この車種で、この色で、内装はこれ」って注文して
新品を工場から運んでもらうんだよね?
こっちでは、お店の店頭に並んでる在庫の中から「これ」って選んで、それを買うの。
だから、ピッカピカの新車とは言っても
ぼくたちの前に他の人が試乗してるかもしれない。
実際、先週乗ったとき、見慣れない色の髪の毛が座席の上に1本落ちてたし。
でも、お店に届いたのが今月の半ば過ぎって書類に書いてあったから
そんなに大勢に乗り回された中古品ではないと思うの。きっと大丈夫。

さて、鍵を受け取って、車に乗り込んだ由里姉ちゃん。何か考えてるみたい。
「ドイツ車だろ? ドイツ… ドイツ… ゾーリンゲン。
よし、この車の名前は、『草履号』だっ」
…車の本当のお名前は「ジェッタ」っていうの。
そしたら『流星号』なんて、かっこいいと思うんだけどなぁ。


6月28日(木)
M兄ちゃんが言うには、昨日、ダラスのどこかで野火があったらしいの。
昨日のヘリコプターは、それだったのかな?
報道のヘリか、消火活動のヘリかは判らないけど。
って書いてたら、ちょうど今、そのニュースでやってる。
あれ、全然遠い。これは関係ないみたいでした。
(じゃあ、何だったのかな、あのヘリは。)

そろそろダラスも雨季に入ります。
雨があがっても、水浸しの道路を車が突っ走って行くから
へたに歩いてるとずぶ濡れになっちゃう。
お買い物にも出にくくなって、由里姉ちゃんのベルトの穴がまた1つずれる7月です。


6月27日(水)
さっきからずっと、頭上をヘリコプターが飛びまわってるの。
プロペラがブンブン回る音がする。
もう夜中だよ。何か事故でもあったのかな。
ちょっとテレビつけてみた限りでは、特に変わったことがあった様子もないけど。
…何も無いほうがいいよね。うん。
でも、遠くでかすかにサイレンみたいな音も……
明日になれば、情報も入るかな。
6月26日(火)
おととい買ってきたサウジアラビアのお菓子を開けたの。
詰め物をしたクッキーみたいな物で、とっても美味しそう。
個別包装の袋を開けて中身を出そうとしたら、思ったよりも柔らかくてもろい。
つまんだ部分だけがポロッと欠けちゃった。
とりあえず、それをお口に放り込む。…ん?
ちょっと、変わった風味。…率直に言って、いまいち。
でも、食べ慣れないから変に思えるだけかもね。
1箱、12個食べ終わる頃には、病み付きになってたりして。
そう考えて、袋の中のお菓子をひっぱりだす。今度は、壊さないように気を付けて。
出てきたお菓子を、パカッと2つに割る。
断面に、緑色の細かいポツポツが見える。何だろう、スパイスかな?
詰め物が白っぽいので目立たないけど、よく見ると白いモワモワした物も入ってる。
2つに割った片方を、更に半分に分けようとしたら
…糸ひいてる。うわっ。
流しに飛んでいって、お口に残ってたカケラを吐き出して
ぺっぺっぺっ。
変わった風味って、ひょっとして、変質した風味だったのかな。
箱の中の残り11個を調べて見たら、個別包装がきちんと密封されてなくて
中身がはみ出してるのもあって
これじゃ、お店に行って交換してもらっても同じだね。
お金を返してもらえるならいいけど…くすん。
賞味期限は半年も先だったのになぁ。
6月25日(月)
最近、毎朝7時になると、隣の部屋から変な音楽が聞こえてくるの。
あ、「変」っていうのは、ぼくたち日本ぬいにとっての「変」ね。
隣の人は、たぶんインドの人。
(顔つきとか、奥さんの服装、インド英語の独特の訛りとか、そんなのから判断)
聞こえてくるのもインド風の音だから、
聴いてる本人にとっては「ごく普通の音」なんだと思う。
音量も、別にガンガン響いてうるさいって訳じゃなくて
壁が接した部屋で耳を澄ますと、かすかに漏れ聞こえてくる程度。
だけど、これが妙に気になるの。
聴きなれた日本の音じゃ無い、西洋音楽でも無い、とっても異質な音。
「嫌い」じゃない。でも、なんだか落ち着かない。
仕方ないから、最近は朝、うちでも音消し用の音楽をかけるようになったの。
トトロ、坂田おさむお兄さん、中島みゆき、谷山浩子。
変な組み合わせだなぁ、由里姉ちゃんの選曲。
どーせなら「セサミストリート」のCDでヒアリングの訓練すればいいのにね。
んな訳で、ただいま流れているのはウルトラマン。
…「最近、毎朝7時になると、上のアジア人の部屋2つから、変な音が聞こえる」って
下の階のお兄さんがWeb日記なんか書いてたりしてね、くすす。
6月24日(日)
中近東系の食料品店で、日本のキュウリに良く似たキュウリを見かけたの。
ちょっと小ぶりで、ちゃんとイボイボがついてる。
(こっちの普通のキュウリは、メロンやスイカみたいなツルツル肌なの。)
買って、試してみようかなぁ。
日系スーパーには日本のキュウリもちゃんとあるんだけど
なんだか、ここでそれを買ったら「負け」って気がして、手が出せない。
日系はダメで中東屋なら良いってのも判んないけど、まあ、気分だからね。
今日は悩んだだけでキュウリは買わず、
替わりに中東風のベタベタしたお菓子を買ってもらいました。

6月23日(土)
車を買いました。
今までは、ずっとレンタカーの生活だったの。(費用は会社が全額負担)
ひと夏乗り回してエンジンやタイヤが疲れてきたかなぁと思ったら
点検整備済みの別の車と交換してもらえるし
旅行のときは、空港でいったん返しちゃえば駐車場料金がかからない。
保険とか車検とか面倒なことも考えなくていいし
レンタカーの方が、絶対に気楽だと思うの。
なのに、何故、今ごろになって車なの?
「辞令」を信用するなら、任期の残りはもうあと1年くらい。
ローンを払い終える前に、帰国になっちゃう…。
M兄ちゃんのやることって、よく判んないよ。
辞令なんか全然あてにならないのは、過去の経験から判るけど…ね。

今日のために、先週末、3軒の車屋さんを下見して回ったの。
最初に行ったドイツ車のお店では、大きなクッキーを1枚くれた。
次の日本車屋さんでは、ぼくたちは完全に無視された。
別の日本車のお店では、氷水の中にお水のペットボトルが何本も放り込んであって
「欲しかったら、取っていいぞ」って言われた。
夏のダラスでは、これが一番有難いサービスかな?
でも、ぼくは水よりクッキーの方がいいから
クッキーくれたお店で車を買おうよ、ってM兄ちゃんに進言したの。
これからも長いお付き合いになるんだから、親切なお店で買った方がいいよね?
そしたら、「じゃあ、そーしよか?」って、本当にそのドイツの車を買っちゃった。
無謀だーっ。


6月22日(金)
朝、買い物に出るのが少し遅れたら
いつもと違う場所でスプリンクラーの散水にぶつかってしまいました。
普通、芝生の水撒きって、横方向に水を飛ばすもので
中を横切っても、膝、せいぜい腿から下くらいしか濡れないものですが
何故かそのスプリンクラー、ほぼ45度の角度で高く高く水を噴出していて
…胸から下が全部濡れました。
買ったばかりのクッキーとサランラップの箱も。
ついてない日です。
いつもズボンのポケットの中にいるつん太が
この日に限って何故か台所で留守番してたのは
ひょっとして、彼、予知能力があるのかな。うう? (由里)
6月21日(木)
夏至。
…何を食べる日なんだろう?
冬至はカボチャを甘く甘く煮て、
春分の日と秋分の日は「おはぎ」「ぼたもち」。
夏至も、美味しいものを食べる決まりを誰か作ってくれないかなぁ。
(北極圏の国に行ったら、この日を祝う特別な料理があるかな???)
6月20日(水)
妙に早寝早起きになってしまいました。
朝早くに買い物を済ませたいという思いが極端に現れて
最近の私は4時半起き。今日なんか4時でしたわ。
もちろん、いくら夏至の頃と言ったって、4時じゃ日の出前です。
(サマータイムの4時だから、本当は3時なんだよな、しかも)
真っ暗な中を買い物に行くのは、ちと防犯上の問題が。
洗濯機やディッシュウォッシャーを回す訳にもいかないし
でも、もう眠れないんだもん。仕方ないので朝からネットな生活です。
朝が早いから夜も早い、いや夜が早いから朝も早いのか、
夜の7〜8時、夕食を食べる頃にはもう眠くなっていて
食べ終わってソファで一休みしているうちに、そのまま熟睡してしまう。
「日刊つん太」も「談話室」のお返事も、翌朝のお仕事。
う〜ん、あんまり良くないなぁ。
早寝早起き、健康的ではあるけれど
(あ。食ってすぐ寝るのを健康とは言わんか。)
夫は普通に7時起き、12時ごろ就寝の生活をしているので
互いに「起きてる相手」を見るのは夕食時だけ。
やっぱり、良くないよなぁ。
みんな、夏の太陽が悪いんだ。ふん。 (由里)
6月19日(火)
旅行中、全く構ってやれなかったので、まあ仕方ないかなぁとも思うけど
鉢植えのキュウリはついに全滅いたしました。
1番大きくなったのが高さ15cm、本葉3枚。
花は大量に咲いたけど、キュウリはできず。
う〜。この夏は、自家製の日本キュウリをポリポリ齧って過ごす予定だったのにな。
種はまだ残ってるから、再挑戦しようかな。 (由里)
6月18日(月)
昨日のパーティーで残ったカレーを頂いて帰ってきたので
今日の夕食も、カレー。
由里姉ちゃんがニコニコ顔なのは、カレーが美味しいから?
それとも、夕食を作らないで済んだから?

そういえば、デコレーションケーキも沢山残ってたはず。
食べたのは、左側1/4くらいだけだった。
あれは、どうなったのかな。
持ち帰り用に切り分けたりはしてなかったな。
派手にクリーム塗りたくったケーキは、テーブルの飾りも兼ねてるから
余ると判っていても、小さいので済ます訳にはいかないし
でも、あの甘ったるさに皆が辟易しちゃってるのは事実だし
(インド人のお菓子もめちゃくちゃ甘いけど、甘さの質が違うからね)
きっと、誰も欲しがりゃしない、と決めてかかった誰かが
3/4、そのまま捨てちゃったんだろうな。
しくしく、勿体無い。ぼくに声かけてくれれば良かったのに…


6月17日(日)
今は18日の朝だったりするの。まぁ、いっか。

M兄ちゃんの会社の人の結婚祝いパーティーに行きました。
お料理持ち寄りで、前もって分担が決まってたはずなのに、並んだお皿は
「辛いカレー」「もっと辛いカレー」「さらに辛いカレー」「恐ろしく辛いカレー」。
ううう、と泣きながら、数少ないカレー以外の料理に手を出してみると
鶏の手羽元を揚げた物、調味料はチリパウダー、辛い。
「サモサ」っていうインドの料理、中身のマッシュポテトの味付けが、辛い。
…もう、あの人たちと付き合うのイヤだよぉ。

インド料理のデザートは、頭が割れるほどに甘い甘い甘いお菓子。
まともな日本人には食べられないくらい、甘い。
このメンバーのパーティーでは、毎回このお菓子が何種類も山盛りになるの。
ぼくはこれがとっても楽しみなのに、今回は何故か誰も持ってこなかった。くすん。
そのかわり、「結婚おめでとう」って書いた大きな大きなケーキが1つ。
真っ赤と真っ青のバラの花、同じ2色の縞縞模様のデコレーション。
きっと、来月の独立記念日のお祝いのケーキの色だね。
こっちが素敵に甘かったから、まぁいいや。
由里姉ちゃんも、ようやくこのケーキの味に慣れてきたみたい。
こっちに来た当初は、土台のチョコスポンジだけを水で一気に飲みこんで
クリームは削ぎ取って、紙皿と一緒にこっそり捨ててたの。
今回は、自分の分をたいらげてから、おかわりしようかどうか考えてたよ。

インド風の結婚式のアルバムを見せてもらって、いろんな儀式の説明をしてもらって
「日本ではどんな式をするんだ?」なんて聞かれて困ってるM兄ちゃんを見物したり
パーティーは楽しかったです。


6月16日(土)
ぼくたちのおうちからは少し遠いけど、とっても試食品が充実した量販店があるの。
店内をぐるり1周すると、いろんな物が食べられる。
焼き立てのピザ食べて、パンにジャム塗って食べて、ハムを食べて、
ヨーグルト食べてリンゴ食べてコーヒー飲んでチョコレートつまんで、
由里姉ちゃんとM兄ちゃんは、このお店が大好き。
週末の午後、少しお腹が空くと「試食屋さんに行こか〜」って言い出す。
なかなか、恥ずかしい人たちだと思うの。
さて。今日は、まだ少し時差ボケの残ってる2人、とっても早い時刻に起きました。
それで、朝早く、開店直後のそのお店に買い物に行ったの。
そしたら。 ???
白い布をかけた長机の上に、パン、果物、コーヒーにジュースが乗っかって
これは、ひょっとして、朝食のサービス?
他のお客さん、みんな片手にベーグル、片手に紙コップ持って歩き回ってる。
うわ〜、知らなかった、今まで大損してた、って悔しがる由里姉ちゃん。
今日はもう、朝ご飯は食べちゃったんだよね。お昼には早いし。
それでも意地で、オレンジジュースをコップに注ぐ由里姉ちゃん。
今後、週末は早起きして、ここに朝飯を食いに来るのだ〜、って
なんか、すっごく変な決意。まあ、早起きは悪いことじゃないけどさ。

それにしても。
サービスのパンを食べながら、売り物の本を読んでる人たちの多いこと!
パンを持った手でページをめくり、開いたページにパンくずぽろぽろ。
クロワッサンとかデニッシュとか、油っ気の多いパンを配ってなかったのは
もしかして、こういう事情なのかなぁ?


6月15日(金)
この週末、M兄ちゃんの会社の人のおうちでパーティーがあるの。
先月結婚した人のお祝いのパーティーで、お料理は持ち寄り。
これが、由里姉ちゃんの悩みの種。
日本人はぼくたちだけなので、頑張って綺麗な日本料理を披露したいのだけど
使える材料に制限がある。
メンバーで1番多いのがインド人、ヒンズー教徒だから牛肉を食べない。
次に多いのはイスラム教徒のパキスタン人、豚肉が駄目。
さらに幾人かは菜食主義者。鶏も魚介類も一切使えない。
わあお。いったい、何を作ればいいんだろう。
沢山のお料理が並ぶ中、1品くらいは動物の肉の皿があっても問題ない、
ただ、間違えないよう、きちんと「肉」って表示しておけば…と思うのだけど
でも、できることなら皆に食べてもらった方が嬉しいし
それに今回は、主役の新郎新婦が菜食の人。やっぱり菜食にせざるをえない。
そうなると、鰹節のダシは使えない。まともな和食はとっても難しいよ。
昆布の香りには慣れてないから抵抗があるらしいし、
山椒や紫蘇、茗荷は手に入りにくいし、
…困った。
悩みに悩んで、由里姉ちゃんが考えついたのは「お赤飯」。
これなら、婚礼の祝いの席にもぴったりでしょ。
小さく刻んだ栗を混ぜて炊いても美味しいかな。
食べやすいように小さ目のお握りにして、キュウリの漬物でも添えてみよう。
…ようやくそんな計画が固まったのに。
さっき、M兄ちゃんが会社から帰ってきて
「分担が決められちゃった。うちは、ビールだけ持ってけばいいって」。
…いままでの苦悩は何だったの、え〜ん。

前回、同じ顔ぶれで集まったときは「バーベキューパーティー」だったので
ぼくたちは、枝豆を持って行ったの。
最初に「こうやって食べるんだぞ」って手本を示したら
みんな、面白がって食べてくれた。
あれは、簡単だし(冷凍のを茹でるだけ)、また持って行ってもいいかな。


6月14日(木)
派手な雷雨。
最初は、「ピカッ」と光ってから「ドッシーン」って来るまでの時間を測って
「遠い」とか「近づいた」とか思ってたのだけど
だんだん、どの「ピカ」とどの「ゴロ」が対応してるのか、判らなくなっちゃった。
絶えずピカピカ光って、絶えずゴロゴロ鳴り続けてるんだもん。
明日は晴れるみたいだけど、もうそろそろ雨季なのかな。
6月13日(水)
時差ボケも治りきらないというのに
「涼しいうちに買い物を済ませなきゃ。ちゃんと起きなきゃ」という緊張で
朝4時に目覚めてしまいました。2日連続。
身がもたないよ〜。
週末に、車で1週間分の食料を買い出す生活が正しいのかなぁ。
でも、せめてスーパー往復くらい歩かないと、ウエストが、体重が。
ううう… (由里)
6月12日(火)
訂正。昨朝9時半の気温は83.6度(28.7℃)です。
72.8度は、同時刻の露点です。
どーでもいーんだけど。

帰国して姉に会ったとき、妙な質問を食らいました。
「アメリカには、『塩漬けライム』って、今でもあるのか?」
『若草物語』の中で「美味しい」と書かれている、謎の食物です。
生のライムなら青果売り場、レモンの隣に山積みだけど
はて、塩漬け。そんな物、見たことないぞ。
本日、スーパーを丹念に歩き回って、探してみました。
どの売り場にある物なのかも判らないので、可能性のある棚を虱潰しです。
青果。ドライ・フルーツ。果物の缶詰。ジャム・ピクルスの瓶詰め。菓子。
う〜ん、見つからないぞ。
週末に、もっと大きなスーパーでじっくり探してみよ。 (由里)


6月11日(月)
かなりマトモな時刻に起きました。
洗濯やら台所の片付けやらネットやらをして
昼食をとりながら「夕食は何を作ろうか〜」と考えて
さて、買い物に出ようと玄関を開けたら、あ゛、あ゛、暑゛い。
しばらく留守にしているうちに、気温がグンと上がってしまっていたのですね。
とりあえず階段は下りたのだけど、ひなたに出たところでめまいがして
そのまま家に戻ってしまいました。夕食は、あり合わせ。
明日から、買い物は朝1番の仕事だなぁ〜。
スーパーは24時間営業なのだけど、朝早くは野菜の質があまり良くない。
夜勤明けの店員さんは機嫌が悪くて、不愉快な対応をされたりするし
買い物自体は午後の方が楽しいのだけどね。仕方ないわ、生死にかかわる。
目標は、午前9時半までに帰宅。頑張って、ちゃんと起きよう。
ちなみに、本日の最高気温、華氏95.4度(35.2℃)。
朝9時半の気温は72.8度(22.7℃)くらいだったらしいです。 (由里)
6月10日(日)
今回の時差ボケはちょっと重症かも。なかなか抜け出せません。
時差ボケついでに、「ここはどこ?」状態にも陥ってます。
昼間、ついウトウトしてしまって、目覚めたら夕方6時ちょっと過ぎ。
「あ。ちびまるこ、見なきゃ」と思って起きあがり、
テレビに向かって歩き出したところで気がついた。
そんな物、放送してないってば。
う〜。
明日は無理してでも外に出て、お日様に当たって、体内時計を修復しよ。 (由里)
6月9日(土)
日本で、「電子辞書」なる物を買いました。
手のひら位の大きさに、英和・和英・広辞苑が入っているという、賢い子です。
「宝の持ち腐れ」にならないよう、英語学習に励みましょう。

紙の辞書と比べてこの子が優れている点は、まずその大きさ。
鞄に入れて常に持ち歩けるのは、とても素晴らしい。
もう、レストランでメニューを読むのに困りません。
そして、それ以上に嬉しいのは、「うろ覚えの単語を引ける」こと。
だいたいこんな感じ、という文字列を打ちこんでやると
良く似た綴りの正しい単語を列挙してくれる。
これは助かる。
試しに「ビーフ(牛)」の綴りが判らないつもりになって、「beaf」と叩いてみる。
出るんですねえ、「beef」が。
これだけなら、こちらで買った百科事典のCDロムにも付いてる機能です。
でもね、そのCDロム、「veef」って入れても「beef」を推測してくれないの。
「bとv」、「lとr」の区別ができない奴がいるなんて、想定してないんでしょうね。
新しい電子辞書で「veef」と打ちこんでみたら、ちゃんと「beef」が出ました。
偉いぞ日本製品!
でも、「beeh」じゃ駄目なの、何故か。私、fとhも区別できないんだけどなぁ。 (由里)


6月8日(金)
なぁんか、調子が出ないなぁ。
つん太も、和菓子の山に埋もれて、台所から出てこないし。
…本格復帰まで、いましばらく、お待ちを。 (由里)
6月7日(木)
就寝、昼の12時半。起床、夕方5時半。生活ぐしゃぐしゃです。
ま、そのうち治るでしょ。

昨日に続き、今日も旅行中の洗濯物の始末に追われました。
穴のあいた、ゴムの伸びきった古い服を捨てて荷物を減らしながらの旅だったので
持ち帰ってきた衣類の量は僅かなのだけど
それでも、ふだんと比べたら大量です。
乾燥機のある生活で良かった。
いくら夏のダラスだって、洗濯始めるのが昼の1時からじゃ、
お日様の力で乾かすのは無理だもん。
(昼12時半に就寝、洗濯開始が昼1時って…計算が合いません。
何考えて書いてたんだろ?
ほんっとにボケてたのね、私。 2001.7.13 由里)

で、乾いた服を片付けていて気付いたこと。
旅行中、私は夫のGパンをはいていたらしい。
前に洗った後、仕舞うときに間違えたのね、きっと。
どーりで、食事の後もそれほど苦しくなかったわけだ。
低脂肪のヘルシーな和食で少し痩せたかな?と喜んでたのに、むう。
ちなみに、私と夫の胴回りの差は約10cm…だったはず。
その夫のズボンが「それほど苦しくない」程度だったというのは…
やばいですねえ。こりゃ。
ダイエットしよーかな。
お土産に頂いた大量の和菓子の山を処理し終えたら。 (由里)


6月6日(水)
目が覚めたら、午後3時でした。
トランクを開けて荷物を片付けなきゃならんと思いつつ、
買ってきた日本語の活字を読みふけってしまう。いかんいかん。
おやつとデザートに日本のお菓子。幸せ。 (由里)
6月5日(火)
帰ってきました。
詳しい話は明日からぼちぼちと。
遊んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!
5月18日(金)6月5日(火) 日本旅行の日記は こちら


5月17日(木)
由里姉ちゃん、寝不足でヘロヘロ。昨日から、冷房が故障してるの。
1晩中眠れなくて、明け方に温度計を見たら90度(32℃くらい)あったって。
熱帯夜だぁ〜。
これじゃ、明日の飛行機の中はぐっすりかなぁ。
頑張って起きてると、起きてる人だけ特別のおやつが貰えるのに。
おやつの時間だけでも起きてくれないかな、由里姉ちゃん。

そんな訳で。行って参ります。元気で帰ってくるから、また遊んでね!


5月16日(水)
スーパーで、生姜を買おうとしたの。
買い物籠の中にあったそれを、レジのお姉さんが、
ゴミと勘違いしていきなりポイッと足元のゴミ箱へ。きゃあ。
生姜入りクッキーは食べるけど、生の生姜はあんまり見たことないんだろうな。
ぼくたちがレジに並んだとき、なんだかツ〜ンと異臭がしてたのだけど
どうやらそれも、そのレジのお姉さんが、
前のお客さんの買おうとしたお酢のビンを落として割ったらしい。
でも、いいの。
そのお姉さん、今週あたりから働き始めたばかりみたいなのだけど
ものすごく元気いっぱい、明るくて、陽気なの。見てて楽しい。
「これは何なの?」と聞くお姉さんに「ジンジャールートだよ」って教えてあげたから
きっともう2度と捨てないよね。くすす。
5月15日(火)
荷造り、9割方完了しました。
由里姉ちゃんの荷物は、小型トランク1個と、リュックサック1個です。
トランクにお土産と着替えを入れて、そっちは預ける荷物。
機内持ちこみのリュックはカメラと飛行中のおやつ、それにぼくたちぬいぐるみ。
最初の予定よりちょっと多め、約20匹のぬいの旅行になりました。
でも、まだトランクの方はガラ空きなんだよね〜。空間がもったいない!
これだけの余地があったら、もう5、6匹は行けるんじゃないかなぁ。
でも、ぬいは手荷物扱いにしないといけないんだよね。
預けた荷物は盗まれたり行方不明にされたりする危険があるもん。
…いっそ、トランクにぼくたち全員が入って、それを機内持込にして
お土産と着替えはリュックに入れて預ける、っていうのはどうだろう。
あのトランク、機内持ちこみが可能な大きさなんでしょ?
いい考えだと思うな〜♪ (…思いませんっ。 由里)
5月14日(月)
キュウリ、咲きました。
種の袋を見たら、「撒いてから62日で収穫できる」って書いてあったの。
ぼくたちが種を買ったのは3月4日、そのあと半月くらい放置してあったから
今日で50日くらいになるのかな?
だとしたら順調な発育、あるいはむしろ遅いくらいなのかもしれないけど
本葉が2枚。丈10cm。なんか、予想してたのと違う…。
5月13日(日)
3月に種をまいたキュウリ。
本葉はすんなり開いたのだけど、そこで成長が止まっちゃったの。
ど〜したのかな、またトトロの出番かな、って心配して見てたら
今日、小さな黄色い蕾がついてたの。
まだ、10cmくらいしか高さがなくて、本葉も2枚だけなのに。
これで、もう実がなっちゃうの? うっそ〜。

お買い物に行ったら、お店のドアに、綺麗な風船がたくさん縛りつけてあったの。
ぼくたちが通りかかったとき、小学生くらいの子が、その紐をほどこうとしてた。
欲しいよね、うん。風船くらいなら、黙って取ってもまあ怒られない。平気、平気。
でもその紐は、なかなかほどけないみたい。
アメリカ人は不器用だから、紐を結ぶのも大体へたくそ。
むちゃくちゃな縛り方をしてあるから、ほどけない。
さらに、ほどき方もへたくそ…
あきらめるかな〜と思ってたら、その子、いきなり紐に噛みついて
糸切り歯で引き千切っちゃった。
アメリカの子供は、元気。


5月12日(土)
すでに午前0時を回ったので、今は日曜。母の日なの。
由里姉ちゃんは親不孝者だから、母の日も父の日もいつも知らん振り。
「いつもじゃないぞ。幼稚園の時は『おかあさんありがとう』の絵を描いて渡したぞ」
何十年前の話だろ、まったく。

母の日にカーネーション、っていうのはアメリカで始まったことらしい。
でも、今日行ったスーパーには、カーネーションなんて全然売ってなかった。
ぼくが見た限り、母の日用の花束の中心は、バラでした。
母の日のグリーティングカードも、カーネーションの絵なんか全然なかったし
この国ではもう廃れちゃった習慣なのかな。地域性もあるだろうけど。

母の日カードは、「お母さんへ」だけでなく
「義理のお母さんへ」とか「母の代わりに育ててくれた叔母さんへ」とか
「もうすぐ母になる友へ」とか
いろんな種類があって、眺めてるととっても面白い。
その中の1枚…
「ママ。溜まった洗濯物や、汚れたお皿、散らかったお部屋の掃除、
今日だけは、そういうことは全部忘れてのんびりしてね。
大丈夫、それらはどこへも行かないから!!」
明日がある、ってことだよね。ふふふ。

…業務連絡。由里姉ちゃんのお母さんへ。
表紙の写真、カーネーション印のエバミルク
気持ちだけ、受けとってください。
ニューオリンズ銘菓の「プラリネ」に変身するはずが
もう4ヶ月も棚の中でほったらかされてきた缶詰ですが。
かわりに作ってくれるなら、レシピと一緒に缶詰も持ってくぞ…って
由里姉ちゃんが言ってます。くすす。


5月11日(金)
最近の由里姉ちゃんは、ちょっと昼夜逆転ぎみ。
旅行にそなえて今から時差調整…なのかな?
馬鹿な事してないで、万全の体調で旅行しようね。
5月10日(木)
ここダラスを管轄する日本の領事館は、ヒューストンにあります。
ダラスからは車で6時間くらい、飛行機なら1時間。近いようで、やはり遠いです。
なので、年に2回、領事館の「出張サービス」というのがあります。
領事館の人がダラスに来て、パスポートの更新等の事務手続きをしてくれるのです。
これを、私は待ってたんですが、待ちながら、いやな予感はしてたんですが、
…見事に一時帰国と重なっちゃいました。5月24・25日ですって。参ったな。
パスポートの賞味期限は私も夫も充分に残ってるのだけど、
問題は「在外選挙人登録」。
これをしないと、日本の国政選挙の投票ができないの。(比例代表だけだけどね)
去年の4月、所用で領事館に直接出向いたときには
選挙人登録、させて貰えませんでした。
登録の条件に「日本の住民票を抜いてあること」っていうのがあって
この時点で、私たちの住民票は、まだ横浜に置きっぱなしだったの。
だって、当初の予定では、私たちの米国生活は2ヶ月だけのはずだったんですよ。
たった2ヶ月の出張なら、住民票を抜く必要は全くないでしょう?
日本のアパート借りたまま、トランク1つでこっちに来たんです。
なのに2ヶ月が3ヶ月に、3ヶ月が6ヶ月に、なんだかズルズル伸び続ける出張。
99年の夏の終わりには帰国している予定が、何故かこちらでミレニアムを迎えて
春が来て初夏が来て、ついに1年が過ぎてビザの期限も切れちゃって
ど〜するんですか〜と会社に聞いたら赴任になった。
仕方が無いからいったん帰国して荷物を整理してアパート解約、
(これが去年の5月の帰国の真相です…あのときお会いできた皆様へ。)
出国の直前に住民票を抜いて、ようやく選挙人登録できる状態になったのね。
でも、その一時帰国中に、春の領事館出張サービスは終わっちゃった。
もう今更ヒューストンへ飛ぶ気力も体力も財力も無く
選挙人登録できないまま、6月の衆院選は棄権となりました。
秋の出張サービスは、ドンピシャリのタイミングで夫が風邪をひいて
車の運転が危険なほどの高熱で倒れてしまいました。
なので、またもや登録ができず
…この春こそはと楽しみにしてたんですけどね…くすん。
ヒューストンまでもう1度行くしかないのかなぁ。

それにしても、2ヶ月の予定の出張で家族(私)を同行させてくれる会社って??
家族は3ヶ月までなら観光入国で大丈夫、ビザなんか要らないはずなのに
決してお安くないそれを私に取ってくれた会社って??
んで、8月に帰国するなら絶対に要らない長袖シャツや長ズボンを持ってきた私たちって??
…この話、いつか詳しく書きたい。(由里)


5月9日(水)
買い物帰り、後ろから来た車のオジサンに「乗るか?」と声をかけられました。
冬の間は、こんな親切なお誘いは受けなかったから
たぶん、ほぼ半年振りくらいの出来事です。
私のアパート周辺は、治安にはまず問題がないので
趣味、あるいは健康のために「ウォーキング」してる人は珍しくありません。
でも、その人たち、みんな水着みたいな運動服だもんなぁ。
一方の私は、人参とジャガ芋が透けて見えるスーパーの袋を下げて
歩き方も「スタスタ」「テクテク」じゃなく「とぼとぼ」。
どう見ても、「車が無いから、仕方無しに歩いてる」姿です。
夏のダラスの炎天下では、かなり気の毒に見えちゃうのでしょう。
これから、暑くなればなるほど、こういう誘いは増えるはずです。
嬉しいけどね、お礼だけ言って、断ります。
たぶん間違い無く、純粋に世話好きで親切な人たちなんでしょうけど
最低限の身の安全は、自分で守らなきゃ。
…「どこそこまで連れて行ってくれ」と英語で言えないという
呆れた事情もあったりしますが。…とほほ。 (由里)
5月8日(火)
もともと使っていたのは、無料接続業者のNでした。
そこが「月40時間まで」の制限を伝えてきたのが昨年の暮れ。
慌てて契約したのが別の無料業者B。
ところがBも、1月の末に有料化されちゃった。
Bは、突然の有料化のお詫びとして(?)業者Aを紹介してくれた。
Aは本加入は有料なのだけど、1ヶ月の「無料お試し」が付いていて
さらに、Bから紹介を受けた由を伝えると、無料期間が3ヶ月に延長される。
で、1月の末から4月の末まで3ヶ月、Aで無料接続してきたのだけど
日本語のメール送受信ができないとか、あれこれ不便が多くて
無料お試し期間が切れる先月末、本契約をせずに解約しました。
で、別の有料業者A’に申し込みをして、
その手続きが完了するまでは業者Nの40時間で細々とネット。
幸い月の変わり目だったので、4月分と5月分、計80時間使えました。
この5月分の40時間を使い終える頃、申し込んであった業者A’のCDが届いて
月7ドルの快適ネットを楽しめるようになるはずでした。
のに、インストールできない!使えない!もうNの40時間は残り僅か!!
2週間前に解約したばかりの業者Aに、本日もう1度加入しました。
メールは日本の無料アドレスを使えばいいし、まあ、仕方ないか、という判断です。
業者A’と較べて物凄く高いのだけど、それも仕方ない。
Nで40時間を超えた場合よりは、まだマシな値段なので。
何故かIEが立ちあがらなくなるとか小さな事故はあったけど
無事にAに繋げるようになって、ほっと一息。
…あれ?
契約をやり直したので、また新たに「無料1ヶ月お試し」が貰えちゃってます。
…いいんでしょうか、これ。
もしかして、何度も「解約」と「契約」を繰り返したら、永遠に無料のままかも…
面倒ですからね、しませんけど、そんなことは。たぶん。(由里)
5月7日(月)
あちらこちら渡り歩いてきた無料の接続業者が、ついに全滅。
「月40時間まで無料」の所は1ヶ所残ってるのだけど
最近、異様に広告の量が増えてきて、ものすごく見づらいの。
だから誰も使わない→広告収入減→ポップアップ広告を増やす→さらに利用者減
たぶん、もうすぐ潰れるでしょう、そこも。
なので仕方なく、ついに、有料接続業者に申し込みをしました。
月7ドルで無制限。
申し込みから約10日、今日、必要なCDが届きました。
ところが、どーやってもインストールできない。
テクニカルサポートに電話をかけて、あーだこーだ言いながら4時間。
まったく入らない。
ついにキレて、契約を解除してしまいました。
さあ。これから、どうなるんでしょ、うちのネット生活。
別の安くて信頼できる業者を、はやく見つけなきゃ…。
(なお、インストールを試みたり、サポートセンターの人と英会話をしたり
そーゆーことをしたのは、全部、夫です。
私はまるっきり無能な人なのね。とほほ。)(由里)
5月6日(日)
美術館に、ヘンリームーアという人の絵と彫刻を見に行きました。
主な作品には音声解説が付いていて、入り口で借りた機械でそれを聞いて回るの。
さっぱり聞き取れなかったけど、彫刻は面白かった。

ついでに常設展も見てきました。
ガラスケースの中に、両手にシンバルを持った白い兎のぬいぐるみさんがいました。
よく判らないけど、イギリスのチャーチル首相がどこかのお屋敷を訪問したときに
それをお出迎えしたという、立派な経歴を持つぬいぐるみさんらしいです。
長い長い時間、誰にも触ってもらえないで一人ぽっちで過ごしてきて
もう魂は抜けてしまった、ミイラみたいに見えました。
でも、もしかしたら、ただ眠ってるだけなのかもしれない。
誰かが心をこめて呼びかけたら、目を覚まして動き出すかもしれない。
ぼくが大金持ちだったら、あの兎さんを美術館から買いとって、
ケースの外にだしてあげられるのにな。

なんだか全然判らない、前衛芸術のコーナーもありました。
段ボール1個分くらいの緑色のキャンデーが、床にぶちまけてあるの。
こっちのスーパーで普通に売ってる、とっても甘いキャンデーです。
ぼくは、そのキャンデーの海に飛び込みたくて、ドキドキしました。
良く見ると、キャンデーに混ざって、キャンデーの包み紙も落ちてました。
???と思ってたら、…やっぱり。
幼稚園くらいの兄弟が寄ってきて、キャンデーを掴み取って、
嬉しそうに口に放りこんでました。親はそれをまるっきり気に留めてない様子。
でも確かに「さわるな」とか「食うな」とか、注意書きはどこにも無いの。
ひょっとして、見に来た人が食べることまでが「芸術」の一部なのかなぁ??
食べていいんだったら、ぼくも食べたいよぉ。
でも由里姉ちゃんが「無料って明示してない物に手を出したら駄目」というので
仕方無しに諦めました。


5月5日(土)
今日は、旅行用品屋さんに行って、由里姉ちゃんのウェストポーチを買ったの。
だって、2週間後には海外旅行に行くんだもん、必要だよね??
って、冗談抜きにね、危ないんだ、日本に着いた直後は。
なんのかんの言っても、この国では由里姉ちゃんもぼくも、緊張してるんだと思う。
成田に着いた途端にほっと気が緩んで、買い物のお釣りを貰い忘れたりするの。
荷物をなくしそうになったことも何度かあるし、
飛行機の切符やパスポートは、しっかり身に着けてないと、大変なことになる。
あと注意しなきゃいけないのは、自動車なの。
体はもう「右側通行」に慣れきっちゃってるから
道を渡るときもつい、左だけを見て道路に飛び出しちゃうんだよね。
なのに車は、思いがけず、右側から走ってくる。危ない危ない。
アメリカに来るときは「右側通行だぞ、車は逆から来るぞ」って強く意識してるから
こういう事故に遭うことは無いんだけど、
日本行きはどうしても気が緩んで、馬鹿な失敗をしてしまうの。
今回は気を付けて、楽しい旅行をしようね、由里姉ちゃん。

ポーチにはぼくがちょうど入れる大きさの外ポケットも付いてて、
これでもう、かばんの中で重いカメラやお財布に潰されずに済むの。嬉しいな。


5月4日(金)
DART(ダラスの公共交通網)の宣伝のお手紙が来ました。
簡単なアンケートに答えると、もれなく5回分の無料乗車券が貰えるの。
(去年は10回分の券をくれたのにな。)
「無料」の言葉に何より弱いぼくたち。早速、返信葉書を書きました。
でも、まだ書いてない項目が1つだけ。それは、ぼくたちの「お名前」。
誰の名前で申し込みしようかな〜。
日本だと、使える名前が限られてるから、簡単だったの。
「そーせーじ」とか「トリプトファン」なんて名前で申し込んだら、
郵便屋さんに変に思われるでしょ。
だから懸賞応募のお名前はいつも雅之兄さんか柚子姉さん、隆君に決まってたの。
でも、アメリカでなら、「YURI」も「TSUNTA」も「MASAYUKI」も「SOSEIJI」も
みんな平等に「変な名前」だもんね。
UDON、KAPU、HAHIRU、RAKKI、TSUNA、MAGURO、
日本じゃ出番のなかったぬいさんたち、今ならお名前が使えるよ!
今回は、せっかくだからモグラの「もぎゅ」の名前にしようかな。
もぎゅ、地下鉄が大好きだから。
DARTには地下鉄は無いけど、ほんの数十メートル、地下を走る所があるの。
無料切符で、その数十メートルを楽しんで来ようね。
5月3日(木)
ぼく、赤いそーせーじー。ぶたのぬいぐるみー。
ぼく、白いそーせーじー。ぶたのぬいぐるみー。
ぼくたち、ふたごなのー。のー。
今日は、ぼくたちが書くー。くー。
今月の21日に、『ぶたぶたの休日』ってご本がでるのー。のー。
ぼくたちのお話ー。しー。ぼくたちがモデルー。ルー。
だから、買ってねー。
ねー。

? この2人の発言だけじゃ、何だかさっぱり判らない。色も見にくいし。
やっぱりぼく(つん太)も書くね。
『ぶたぶたの休日』は、矢崎存美さんって人が書いた小説の本です。
『ぶたぶた』『刑事ぶたぶた』に続く、シリーズ第3冊。
廣済堂出版ってとこから出てるの。
そーせーじ達と同じタイプの、ピンクの豚のぬいぐるみが主人公(主縫公?)で
だから2人は「ぼくたちがモデル」って言ってるけど、
本を読むと、大きさが違うのが判るよ。
そーせーじは、2人合わせてもバレーボールより小さいもん。
でも、そーせーじがモデルか否かとは関係なしに、面白いご本だと思うの。
なにしろ1冊目の帯には「新井素子氏大絶賛!!」て書いてあった位だもの。
だから、21日は、みんな本屋さんへ走ろう!

矢崎さんのサイトの「ぶたぶたのページ」で一部分だけ試し読みできます。
ついでに、うちのそーせーじたちの写真(後列の2人)。


5月2日(水)
しばらく前から、M兄ちゃんはコンコンお咳が止まらない。
病院に行ったら「アレルギー」って言われて、咳止めのお薬を処方してくれたの。
あとは、半年前に同じお医者さんに処方された、たぶん気管支を広げる吸入薬、
「この前のが残ってるなら、それ使っていいよ」って言われたらしいのだけど
もう要らないと思って、ずっと窓際に放り出してあったの。大丈夫なのかな??

アレルギーなのは判ったけれど、じゃあ、アレルゲンは何なのかな。
そういう検査とか、な〜んにもしてないの。
食べ物が悪いのか、家の埃やダニなのか(由里姉ちゃん、お掃除しないもんね〜)
…下手に検査して「ぬいぐるみが原因」なんて診断されると物凄く困るから
このままの方がいいけどね。くす。

んな訳で、ただ今、由里姉ちゃんのお気に入りのテレビコマーシャル。
夜中にベッドの中で激しく咳込む旦那さん。奥さんも、目を覚ましてしまう。
奥さんは起きて台所へ行き、電気をつけて、冷蔵庫を開ける。
取り出したのはアイスクリームの容器。それを抱えて、奥さん、椅子に座り込む。
寝室からゴホゴホと咳が響いてくる。奥さん、台所の扉を蹴飛ばして閉める。
もう、うるさい咳は聞こえない。うっとりとアイスを舐める奥さん…
…どこの国も、男は哀しい。くすす。


5月1日(火)
アイスホッケー、わがダラス・スターズは敗色濃厚です。
プレーオフの準決勝で、現在0勝3敗(4勝で決勝に進出)。
今年は駄目かな?

そのかわり、妙に活躍してるのがバスケットボールのダラス・マーベリックス。
めちゃくちゃ弱いので、地元でもあまり相手にされてない感じのチームなのだけど
今年は10年ぶりだか何だかのプレーオフ出場で、盛り上がってます。
ぼくはバスケにはあんまり興味は無いけど
ダラスが頑張ってるなら少しは見てみようかな〜と、今日はテレビ観戦しています。
…見ている途中で気がついた。
ダラスが得点すると、窓の下のプールのあたりで「うわ〜っ!」と歓声が上がるの。
プールサイドにテレビを持ち込んで、楽しんでるグループがいるらしい。
街中の大画面テレビで大勢で甲子園を見ているときのような妙な一体感があって、
1人で見てるよりも面白い。
よし、また点が入った。うぉ〜!頑張れマーベリックス。
(スターズも頑張れ。4連勝して逆転だぁ。)


4月30日(月)
買い物に行く途中の道端に、ドングリの木が植えてあるの。
今日、その木の下で、カラスとリスがケンカしてました。
エサの取り合いかな?
カラスって、ドングリなんか食べたっけ。雑食だから、食べるかな。


4月29日(日)
たれぱんだスナックは、「ベビースターラーメン」を1口大に固めたような物でした。
ぽりぽり。唐辛子が効いてて、辛いです。

昨日の暑いと寒いを繰り返した後遺症で、今日は全身とってもだるい。
7、8月頃は「外出は朝と夕方、日中は昼寝の時間」って生活を心がけるから
体はむしろラクになるのです。(朝夕も暑いけどね)
車の日除け板は「物置から出さなきゃなぁ」って思っただけで忘れてるし
冷房対策の軽い上着もつい面倒でまだ衣装箱の中、
半分以上は自業自得な夏バテです。

夜、ようやく少し元気になって買い物に出て
サヤに入ったままのエンドウ豆を見つけました。
明日は豆ご飯。ふふ。嬉し。 (由里)


4月28日(土)
気持ちいいくらいにダラス晴れ。
炎天下に停めてあった車に乗ると、もわっとします。
走ってる間に冷房が効いて涼しくなって、でも、お外に出るとギラギラ太陽。
スーパーとか、お店に入ると冷房がひんやり寒いくらいで
買い物を終えて外に出るとギラギラ太陽…。
8軒のお店をハシゴして(先週末は車で買い物できなかったから、たまってたの)
暑いのと寒いのを繰り返して、ちょっと体がおかしくなりました。

お買い物の3軒目は、中華系スーパー。そこで、うふふなお菓子を発見したの。
商品名、「足八足八熊拉麺丸子(「足八」で1文字。日本語には無い字?)」。
台湾のメーカーのスナック菓子で、英語名は「TarePanda Noodle Snack」。
淡い黄色のカップ型容器に、ピンク色で「たれぱんだ」の文字。
側面とフタに、「たれぱんだ」が合わせて10匹も描いてある、うきゃ〜。
てっきりアジア各国がお得意の「ぱくり」商品だろうと思ったのだけど
良く見たら、ちゃんとSAN-Xの許諾を受けた物でした。
「干貝鶏汁」味で甘くないのは残念だけど、でもかぁいくて、かぁいくて
M兄ちゃんの目を盗んで買い物篭に入れちゃった。
ところが。他のお店を回る間約3時間、それを車のトランクに入れたままにしていたら
お菓子の容器の本体とフタを接着していた糊が、一部分はがれちゃった。
ダラスの夏の熱に負けちゃったの。うわ〜。
そろそろ、郵便受けの中のお手紙の封もはがれ始める季節です。


4月27日(金)
M兄ちゃんの会社の人が、来月、結婚するそうです。
今日、結婚式の招待状を頂いたの。
…でも、お式の会場が、インド。ちょ〜っと、遠すぎる。
新郎新婦ともにインド人で、生活の拠点は既にこちらに移ってるのだけど
結婚となるとやっぱり、親とか親戚とか宗教上のあれこれとか面倒なことも多くて
インドでインド風の儀式をしなきゃいけないらしい。
なので、インド。
それもかなり田舎で、飛行機を何本も何本も乗り継がなきゃ行けない…うう。
遠方の人を式に招くときは、招いた側が交通費や宿代を負担するんだぞ、って
M兄ちゃんは「日本の常識」を主張したけど、相手にされなかったって。
とっても残念だけど、欠席するしかないな。くすん。
インドのお祝いのご馳走、食べてみたかったな。(きっと、カレー。)
インド人は甘いものが大好きだから、お菓子もい〜っぱい出ると思うの。
食べに行けないのは残念だけど、お土産が楽しみ♪
4月26日(木)
ここ2、3日のダラスは、とってもいい天気。
ひなたにいると暑い、たぶん日焼けしちゃいそうな感じ、
でもそれが、なんだかちょっと健康的っぽい感じがして、
どこまでもどこまでもズンズン歩いて行きたくなるの。
(鼻歌は、トトロのテーマ曲「さんぽ」。)
でも、その「ちょっと健康的っぽい感じ」なんて雰囲気にいい気になってると
あっという間に真っ黒焦げになっちゃうんだよね。
シャワーのお湯が熱くて痛いって泣いて、あげくに夜中に熱を出して。
そろそろ日焼け止めを使わないと、危ないよ、由里姉ちゃん。 (つん太)

道の脇の植え込みに、スプリンクラーが設置してあります。
タイマーが付いていて、昼間、自動的に散水をしています。
本来は芝生の側にだけ水が飛ぶように調整されてるはずなのですが
さすが大雑把の国、どれも微妙に方向がズレていて、いつも歩道まで水浸し。
悪いタイミングで通りかかると腿から下がびしょぬれになります。
1メートル先のスプリンクラーが水を噴き出してるのが見えても
迂回路が無いんだから、その中を突っ切るより他ないのです。
でもこれが、妙に気持ちいいんだなぁ。
お日様にあぶられて少し火照ってきた脚を、ひんやり、さっぱりさせてくれる。
ズボンが濡れても、どうせ瞬く間に乾いちゃうんだし
道端のシャワーと思って、楽しんじゃってる今日この頃です。 (由里)


4月25日(水)
今日、由里姉ちゃんがスーパーで支払いに使ったペニー(1セント銅貨)、2枚。
道端で拾ったペニー、3枚。今日もまた1枚増えた…
ということで、昨日の続き。

増え過ぎちゃった小銭を減らす方法その1、両替機に放りこむ。
スーパーの入り口付近に、小銭を数えてお札と取り換えてくれる機械があるの。
ここにジャラジャラ投げ込んじゃうのが、1番手っ取り早い方法。
但しこれは、手数料を取られる。だから、ぼくたちは絶対に使わない。
何百枚もの小銭を貯め込んじゃって困った人が、最後の手段で使うんだろうな。
でも、これを使ってる最中の人を見かけたことが1度だけあるのだけど
小銭の詰まった大きな容器を幾つも並べて、なんだか本当に嬉しそうな顔してた。
ここで換金するのが楽しくてわざと小銭貯金してる人もいるのかな?

貯まったといってもせいぜい数十枚程度のぼくたちは、
うちから少し遠いスーパーにある「Uスキャン」っていうレジを使う。(U = you)
1年くらい前に導入されたこのレジ、なんと「セルフサービス」なの。
自分の買う商品を、自分でバーコード読み取り装置にかけるようになってる。
バーコードの付いてない野菜なんかは、貼ってあるシールの番号を打ち込んだり、
そのシールも付いてない場合は「番号がない」ってボタンを押すと
機械に付いてるカメラで店員が品物を確認して、値段を入力してくれる。
品物全部をスキャンし終えたら、表示された金額を機械に放り込む仕組み。
で。人間相手の普通のレジだと、何十枚ものペニーを渡すのは気がひけるし
数え間違えたりする危険もある。
でも、機械相手なら遠慮は要らないし、間違いも少ない。
だから、一気に30枚くらいのペニーを始末できちゃうの。
前に、M兄ちゃんの友達が日本に戻るときにお部屋を片付けたら
200枚近いペニーが出てきちゃったことがあって
「これ、あげます」って押しつけられて、とっても困ったのだけど
それも、何回かに分けて、ここで使いきったんだっけ。
何十枚もの硬貨を小さな投入口に入れるのは時間がかかるから、
順番待ちの列が長いときにはできないけどね。


4月24日(火)
近所のスーパーにお買い物に出るたびに、
由里姉ちゃんのお財布の中にペニー(1セント銅貨)が増えていくの。
スーパーのレジでは、こまめに端数を払っている由里姉ちゃん。
お釣りとしてペニーをもらうことは滅多にない。
なのにどんどん増えちゃうのは、道端にそれが落ちているから。
こっちの人、男の人は特に、小銭入れを使う習慣があまり無いらしく
硬貨はズボンのポケットに入れてる人が多いみたい。
だから、駐車場で車の鍵を出すときに、小銭も一緒に出てきちゃう。
で、チャリンと落ちたそれを、面倒だから拾わない。
細かいのがジャラジャラ入ってると重くて邪魔だから、わざと捨ててる人もいる。
なので、アパートの駐車場を抜けて、ファストフード屋の駐車場を斜めに近道して、
スーパーの駐車場を越えて…ってお買い物コースをたどると
毎日2、3枚のペニーが拾えちゃう。
拾わなければいいの。たかがペニー。今日の相場で、1円22銭の価値しかない。
実際、日本で1円玉が落ちてても、「勿体無いな」とは思っても、拾いはしなかった。
なのにペニーはついつい拾わずにいられないのは、ペニーが銅貨だから。
大きさは違うけど、色は十円玉と同じなの。
(十円玉は迷わず拾う由里姉ちゃんです。)
駐車場の、あるいは道端の小さな銅貨に「拾ってくれ〜」と訴えられて
日増しに重くなっていくお財布。パンパンに膨らんで、もう、はちきれそう。
でも、ありがたいことに、解決策はちゃんとある。それは…(明日に続く)
(連載…かなりネタに困ってきた証拠かな? 由里)
4月23日(月)
昨日、牛乳の1ガロン(3.8リットル)容器を買って、スーパーから20分歩いてきたら
今朝になって、左の上腕が筋肉痛です。
片腕だけに負担かけないように、抱いて帰ってくれば良かったのでしょうが
(日本で5kgの米袋を買ったときは、いつもそうしてた)
牛乳、異様に冷たいんですよ。体にくっつけてると凍傷になるんじゃないかって位。
なので、容器の取っ手に厚い布を巻いて、体からなるべく離してぶら下げて来たの。
うう、痛い。
いつもは重い物は夫の車で買いに行くんですが
今週は夫が少し体調を崩して、運転ができない状態だったのね。
もう少し小さいパックの牛乳も売ってるのだけど
1リットルも1ガロンも値段は殆ど違わないんだもん、
誰だって量の多い方を選ぶわよねーっ。

夫は既に元気になってるのですが、私の腕はまだ痛いです。とほほ。(由里)


4月22日(日)
談話室のついでに、お酒の話。
ダラスでは、現在も一部、禁酒法が生き残っています。
市内のかなり広い区域が「ドライ(禁酒)エリア」というのに指定されていて
エリア内では酒屋は開業できないし、スーパーなどでも酒類を販売していません。
レストランでも、少々のお金を出して「飲んでもいいよ」という会員カードを貰わないと
1滴も飲ませて貰えません。
もっとも、かなり形骸化してきているようで、有効期限のとっくに切れたカードでも
ちゃんと飲めちゃったりするらしいですが。
うちは「飲みたいけど、運転しなきゃいけない夫」と「飲めない妻」の夫婦で
どっちみち外で飲むことは無いので、カードは作っていません。
でも、1人がカードを持っていると、同席者全員が飲めることになっているので
日本からの出張者(特に社外のお客様)の相手をする立場の人だと
自分は飲まなくてもカードだけは持ってる、なんて人もいるらしい。
その場合、カードの取得費用は「接待費」として会社に請求しちゃうそうですが。

酒の販売が可能な場所でも、日本と較べて年齢の確認は非常に厳しいです。
テキサス州の運転免許を持っていないが為に、売って貰えなかったことも何回か。
日本のパスポートなんか、本物かどうか敵には判らないのだから、仕方ないけどね。
但し、それはダラスに来た当初の話。
最近は、身分証を提示しなくても、すんなり売ってもらえることが殆どです。
あの頃、なにかの理由で取締りが厳しくなっていたのか、
それとも海外での苦労から2人ともすっかり老けこんで
誰の目にも酒が飲める年齢に見えるようになったのか、…う〜ん。
あんまり、後者であって欲しくないな。 (由里)


4月21日(土)
いぇ〜い。ダラス・スターズは4勝2敗でプレーオフ2回戦に駒を進めました。
とっても嬉しいんだけど、嬉しいんだけど、え〜ん。
このまま勝ち上がっていったら、銀行のお金が物凄い勢いで減っちゃうよ。
アイスホッケーの試合会場は、あんまり美味しいもの売ってないし
2回戦はおとなしくテレビ観戦かなぁ。
4月20日(金)
今日のお昼は、しばらく前に中華系スーパーで買った、インスタントの汁ビーフン。
乾燥麺と調味料の粉と脂が袋に入って1人前、インスタントラーメンと同じ形ね。
ビーフンの名産地、台湾の新竹市の製品なので、とってもワクワク。
さて、いくらラーメンと似た形状と言っても
「調味料を丼に入れてお湯で薄めておく」とか「いったんお湯を捨てて…」とか
微妙に作り方の違う製品もあるので、裏面の「食用方法」に目を通します。
中国語なんか知らないけど、漢字を眺めれば大意はつかめます。
なになに、小心蒸煮1分鐘。ほぉ、1分で出来ちゃうの。早いのね。
念の為、小さな字で印刷されてる英語の説明も見てみます。
「それは3分間の沸騰の後に(食べる)準備ができているでしょう」…え、3分??
1分鐘=1分間という私の読解が間違ってるのかな。(どーなのですか、母上?)
過去に香港の出前一丁の2ヶ国語の説明文を読み比べて、そう理解したんだけど。
(語学は駄目だけど、暗号読解も含めてパズル大好き)
…台湾人は堅めが好きだから1分で、ドロドロを好むアメリカ人は3分。…違うなあ。
悩んでる間にお湯が沸いたので麺を投入、1分後にまず1口食べてみました。
まだボソボソだったので、英語表記に従って3分茹でました。
1分のときと同じ、やっぱりボソボソでした。
でも味は良かったので、また買おうかな。(由里)
4月19日(木)
ゆで卵、ようやく食べ終わった〜。
日曜日に茹でたのを木曜に食べるって、ちょっと危ないかも。
でも、誰もお腹こわさなかったから大丈夫。
とにかく、当分はゆで卵なんか見たくないと思うのでした〜。
(プリンとか、カスタードクリームとかなら見てもいいの。くす。)
4月18日(水)
うちの窓のすぐ下に、アパートのプールがあるの。
たとえ人工物でも、「水」のある風景は大好きだから
この部屋の眺めは気に入ってたのだけど、
…思わぬ落とし穴があった〜。
初夏を迎えて、プールに人が集まり始めたの。
小さいプールだから、まともに泳ぐのは無理。
子供が浮き輪でパチャパチャしてることもあるけど、
ふだんはデッキチェアーで日光浴する大人の方が目立つ。
で、その人達が、ラジカセを鳴らしてるんだよね。大音量で。
今の部屋に引っ越してきたのは去年の7月で、
そのころはもう、昼間は誰もプールを使ってなかったから
(夏のダラスで甲羅干しなんかしたら、黒焦げになっちゃうからね)
今まで、ちっとも気付かなかった。くすん。
これからしばらく、うるさいのかなあ。ちょっとウンザリ。
唯一の救いはね、流れてくるのが英語の音楽だってこと。
ここで暮らして、少しずつ「好きな歌手」「好きな歌」ができてきたけど
「嫌いな歌手」はまだいない。
日本語で、嫌いなアイドル歌手の歌を
エンドレスで流されたりしたら、たまらないもんね。
4月17日(火)
ちょっと風邪ひきました。
夫には晩飯いらないと言われてるから、買い物も料理もしなくていいし
薬を飲んで昼間ず〜と寝ておりましたら
思った通り、夜になって眠れない。
眠れぬ夜は更新作業、と言いたいところなのだけど
頭はボンヤリしてるので、かなり無理。うう。
暇を持て余す午前3時です。(由里)
4月16日(月)
日本に行ったら食べたいと思って、お店の場所を調べるために
「カフェドゥモンド」を検索してみたの。
約33件のページが見つかりました、って言われて
ぎょ。2番目が……ぼくの旅行記・ニューオリンズ編だった。
なんで、こんなページが。世間様に申し訳ないような、ううう。
でも、残りの32件もほとんど全部ニューオリンズのお店の情報で、
日本のお店の紹介が全然見つからない。
あっちこっち調べまくって、やっと判った。
日本語表記は「ドゥ」じゃなくて「デュ」だったの。
「カフェデュモンド」で調べたら、お店の場所が見つかった〜。
日本のお店は高いだろうな、って思ってたけど
意外や意外、今の円相場では、むしろ日本の方が安いくらい。
うふふ。楽しみだよ〜。
でも、他にも食べたい物がい〜っぱいあって、
計算したら1日3回おやつを食べて、4回食事をしないと計画を消化できないの。
ちょっと、大変。
4月15日(日) イースター
つん太の図工教室〜イースターエッグの色付けをしよう〜
*用意する物
・ゆで卵たくさん
・イースター用、食用色素6色セット(量販店で1ドル程度から)
・空になったペットボトル6個(前月からちまちま溜めこんでおく)
・ペットボトルのふた6個(前月からちまちま溜めこんでおく)
*さあ作ろう
・ペットボトルの上半分を切り落とし、コップ状にする。
・そのコップに、染め粉を半量だけ、指定よりも薄く溶く。
・そこに卵を浸けて、全体を軽く着色。下地を黄色にすると、綺麗に見える。
・両端をピンクや黄緑に染めて、乾かす。
・ペットボトルのふたをパレットに、残りの染め粉を指定よりずっと濃く溶く。
・それを爪楊枝の先につけて、着色済み卵に模様を描く。
・色水で濡らしたちり紙の上に卵を転がしたり、
生乾きのところに別の色を重ねて滲ませたりしても面白い。
…でも本当は、卵の形のチョコの方が好きなの。
明日はきっと、卵チョコが半額になるよ。楽しみ!(つん太)

卵の彩色は面白いのだけど、後が大変。
1ダースのゆで卵を、どうやって食べきろう?
しかも明日から3日間、夫の帰宅が遅く、夕食要らないと言われてる。
イースター前の特売で、1ダース49セントだった卵。
値段のことだけ言うなら、食べずに捨てちゃってもいい位なんだけど
心がずきずき痛みます。
朝昼晩と、おやつもゆで卵。体、こわしそう。(由里)

 

4月14日(土)
負けた試合で審判の悪口言うのはみっともない。
わかってるけど、でも、今日の審判はひどすぎたっ!!
今日のダラス・スターズ対エドモントンのホッケーの試合。
第1ピリオドから、すでにおかしなジャッジだったから
第2・第3ピリオドの開始時は、審判の入場をブーイングで迎えたの。
敵チームへのブーイングより、大きなブーブーだった。
4-3で負けて、さて、あの審判は生きてダラスから帰れるかしら。

…それにしても、アメリカ人って、ばか。
入場者全員に、小さなタオルが配られたの。
端をつかんで振り回す応援グッズ+今日の観戦の記念として。
んで。試合終了間際に理不尽なペナルティをとられて
怒り狂った観客が、いろんな物をリンクに投げ込んだの。
雑誌とか、紙コップとか、その配られたタオルとか。
でも、でもさ。丸めて縛って投げるとか、しないんだもん。
タオル1枚そのまま投げたって、リンクに届く訳ないってば!
前の方の席のお客さんの頭の上に、大量のタオルが舞い落ちてた。
くすす。

 
 試合前、ボランティアのお姉さんに
 スターズ印を描いてもらって
 ゴキゲンの由里姉ちゃん。
 帰るときは荒れ狂ってたけど。

4月13日(金)
M兄ちゃんが寝坊して出発が遅れたので、チョコレート屋さんまで行けませんでした。ぷんぷん!!
でも、お花が綺麗だったから、いいの。
ぼくたちの好きな湖のほとりのお花見ポイントが、なぜか今年は全然咲いてなくて
他の場所を求めてさまよってたら、広い広い原っぱ一面にお花が咲いてる場所を見つけたの。
「青い絨毯をしきつめたような」って説明が観光パンフに書いてあるのだけど
その状態をちゃんと見たのは今年が初めて。ちょっと嬉しかった。
私有地で、中に入れなかったのが心残りだけど。

由里姉ちゃんは、お花とぼくの写真を撮ろうとして草むらに踏み込んで
うっかり蟻の巣を踏み潰しちゃったみたいです。
チクッと傷みが走ったので脚を見たら、蟻さんたちが這い登ってきてたって。きゃあ。
由里姉ちゃんは「あれはファイヤ・アンツだ」って騒いでる。
この辺に住んでる狂暴な蟻で、巣を踏むとワラワラ湧いて出てくるの。
噛まれると、火をつけられたみたいな激しい痛みがあって、あとで熱も出るんだって。
でも、由里姉ちゃんの傷みはただの「チクッ」だったから
きっと、ただの普通の蟻だったんだとぼくは思うの。


4月12日(木)
明日はGood Friday、キリスト受難の金曜…わあ、13日だ。ついでに仏滅。むむむ。
M兄ちゃんの会社は、お休みになるの。嬉しいな。
ダラスの南、約50kmほどのところにあるエニスって町に
テキサス州の花・ブルーボネットのお花見に行きます。
藤の花に似てるけど、ぶら下がってるんじゃなくて、地面に立ってるの。
とってもとっても綺麗です。…でもぼくは、花より団子。
エニスから更に南に25kmの町まで足を伸ばすと
ぼくの大好きなチョコレート屋さんの工場直売店があるの。
とっても安いし、試食もできる。絶対に連れてってもらうんだ〜。
土曜はアイスホッケー。日曜はゆで卵に色を塗って遊ぶの。
ひさびさに有意義な週末になりそう〜。
4月11日(水)
一時帰国が決まったので、台所の整理を始めた由里姉ちゃん。
うわあ。出てくる出てくる、蓄えてあった日本食の数々!
食料倉庫には「サクマドロップ」と「ハイチュウ 青りんご」。
冷蔵庫の引出しの中には、日本から来た人がお土産にくれた、一口羊羹。
冷凍庫の奥からは、秋にM兄ちゃんが日本出張して買って来てくれた「ひよこ」。
封を切ってない、去年の「新茶」も発掘されちゃった。(もしかして、一昨年のかも??)
…いつか食べよう。ものすご〜く嬉しいことがあったとき、お祝いに。
それとも、心がとっても疲れちゃったときに、お見舞いに。
そう思って、みんな、大事に大事にしまっておいたの。
でも、いい加減、賞味期限も切れてるし、新しいのがもうすぐ買えるんだから、
もう食べちゃってもいいよね。もぎゅもぎゅ。
食べながら思うの。もうすぐ何でも食べたい物が食べられるってときになって
始末するみたいに慌てて食べるの、損かもしれない。
でも、倉庫の中にドロップスがあるって思うだけで、安心なんだよね。
そーいえば、由里姉ちゃんの実家の冷凍庫には、いつも苺ジャムが入ってた。
毎年5月に大量に作って凍らせて、食べるのは翌年、新しい苺ジャムを作る季節になってから。
どうせなら秋口くらいに食べた方が美味しくて楽しいだろうのに
でも、秋に全部食べちゃったら、冬に苺ジャム欲しくなったときに困るもんね。
だから、ず〜っと手を付けずに保存してあったんだなぁ…きっと。
4月10日(火)
この国に来るとき由里姉ちゃんは、大量のヘアピンを買い込んで来たの。
蒼い瞳に金髪の国じゃ、黒いピンは手に入らないと思ったみたい。
でも、暮らし始めてから落ち着いて周りを見回せば、黒人の髪って黒いんだよね。
メキシコ系の人達も黒髪だし、アジア人だってたくさん住んでる。
スーパーの棚に、何か黒っぽい色のピンがぶら下がってるのも確認できたし
「こんな無駄な物運んでくること無かった〜」って泣いてたの。
ところが、さて、その大量のヘアピンも残り僅かとなり、新しいのを買いに行ったら
…無い。黒いと思って見ていたピンは、全部茶色だったの。
それも、茶色の髪に合わせて茶色く塗装したって感じじゃなくて、
塗装技術が低くて漆黒にならなかった、って茶色。これは、つらい。
テキサスの太陽に負けて、由里姉ちゃんの髪の毛は、かなり茶色。
でも、茶色のヘアピンには違和感があるの。
デパートのアクセサリ売り場とかで高級品を探せば、黒いのもあるのかな。
…とにかく、一時帰国のお買い物一覧表に、追加。ヘアピン、前回よりも更に沢山。
4月9日(月)
アイスホッケーのプレーオフ、土曜の切符が買えたの。
2月に行ったときと同じクラスの席で、お値段2倍。
…高い料金を払ってるんだから、派手に乱闘してほしいな。
ぼくは平和主義者だけど、ホッケーの殴り合いだけは大好き。
でも、プレーオフは、レギュラーシーズンほどには乱闘してくれないの。
後が無いトーナメントだから、出場停止くらったり怪我したりしたら大損なんだって。
ちょっと、つまんない。ぷんぷん。
4月8日(日)
アイスホッケーのレギュラーシーズンが終わりました。
我らがダラス・スターズは、とりあえず順調に、プレーオフに駒を進めました。
 #大雑把にいうと、大リーグの仕組みと同じ。最初にリーグ戦(レギュラーシーズン)をやって、
  そこで成績のよかった8チームでトーナメント(プレーオフ)、地区優勝が決まるの。
  んで、東西両地区の優勝チームが一騎討ち、北米チャンピオンが決まる。
  (詳しい人からは抗議が来そうな、大雑把な説明)
  今は、このリーグ戦の結果が出た段階。
ダラスは一応強いチーム(一昨年のチャンピオン)なので、
プレーオフには「出るのが当然」という空気があるらしい。熱くなるのは、プレーオフから。
予選が終わって、いよいよ本大会、くらいの気持ちかな?
そんな訳で、窓にスターズの旗を立てて走ってる車が目立ち始めました。
ぼくたちも、ちゃんと買って用意はしてあるのだけど
盗まれるのがイヤでまだ取り付けてないの。
前に、ハンバーガー屋でもらった車のアンテナ用のアクセサリーを
取りつけ後30分で何者かに盗まれる、っていう悲しい経験をしてるので。
…走るときだけ窓に付けて、駐車場では外して車内に入れとけばいいのだけど
面倒だもんね。…ど〜しよっかな。
4月7日(土)
あっちこっちの道路の中央分離帯が今、とっても綺麗です。
たくさんのお花が咲き乱れてるの。
個々のお花の名前はよく知らない、前に調べたけど忘れちゃった。
いろんな種類のお花をひっくるめて「ワイルドフラワー」っていうの。
本当に「野生」なのか、種まきなんかは人間がしてるのか、それも判んないけど
薄紫、ピンク、水色、とっても見事です。
来週あたりは、「ブルーボネット」っていう、テキサスの州花が見頃になるはず。
と〜っても綺麗なの。
日本人が桜を愛でるように、テキサス人はブルーボネットを愛でる。
ぼくたちも、ブルーボネットのお花見に行く予定なの。
晴れるといいな。
今日は、ダラスには珍しい、じめじめ鬱陶しい天気でした。
4月6日(金)
うちには、『11ぴきのねこ』のぬいさんが1匹いるの。
いつもニコニコ、ひたすらゴキゲン、幸せなぬいさん。名前は「のぼ」。
『ゴールドフィッシュ』っていう、お魚の形をしたクラッカーが大好きで
1袋食べ終えちゃったときは、ちょっぴり悲しい顔になるけど
すぐに「明日は、新しいお味の金魚さんに会えますね」って立ち直る。
のぼの辞書に、不幸せなんて言葉はないと思ってた。

今日、『11ぴきのねこ』の作者、馬場のぼるさんが亡くなったそうです。
新聞社のウェブサイトでそのニュースを読んで
のぼは、やっぱり、いつも通りに笑ってました。
平気なのかな〜と思ってよく見たら、笑った顔のままで泣いていました。
ちゃんと泣いた方が、ラクなのに…
不幸せなのぼを見てると、ぼくたちも悲しい。早く元気になってくれるといいな。


4月5日(木)
ず〜〜〜っと待ってた荷物が、日本から届いたです。
先月29日に発売になった、漫画の新刊が1冊。ああ、ただひたすら感謝。
通販の利用じゃ、ここまで幸せにはなれません。持つべきものは友人。
箱の隙間に詰めてあった新聞紙を広げて読んで
(「連載小説第81回の前半だけ」とか「今週の主な交通取締り情報」とか
今の私にとって無意味であればあるほどに嬉しいの。)
そしたら、中から転がり出た物体が。
ぅわああ。これは、今年のドラえもんの映画入場者プレゼントだっ。
お子さんと一緒に見に行ったと聞いて、「はねドラ君、欲しいぞ」と口走ったことがあったけど
ましゃかましゃか、本と一緒に送って頂けるなんて。うう。
もう、京都には足を向けて寝られません。
私のベッドの足元は南西の方角。日本からみたダラスって、たしか、北東だったはず…。う。
布団の中で斜め〜真横になってることも多いから、ま、いっか。
感謝です。深く深く感謝です。だから、来年の3巻発売時もよろしく。はあと。(由里)

漫画の中に、日本のスナック菓子の名前がた〜くさん出てくる所があったの。
ぼくは本当は甘い物の方が好きだけど、スナックもやっぱり好き。
漫画を読んでたら、食べたくなっちゃった。
ドンタコス、カラムーチョ、ポリンキー。日本食屋に行かなきゃ無いなぁ。しくしく。
あ、でも、とんがりコーンのニセモノならある!
先週スーパーで見つけた、こっちの大手食品メーカーのコーンスナック。
色も形も大きさも、とんがりコーンそっくりなの。
思わず買っちゃって、戸棚の中に入れてある。あれを食べよう、うふふ。
……「ケロッグ・コーンフレークに塩を振った味」でした。落ち込み。
本物のとんがりコーン、買ってもらお。(つん太)


4月4日(水)
如茂 野茂君、やってくれましたねぇ。うふふ。
こちらのスポーツニュースでも、とても大きな扱い。嬉しいです。
もっとも彼、最近は少しは英語が喋れるようになってしまったようで、私としては、少し寂しい。
昔、ピンチになった野茂の回りに内野陣が集まってる場面をテレビで見ました。
解説者が「(英語で)なんたらかんたら、しかし、彼(野茂)は英語が判らない」
一生懸命に話し掛けるピアッツァ君と、ただボーッと立ってる野茂。きゃあ!
いいぞ、野茂。頑張れ。英語を喋ることだけが国際化じゃないぞ。
日本語しか話せなくたって、能力次第では、立派に生きていける。
一緒に頑張って、この国で身をたて 名をあげ、やよ はげもうね…
…あのとき、そう、堅く誓ったじゃないか。
1人だけ抜け駆けなんて、ずるいぞ。裏切り者っ。…くすん。

町中で日本人を見ると、な〜んか、目をそむけてしまうことが多いです。
みっともない部分ばかりが目に付いて、とてもイライラするのです。
きっと私は日本人が嫌い、日本が嫌い、あめりか大好き、…なのだなぁと思って
そんな軽薄な西洋かぶれな自分を嫌ってたのですが
今日の野茂君の活躍は単純に嬉しくて。
思うに私は、日本人が好きなのね。
好きだからこそ、日本人の些細なマナー違反が許せない。
私の理想の立ち振る舞いをしてくれない日本人から、目をそむけちゃう。
そーゆーことだったのですね、たぶん。
明日はきっと「野茂に群がる日本の報道陣」の報道を見て
また、ああみっともねぇなぁ〜と思うことでしょう。
頼むからやめてくれぇ、と叫びつつ、
インターナショナルチャンネルのフジサンケイ・プロ野球ニュース、
最初から最後まで見ちゃうんだろうな。くすすっ。
(えっと、もちろん私自身も、よそ様が目を逸らしたくなるような格好悪い日本人です。
自分だけはちゃんとしてる、などとは、これっぽっちも思っとりません、汗汗) (由里)


4月3日(火)
う〜ん。世の中は、うまく行かない。
調べたら、NHKが放送するのは、マリナーズのホームゲームだけなんだって。
ノモやイラブのときは、先発試合、全部やってたのになぁ。
内野手じゃ、出場試合が多過ぎるのね、やっぱり。
日本人投手が来そうな日を狙って、レンジャース戦を見に行くしかないのかな〜。
ぼくたちは、週末じゃなきゃ都合がつかないし…難しい。
4月2日(月)
ワイルドライスのプディングを、由里姉ちゃんが作ってくれました。
まず、ワイルドライス60ccを45分くらい茹でることになってたの。
ところが、「花が咲く」状態(みのくまさんの掲示板、3/27参照)を見たくて
まだかな、もうちょっとかな、あと一息、と茹で続けてたら
いつの間にか、1時間半たってたの。ありゃ〜。
茹で上がり250ccの予定が、膨張しすぎて400cc。これ…全部使うの?
仕方ないから、250ccだけをプリンにして、
残りの150ccは、とことん茹で続けてみました。
1時間半の時点で「咲き始め」だったワイルドライス、
それからさらに1時間半加熱して、見事に満開になりました。
暇な人じゃないと、やってられないね。
プリンの方は、牛乳180ccと茶色のお砂糖30ccと合わせて煮立てて
溶き卵1個を混ぜてもっと煮て、どろっとしてきたら耐熱皿に入れるの。
プリンより、カスタードクリームに近いかな?
薄切りの桃缶を上に並べて、茶色のお砂糖を上から振って、
オーブンで軽く焦げ目が付くまで焼いて、出来あがり。
冷蔵庫で冷やして、夜のデザートに食べました。
美味しかった。……桃缶が。
普通の白いお米で作ったら、もっと美味しいかも。
3時間茹でたワイルドライスは、夜のカレーに混ぜて食べました。
 
 上が花咲いた状態。
 左下は加熱前。
 右下は白米です。

4月1日(日)
4月の第1日曜、今日から夏時間。ちょっと時差ぼけぎみです。

ここで今ぬいが増えすぎると、いつか日本に戻るときのお引越しが大変。
だから最近は由里姉ちゃん、欲しいぬいさんがいても涙涙で我慢してたの。
でも昨日、禁を破ってラミリーちゃんを連れてきて、
ちょっとタガが外れちゃったみたい。
今日また、新ぬいさんを捕獲してしまったの。
オオアリクイさん。ず〜っと前から、由里姉ちゃんが狙ってた子です。
お名前は「檜」。
由来は「今日は、4月1日だ」から始めた、由里姉ちゃんの連想ゲーム。
「4月1日といえばOO。OOといえばXX。」ってず〜っと続けて、
最後に「##といえば檜」に辿り着いたんだって。
大きな尻尾を広げると、長さが45cm、幅は25cmくらいあって
お布団みたいで気持ちいいです。

 

最古(2000年11〜12月)//2001年1〜3月//2001年7〜9月//最新(2014年)の日刊つん太へ